慕田峪長城へ8(最終回)~北京31
北京慕田峪長城見学を終え,チャーターした車のある駐車場へ向かう道沿いには露店が並ぶ。北京の中心部からは車で2時間もかかるここまで販売の仕事をしに来ているとは思えないので,周辺に住む人の本業あるいは副業で営む露店だと思われるが,どの商品を見ても購入どころか見る気にもならないものばかりである。「どうして山間に来て買わなければならないのか?」と思える商品ばかりである。地域の産物などを売る日本の「道の駅」のような発想はないのだろうか。稀に何かを購入している人を見かけたが,この露店ストリートでは珍しい存在である。 途中にこの長城周辺の地図があり,長城に上ってきたリフトの駅のさらに,よりいっそう上に向かうロープウェイがあることが載っていたが,すでに時間はなく諦めざるを得なかった。二度と来ることのないであろう長城なので,これっきりになるのは残念だ(今後八達嶺長城に行くことはあっても)。日本語の説明書きがあったが,読まずに写真に収め,先を急いだ。途中に,案内板が示していた,国営レストランの「長城餐庁」があった。国営というと,ある程度規模がある,あるいは豪華と思い込みがちだが,ただのオープンカフェである。【2021/3/19(金) 午後 8:00】 |
↓あまり興味の沸かない品々が多い
