掲載写真23700枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
「世界三大がっかり」のうち,シンガポールの「マーライオン」,コペンハーゲンの「人魚姫像」については,都市としてはどちらも訪れているが,巷で「がっかり」と言われていたことと,時間もなかったので実物を見たことがない。ついにブリュッセルで初めて世界三大がっかりの一つを見ることになった。グランプラスからは数分歩くが,来たついでに世界三大がっかりの一つぐらいは見ておかなくてはという思いが先に立った。グランプラスからは裏通りに入る。裏通りといってもグランプラスよりは空いている飲食店,とくにカフェが多い。フランスの影響を受けているので,青空カフェがとくに多い。街並みはオシャレで美しい。日本とは比較にならないほど街のデザインが研ぎ澄まされている。電柱がなく,石畳というのも点数が高い。無電柱化率は,パリ,ロンドン,香港は100%,台北95%,シンガポール93%と,ヨーロッパだけでなく,アジア諸都市も高いが,東京23区は8%,大阪は6%と,どこの後進国かと思うほど遅れている。写真を撮るうえでも電柱は邪魔この上ない。よって東京で写真を撮らないのは鉄則だ。人通りの多い通りに出て,目的地までもうすぐだ。チョコレートのマリーを発見。ベルギーではゴディバよりはるかに格上の存在だ。目的の「がっかり」のある十字路まであと50mほど。左にこれまたマリーと並ぶチョコレートの老舗ノイハウスがあり,その横に「がっかり」はある。「がっかり」は後編で。【2019/3/29(金)午後8:22】 |
右に比較的大きな広場が見えてきた。広場では少年サッカーが行われている。ウブド中心部にもサッカーができる広場があり,時々少年サッカーが行われているが,大人のサッカーは一度も見たことはない。バリ島の少年だけではなく,外国人の子どもも混じっている。サッカー場から先,ニュークニン通りに出るには,西に進み左に曲がりニューブラン通りを南下する方法と,このまま直進し,ニューガディン通りを南下する方法の2つがあるが,距離はどちらも同じ。迷わず直進することとした。ニューガディン通りに入ると,宿泊施設は減り,民家や寺院が多くなり,時折スパや土産屋が目に入ってくるが,モンキーフォレストからも離れ,観光客も減ってくる地区なので,開店休業状態だと推測する。まもなく,珍しく東西に走る主要道のニュークニン通りに出る予定。【2019/3/29(金) 午後 8:00】 |
「チョロン(地区)」と言うのがチャイナタウンのことなのだが,ベトナム自体中国系の人が少なくないので,改めてチャイナタウンがある必要もないのだが,と思ってしまう。チョロンは市の中心部(1区)から西に8kmほど行ったところ(5区)にあるが,バンコクのチャイナタウン以上に広い。明確にここまでと言う線引きはできないが,タクシーやバスでの移動中に漢字の看板が目に入ってきたら,チャイナタウンと言って良いだろう。少なくても縦1km×横3kmはあるだろう。ベンタイン市場の裏からタクシーに乗ること15分,ビンタイ市場の辺りで降ろしてもらった。道路にはたくさんのバイクがあふれ,市の中心部とそんなに変わりはないが,近代的な高層ビルは姿を消し,店舗と住居が同居する数階建の建物がほとんどだ。荷物を運ぶバイクが多く,荷物を積んだトラックも走っている。商売を得意とする中国系の人たちの仕事ぶりとマッチする。ここでは歩道にもバイクが乗り込んでくるので(荷物の積み下ろしのため),歩道といえどもけっして安全ではない。雰囲気はたしかにベトナムではあるが,空気が違うように感じる。中国や台湾の街並みよりも,道路が狭くゴチャゴチャ感があるのでそう感じるのだろう。【2019/3/29(金) 午後 7:44】 |
士林,景美,師大,基隆廟口(基隆),公館,寧夏街,饒河街,臨江街,中和興南(新北),六合(高雄),花園(台南)に続く夜市シリーズ第12弾・「三和夜市」(新北市三重區)の4回目。600mの直線道路の3分の2くらい来ただろうか。そろそろ午後7時になろうとしていて,夜市ではピークを迎える時刻だが,台北市内の夜市と比べると,人出が少ないのはもちろんのこと,とにかくのんびりした空気が漂う。売る方,買う方,どちらも暇つぶしや冷やかしに来ているとしか思えない屋台や客も少なくない。本来このような目的もある夜市なのだが,少なくとも観光客が来るような夜市ではないので,ローカル夜市ならではの佇まいを楽しむしかない。台北の人気夜市,士林や寧夏街の混雑が嫌な人にはおススメだ。交通の便はよい,値段は安い,バラエティショップやコンビニなどを含め,様々な店や屋台が並び飽きない夜市である。食事もゆっくりできる。屋台ゆえプラスティックのイスになるが,順番待ちもない。後半は何が待ち受けているか楽しみである。【2019/3/24(日)午前7:30】 |