MRTの乗りこなし~リユースキップと悠遊カード~台北84
台北キップの買い方は,まず行き先を押してからお金を入れる。日本とは逆である。出てくるキップは日本で言うテレホンカードのようなプラスチック製のカードである。回収して何回も使うので,リユースが根付いている。日本では回収したキップからトイレットペーパーを作っている私鉄もあるらしいが。 東京などではようやくPASMOやSUICAといった,鉄道・バス共通のチャージカードが出てきたが,台湾ではもうかなり前からこのようなキップは使われている。悠遊カード(Easy Card又はウィズユーカード)とよばれ,鉄道(MRTのみ)だけでなく台北市内のバスと共通であるとともに,20%引きになるのでとてもお徳である。日本はこのような割引制度がなく,消費者にとって前払いのメリットはない。キップをいちいち買わなくてよい,というだけである。自分がその日どの区間を乗り,どのくらい使ったかは,パスモやスイカではわからないが,実はこの悠遊カード(easy card)は駅のインフォメーション(改札の外)の脇にある機械にカードを乗せると,画面にその日乗った区間や差し引かれた料金一覧が表示される。とにかく消費者の利益になるように考えられている。日本でもし区間を確認するとしたら,カードリーダー(ソニーのパソリ)をパソコンにつないで見るしかない。 (2022年追記)その後スマホのアプリで簡単に見ることができるようになったことを付け加えておく。【2008/7/22(火) 午後 9:17】 |
MRT市政府駅の広々としたホーム(日本の地下鉄のように邪魔な柱がない)
