宗廟(チョンミョ)は鍾路(チョンノ)区にある朝鮮王朝歴代の王と王族を廟である。1995年に世界文化遺産に登録されている。地下鉄1・3・5号線鍾路3街(チョンノサムガ)駅の11番出口から出て直進し(東に進む),約200mほど歩くと左に宗廟の門(入口)へ続く道路が見えてくる。土曜以外は日本語ガイドと参観しなければならないが,土曜は時間や場所の制限はなく単独で自由に見てまわれる。【2016/7/24(日)午前10:16】 |
↓鍾路3街駅11番出口を出ると,進行方向は東大門市場に続く

↓歩道左側はジュエリーショップが立ち並ぶ

↓「宗廟」の案内が見えてきたので,左折

↓突き進むと入口(蒼葉門)

宗廟は1395年に創建されたが,秀吉の文禄・慶長の役のときに焼失し,1608年に再建され現在の姿になっている。敷地内は木々が多く,都心のオアシスになっていて,散歩がてらに入場する人も少なくない(入場料1000ウォンと安いため)。建物の中心は約1200平方メートルの正殿で,現在ここには19人の王と30人の王妃の神位が保管されている。横に長いため,全体を写真に収めるのは難しいが,訪れる人の格好の撮影ポイントになっている。現在でも定期的に祭祀儀礼は行われていて,訪れた日も子どもたちが朝鮮王朝時代の貴族に扮し,何やら祭祀儀礼を行おうとする場面に遭遇した。 |
↓世界遺産登録の碑

↓3列の道は「神の道(三道〔サムド〕)」のため,歩行禁止

↓正殿の手前には幾つか建物があるが,敷地に対しては建物の面積は小さい

↓敷地内は緑が多く,都会のオアシス

↓子どもたちが当時の姿に扮し,祭礼が行われていた

↓正殿を斜め横から撮っても全体は入らない

↓4枚の写真を横につないでようやく全体が入った(クリックで拡大)

↓正殿の正門
