16時半を過ぎて,17時発のバンコク行2番列車に乗り込むことにした。2号車の1等寝台車だ。少し古めかしいが,1996年韓国製の車輛である。この列車には日本製車両は連結されていなかった。切符は日本から予約,発券してあったもので,チェンマイからバンコクまで約4,500円である。端が廊下になっていて,部屋は真ん中辺りにあった。室内は2段寝台で,出発時にはイスのままで,ベッドにはなっていなかった。隣の部屋とはドア1枚で行き来ができるようだが,もちろん施錠されていた。とはいえ隣の声はわりと聞こえるもので,ドイツ人男性2人らしかった。廊下との間のドアももちろん中から施錠でき,セキュリティはまずまずだが,部屋は予想通り狭い。個室だから1等寝台なのだろうか。洗面台は付いているのは救いだが,トイレは廊下に出て車輛の端まで行ってこなければならない。【2018/4/27(金) 午後 9:28】 |
↓乗り込んだ2号車1等寝台は韓国大宇製(1996年製造)

↓車両の外

↓廊下

↓室内には洗面台あり

↓明るいうちは座席

↓天井は冷房の吹き出し口と上段用のマットレス

出発してまもなく検札があり,その後夕食の注文を取りに来た。写真付なのでわかりやすい。食堂車も付いているが,部屋で食べる方が楽なので,数種類あるメニューから定食を注文した。やがて,19時を過ぎてベッドメインキングに来た。あっという間に2段ベッドをこしらえてくれた。幅は70cmほどだが,長さは十分あるので,寝られることは有難い。ただし,上段は冷房の吹き出し口が近く,調節はできないので,はっきりいって寒い。音もうるさく,寝るにはどうかと思う。ひたすら毛布にくるまり,耐えるしかないが,疲れからか22時までには眠ってしまったようだ。 |
↓発車間際のチェンマイ駅構内

↓ベッドメイキングの下段からドアを見る

↓上段

↓デリバリーされた夕食

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