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ウブドの裏通り散歩(ジェンバラン通り)~バリ島28

バリ島(インドネシア)
11 /23 2013
裏通りという場合,どこまでを指すのかは,かなり主観が入る。ウブドの中心部は,東西に伸びるラヤウブド通り,南北に伸び,並行するモンキーフォレスト通り,ハノマン通りの3本がメインの通りであることは,誰が見てもそう思うだろう。これらはいわば商業ベースで見ていることになる。つまりショップの多い通りなのだ。これら3本に次ぐ通りとしては,モンキーフォレスト通りとハノマン通りを結ぶデウィシタ通りがある。短めの通りだがここにもショップが数多くある。もう少し広い範囲でみると,ショップの多い通りはあるが,この4本を除くと他は裏通りといっても過言ではない。しかし,裏通りだからといってショップが一つもなく,完全な住宅街ということもウブド中心部では考えられない。どんな道の狭い裏通りに入っていっても実はショップあるいはワルン,宿泊施設,とくにゲストハウスがあることは珍しくない。ゲストハウスのような民宿レベルの宿泊施設には,欧米人が好んで中長期で泊まることも少なくない。日本人は,バリ島=リゾートという雰囲気が強いのか,バンコクのカオサンのように安宿に泊まることはあまりないのが実態である。バリ島は物価が安いので,1泊2千円以下のゲストハウスでも,日本の観光地のホテルよりは格段に過ごしやすいかもしれない。ただし,バスタブがない,エアコンがないなど,便利なリゾートホテルに慣れてしまっている人間には不便を感じるかもしれないが。【2013/11/23(土) 午後 4:34】

↓メイン通りの一つ,ハノマン通り
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↓車もバイクも多いラヤウブド通り
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裏通りに行くと人が減る分,とたんに犬が多くなる。バリ島の犬は首輪はついていても放し飼いである。また,プードルやチワワ,ダックスフンドのようなお座敷犬はいない。柴犬や秋田犬の類の頑丈そうな,いわばワンコというにふさわしい犬が,道端にごろごろいる。狂犬病の予防接種が行き渡ってはいないため,犬には十分注意したいが,普通に通り過ぎるだけなら,吠えることもないし,おとなしい犬が大半である。道端では子どもたちの遊んでいるのが目に付く。日本と違い,遊びは外が基本である。今ではゲーム機もあるだろうが,日本の高度経済成長期を髣髴させる雰囲気のバリの裏通りには,子どもたちの甲高い声が聞こえ,台湾と同様,どこか懐かしい気分に浸れる。表通りには洒落たレストランやカフェが並ぶが,裏通りの主役はワルンである。ワルンは雑貨屋兼軽食堂である。間口の狭い店先の奥にイスとテーブルが並び,ナシ・チャンプルが食べられる。値段も安く,100円くらいから。欧米人はこのような店が好きらしく,裏通りにワルンの人気店が少なくない。

↓裏通りにはとくに犬が多い
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ハノマン通りから東に二本行った裏通り(ジェンバラン通り)に入ってみた。ほぼ住宅街である。住宅街といっても日本の住宅街とは明らかに違う。小さな寺院がいくつもあり,街路樹はないものの,住宅の敷地内には熱帯の樹木や花が密集している。歩道はないが,車がすれ違えるだけの道幅はある。車はめったに通らないが,バリでは自転車兼自動車の役割を果たすバイクがわりとひっきりなしに通る。子どもが遊び,犬が何匹もうろついている。高度経済成長期の日本の路地裏を見ているようだが,景色はまるで異なる。時々雑貨店兼軽食堂のワルンやゲストハウスと思しき建物もあり,この辺りではまだ完全な住宅街とはいえない。何しろ賑やかなハノマン通りまで2本しか道路を隔てていないのだから。欧米の旅行者にもリッチ派とバックパッカー系が存在し,この辺に宿泊するのはもちろん後者だ。熱帯アジアを満喫するには,エアコンなどがなくファンだけのゲストハウスで寝泊まりし,ワルンで食事をするのが望ましいかもしれない。この通りには実は北の端に本屋がある。外には絵ハガキなどが売られ,小さな店だが,ウブドでは他に本屋らしい本屋がないので,立ち読みするとよい。日本では手に入らないものばかりだ。

↓ジェンバラン通りの南部
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↓車の往来が少ないので,犬が寝るには好都合
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↓ビルヤードをする若者と目が合った
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↓門扉は開けっ放しなので,家の中まで丸見え状態
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↓道端で見かける神の像
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↓人通りは少なく,バイクがたまに通る程度
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↓寺院があちこちにある
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↓地元の人専用のビューティーサロンもある
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↓北の端のラヤウブド通りが近づくにつれ,賑やかになってくる
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↓絵葉書が充実した本屋
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香港で見かけた日本語~香港61

香港
11 /17 2013
香港は台湾とともに日本ブームが続いている地域だ。市内のあちこちで日本語を見かけるが,これは日本人観光客向けでもあるが,地元の人向けでもある。日本語表示がオシャレと認識され,とくに「の」(中国語では「~的」と表される)は,地元の看板や雑誌の紙面等で普通に使われている。しかし,日本人観光客向けの日本語にはおかしなものが少なくなく,日本語のわからない地元の人が,日本語の印刷物等から,似せて書いたんだろう,と推測される。このような看板は頻繁に見かけるので,台湾とともに看板ウォッチングが楽しめそうだ。【2013/11/17(日) 午後 3:23】

↓おなじみ「和民」の看板だが,「の」以外は中国語だ
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↓こちらは日本人観光客向け,もしや「サンダル」?
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↓「理髪」と書いてあるので「トコヤ」かなあ,床屋で「マッサージ」?
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↓わりとまともな日本語かも
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↓「銀だこ」は一種のロゴなので,読める必要はなし
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↓シュガー入ペット茶が多い中で,伊藤園は貴重,「Oi Ocha」の部分が日本と異なる
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チャイナタウンの棺店~バンコク59

バンコク
11 /10 2013
バンコクのチャイナタウンは広い。東はフアランポーン駅(バンコク中央駅)の辺りまで達する。その近くに柩を製作・販売する店があった。中国では柩に金をかけるらしく,店先に並ぶ柩は皆高級そうである。車も人の往来の多い通りの路上に,堂々と柩が置かれている風景は日本ではけっして見られないだろう。ここを通り過ぎるときは,思わず合掌!をしなければならない気にさせられる。【2013/11/10(日) 午後 2:37】

↓柩店の店先
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↓路上に展示されている柩
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↓柩店の前の通りは車や人の往来が激しい
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↓チャイナタウン東部の街並み
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都市間バス乗車体験後編~台湾10

台湾(中華民国)
11 /02 2013
改札が始まり,豪泰客運のバスとご対面。台湾のバスは日本のバスより豪華な造りとなっている。競争が激しいからなのだろうが,その分快適性も高い。新竹行のバスは3列シートで,シート幅が広いのでゆったりしている。バスによっては,2列シートもあるらしいが,それは遠距離の高雄線などに使われているらしい。さすがにビデオなどはついていない車両だったが,1時間ちょっとしか乗らないのだから,車窓を見ているだけで十分である。バスセンターを出ると,市内の停留所で客をピックアップしながら,西に進み,淡水川を渡り,旧三重市(現在の新北市)に入り,そこから高速道路に乗る。台北市と新竹市の間にある比較的大きな都市は新北市を除くと桃園市(台北の空港がある都市)くらいなので,車窓も家が密集した場所はあまり見られないが,時折,高層アパートがいくつも並ぶ住宅地が忽然と現れたりすることもある。高速道路に入ると,単調な景色が窓の外を流れていくが,バスの中では話し声も聞こえず,静かなものである。客は全部で10人ほどだが,ほとんどが眠っているようだ。1時間20分ほどで,新竹の郊外に着いた。駅が終点だと思ったが,運転手曰く,ここまでだ,ということなので,仕方なく降りて,すぐ目の前にあった菓子店で新竹駅はどっちへ行けばよいか聞いた。筆談で何とか通じ,方向と5kmほどあるということがわかったので,しばらく歩いてタクシーを拾い新竹駅に向かった。とんだ時間のロスだったが,旅行にはこういうことは付き物である。【2013/11/2(土) 午後 9:35】

↓豪泰客運は赤色の車体
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↓革張りの3列シートは座り心地がよい
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↓客を拾うために台北市内をまわって西に進んでいく
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↓高速道路に入った
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↓台北近郊では山中にも常に住宅は点在する
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↓台湾の南北を結ぶ大動脈なので,交通量は多い
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↓ビルの立ち並ぶのが見えてきたので,桃園市だろう
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↓桃園付近は農業地区と工業地区が混在
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↓稲の栽培が多い
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↓屋上にタンクがあるのは沖縄とそっくりだ
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↓桃園国際空港に向かう高速道との分岐点
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↓相変わらず稲作地帯だ
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↓名前のわからない小さな町が見えてきた
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↓沖縄同様に島なので,ため池は不可欠
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↓日本以外でETCを見るとは!
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↓新竹市街地が近づいてきた
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↓高速道を降りて新竹市内に入った
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yukky7

『 Yukky's ワールドウォッチング 』へようこそ!
バックパッカー的な視点も多々ありますが,いかなる都市でも,3.5星以上の宿に泊っています(笑)。