「アヤラ・センター・セブ」の本館に戻る。ケータイショップや電器屋などがあり,生活にゆとりのある層が買っていく。地下にはフードコートがある。中編で紹介した別館で食べるのもよいが,安く簡単に済ませたければこの手もあるが,あまり落ち着く場所ではない。アジアではどの国でも鶏肉の人気が高く,上層階にあるKFCは混んでいた。夕方から夜にかけて,外のジプニー乗り場は混雑してくる。買い物をして家に戻り始めるからだ。...
Yukky's ワールドウォッチング
掲載写真26400枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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「アヤラ・センター・セブ」には,別館としてレストラン街がある。緑豊かな中庭(芝生や木立)が配置され,それを囲むような3層構造(L1~L3)の建物がレストラン街「The Terraces(ザ・テラス)」だ。世界各国のグルメが50店舗ほど並んでいる。通路は中庭に面し,散策がてら店を探す感覚の,ゆったりした設計になっている。スターバックスなどカフェもあるので,長時間の買い物ならこちらに来て休憩ということもできる。スタ...
「アヤラ」はフィリピン最大の財閥。その「アヤラ・コーポレーション」が全国に展開するショッピング・モールが,「アヤラ・センター」と呼ばれるものだ。セブ・シティの場合は,市北部の東京ドーム5個分の広さの土地に,高級デパート・スーパーマーケットの「ルスタンス」を核に約360店舗が入る,巨大なショッピング・センターをオープンしている。フィリピンのどこでもそうだが,入店時のセキュリティチェックは必須だ。警備員...
「カルボン・マーケット」は活気に満ちている。ジープニーであちこちから買い出しにやってくる人たちが,様々な商品を求めて市場内を巡り歩く。売っているものは,食料品がかなりを占めるが,日用雑貨などの生活必需品も少なくない。ただし,書籍やCDなどエンタテイメントのようなものは売っていない。たとえ売っていても海賊版だろう。これらは市内の専門店で購入するしかない。それからこの市場のローカル度は90%以上で,欧米...
アジアの諸都市には大きなマーケットがある。百貨店やスーパーマーケットが進出してこようが,マーケットは庶民の台所であり,強い味方である。そして一日中人が途切れることはない。セブ・シティの最大のマーケットは南部の,港に近い「カルボン・マーケット」だ。400m四方はあろうかという広さに,建物が点在しているが,露店も多く,食材から日用品,雑貨,衣料品,飲食店などありとあらゆるものが揃う,生活上市民には欠かせ...
フィリピンには日本のパフェに当たる「ハロハロ」というアイスデザートがある。「ハロ」とはタガログ語(現地語)で「混ざる」という意味。豆やイモ類,ゼリー,アイスクリーム,ココナッツ,タピオカなどを盛り付けた南国デザートだ。食べるときに混ぜながら,いろいろな味を同時に味わうという趣向になっている。炎天下にセブ・シティの繁華街を歩いていたら,水分補給と涼みがしたくなり,たまたま歩いていて遭遇した「The Mani...
フィリピンには,「SMシューマート」というショッピングセンターが全土で60ほどある。名前の通り,靴屋から始まったのだが,未だにその名前を踏襲している。中国系フィリピン人が創立者である。とにかくどの店舗も巨大で,日本のイオンなどむしろ小さく思えるほどだ。フィリピンでは,いかなる店舗でも金属探知機を備え,入場の際のチェックが厳しいが,その分店舗内は日本より安心かもしれない。まだ日本ではテロは起こっていな...
セブ・シティにはスペイン統治時代の遺跡が少なくない。港のそばに位置する「サンペドロ要塞」もその一つである。スペイン統治時代には外敵の防御のため,アメリカ統治時代には兵舎と使われるなど,統治国の都合で使われ方が変化している。今は平和そのもので,要塞には草木が多いため,ちょっとした公園という雰囲気になっている。要塞のまわりが建物で囲まれているので,要塞内をのんびり散策するにはもってこいであるが,セブ・...