渡嘉敷島日帰り旅17(最終回)<フェリーで那覇へ>~渡嘉敷島18
渡嘉敷島渡嘉敷島を早回りでほぼ1周し,港に戻ってきたのは午後2時30分。那覇行のフェリーは午後4時出港なのでまだ1時間半もある。ただし乗船開始は午後3時からなので,あと30分ほどだ。まだ観光シーズン前なので,観光客は少ない日だが,島に宿泊研修に来ていた本島の小学生が100人くらい乗船していた。【2022/7/19(火) 午前 5:00】 |
↓出港を待つ「フェリーとかしき」(出港1時間半前)

渡嘉敷島日帰り旅16<渡嘉敷集落に戻る>~渡嘉敷島17
渡嘉敷島渡嘉敷島を早足で一周し,最後に美しい小島を見ながら,渡嘉敷集落に下りていく。渡嘉敷集落は渡嘉敷島にある3つの集落では一番大きく,役場,学校,港などがあり島の中心地だ。とは言っても人口は数百人で,集落の端から端まで歩いても10分もかからないのではないだろうか。集落の道路に人影は見当たらない。滞在中この集落を2回通り抜けたが,一度も人の姿を見かけることはなかった。住宅はそれなりに密集している。たまに赤瓦の古い家屋は見られるものの,コンクリート造りの建物が多い。【2022/7/13(水) 午前 5:00】 |
↓美しい島々を見ながら下山

渡嘉敷島日帰り旅15<「港の見える丘展望台」へ>~渡嘉敷島16
渡嘉敷島「アラン展望台」で渡嘉敷島の東側の海を見た後は,林道を少し北に移動し(2~3分),林道ふれあい施設と銘打った「港の見える丘展望台」に着いた。横浜に「港の見える丘公園」があるように,渡嘉敷島には,そのものずばり「港の見える丘展望台」がある。林道から階段を上がると展望台しかないので,「公園」とは名乗れない。渡嘉敷港が一望できるのは確かだが,少し離れているので,すぐ眼下に見えるというわけではない。むしろ,東西に細長い渡嘉敷集落のすべてが見渡せる眺望は捨てがたい。展望台そのものは簡易的な2階建てで,寛げるような場所にはなっていない。【2022/6/19(日) 午前 5:00】 |
↓「港の見える丘展望台」入口

渡嘉敷島日帰り旅14<林道を「アラン展望台」へ>~渡嘉敷島15
渡嘉敷島渡嘉志久集落を後にして,丘に上がり,主要道を港に戻ろうとしたが,島東側の眺望も見たくなり,主要道を右折し,300mほど行った分かれ道から林道に入った。簡易舗装を施した1車線道路で,曲がりくねり,起伏もある。対向車はなく,走りやすいが,両側を道路に覆いかぶさるように草木があり,見通しは前だけである。しばらく走ると,阿波連集落からのもう一つの林道が合流し,港に通じる道路は主要道とこの道路だけとなる。前者が谷間を走り,後者が山中を走るが,東側の海沿いに出ると眺望はこちらの道路の方が格別に良い。ようやく「アラン展望台」に着いた。見晴らし台だけの展望台で,東側の海が一望できる。【2022/6/7(火) 午前 5:00】 |
↓林道を東に向かう

手前に渡嘉敷港の目の前にある城島が,後方には前島が,遠くには,霞んで見えないが沖縄本島が見えるはずである。この展望台では,11~3月はホエール・ウォッチングが楽しめる,となっている。行ったのは3月だが,ホエールらしきものは見えなかった。といっても肉眼ではなかなか判断しにくい。見晴らし台に望遠鏡を設置してほしいものだ。「アラン展望台」から見える景色は満足するものであることは間違いない。 |
北側の山の上には,最初に通った「国立沖縄青少年交流の家」が見える。ずいぶん高い場所にあるものだ。 |
渡嘉敷島日帰り旅13<渡嘉志久地区にある戦争の跡>~渡嘉敷島14
渡嘉敷島「旧日本軍特攻艇秘匿壕」は渡嘉志久集落の南側,渡嘉志久ビーチ沿いの公園の斜め向かいにある。このような秘匿壕は島に多く,宮古島にもある。敷地の奥まった場所に特攻艇を秘匿した洞窟があるらしいが,この場所も,沖縄ではよくあるハブ出没地らしいので,茂みに入ることを諦めてしまった。ハブ出没地という立て札があるゆえ目的地を諦めたのは渡嘉敷島では2度目である。渡嘉志久ビーチを訪れた人もこの場所にはほとんど見向きもしないと思われるが,勇気のある人は茂みに入って見てくるのもよい。それにしても,この特攻艇,いくら材料に窮していてもベニヤ板製では,すぐに水が浸みてきて沈むのではないだろうか。使用前に米軍に上陸されたから,一度も使われることがなかったようだが。【2022/5/22(日) 午前 5:00】 |
↓ビーチ前の公園を後にして
