ストックホルム・アーランダ国際空港で5時間半を楽しむ・中編
エア&エアポートアーランダ国際空港にはターミナルが2から5まであり,もっとも大きいターミナルが5である。ターミナル5は,店舗が充実し,設備のデザイン性も高い。それでも乗り継ぎのための5時間半待ちは退屈なので,案内図で見た「Sky City」に行くことにした。矢印方向に進むと自動ドアがあり,入ったとたんに後方の自動ドアが閉まり,前に進むしかなくなった。次々に自動ドアを進み,着いた先は制限区域を出たアーランダ空港の出発ロビーの端だった。【2019/4/30(火) 午前 8:12】 |
↓ショッピングが楽しめるターミナル5

つまり,いつの間にか形の上では入国してしまったのだ。入国に際し,入国係官に会うこともなしに入国できてしまったのだが,これでいいのだろうか。シェンゲン協定締約国同士とはいえずいぶんとセキュリティが緩い。国内線の感覚である。「Sky City」のことはすっかり忘れ(隣のターミナル4との間にあるらしい),出発ロビーを縦断し,制限区域に戻ることにした。出発ロビーはとてもシンプルで,それほどの大きさは感じられない。ターミナル5だけの出発ロビーなのでこれくらいが適当な大きさなのだろう。今度はさすがに係官はいるが,パスポートを見るだけである。ここでもスタンプはないので,スウェーデン入国の記録には残らないが,たった10分だけのスウェーデン滞在となった。これをもってスウェーデンに行ってきたといっていいのだろうか?かつてマレーシアで15分の滞在というのもあったが(これは出入国のスタンプあり…ただし日付なので何時間滞在したか,などということはわからない),いつも慌ただしい旅行である。15分後,窓からSAS機の並ぶのが見えるターミナル5の制限区域に入った。 |
↓いつの間にか入国してしまった
