高級ショッピングセンター「iapm」は,日本を除くアジアの他のショッピングセンター同様に大きな吹き抜けが中央に配置され,エスカレーターが縦横無尽に浮かんでいるような造りだ。各フロアーにも中央部は柱がなく,エスカレーター同様に浮かんでいるようになっている。構造的には危険だが,中国他日本を除くアジアではこのような構造は多い。地震の有無には関係なく,デザイン重視がアジアのショッピングセンターのコンセプトらし...
Yukky's ワールドウォッチング
掲載写真26800枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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上海地下鉄1・10・12号線陝西南路駅を降りて,准海中路と陝西南路との交差点の南西側に「iapm(上海環貿広場)」はある。キーテナントに「上海国際貿易プラザ」という高級百貨店を入れ(香港資本),豪華なショッピングセンターを形成している。衰退国家日本には,このような豪華なショッピングセンターは存在しない。アジアのショッピングセンターは必ず吹き抜けを設け,空間やスペースを広く取っている。その点日本の百貨店やシ...
伝統建築の住宅街を散策して,運河の手前まで戻ってきた。ちょっと休憩しようと,軽食の店に入った。少し汗をかいたので,エアコン完備の店内は心地よい。入口のドアは開けっ放しだが,冷房は効いていて,しばし休むことにした。喉を潤すにはビールが一番いいので,「青島(チンタオ)ビール」を注文した。ドイツビールの流れをくむのでそこそこ美味しく飲める中国ビールである。近所のスーパーにも売っているが,やはり本場で飲む...
山塘街を離れ,住宅街を歩くことにした。地図もないので(中国ではgoogle mapが機能しない),あまり奥に行くと引き返すのがたいへんなので,300~400m先までを限度にした。中国の低層住宅街では,建物の前後に空間的余裕がなく,さらに長屋状になった建物がほとんどなので,昔ながらの物干し風景が見られる。路上に洗濯物がぶら下がり,けっして通行人の目を楽しませない。道幅は,車が乗り入れる幅はなく,通行は徒歩かバイクの...
通貴橋を渡り,対岸の商店街を直進した。50mほどで商店街を抜け,運河の支流に出た。幅は狭く,小舟がすれ違えるほどになっている。運河に面した家々は,運河に降りられるよう,運河に面して出入口を作り,階段を設置してある。立派な階段ではなく,レンガを横壁に接着したような階段なので,人の重さにどれだけ耐えられるか甚だ疑問だが,今は船の行き来はほとんどなくなり,使われている様子はないようだ。住宅街に入ってきたた...
山塘街の運河はそれほど幅はないが,船乗り場があるので,遊覧船に乗って運河クルーズをすることができるようだ。運河の北側沿いには道はない。反対側の南側には,一部だけ道があり,店が並んでいて,ドリンク程度の飲食はできる。南側からの景色は,時代を遡ったような錯覚にさせる。写真に撮るならカラー写真よりセピアなら実感がわくだろう。今はフォトショで加工できるのでカラーでも構わないが。運河を越えた南側の小路では,...
京杭大運河を中心として,2014年世界遺産に登録された蘇州・山塘街のフォトスポット,通貴橋にやってきた。運河を跨ぐ通貴橋の上には,足を止めスマホ等で写真を撮る人が絶えない。通貴橋から見る運河は,川沿いの建物と一体化し,1000年歴史を遡り,唐代にやってきたかのような錯覚に陥らせてくれる。せっかくなので,唐代の雰囲気を出すため,各写真をセピア化し,カラーとセピアの写真を並べてみた。建物自体はそんなに古くはな...
山塘街の街歩きがスタートした。唐の時代に町が開かれたという歴史ある場所なので,街並みや石畳の道を見るにつけ,遠い昔にタイムスリップしたようだ。建物は古そうだが,建て替えられた比較的新しい建物も混じっている。観光地だけに人は多く,真っすぐは歩けない。目に付いたのは,結婚写真を撮影するカップルと撮影隊だ。結婚写真は日本を除く東アジア(中国・台湾・韓国)では常識で,景色のいい場所,今風にいえばインスタス...
新民橋菜市場の見学を終え,いよいよ運河方面に向かう。人の流れが運河方面に続いているので,その流れについて行けば必ずや運河に到達するだろうが,この場所からは極めて近い場所なのでけっして迷うことはない。公道に出ると,進行方向左側に「中国歴史文化街区(山塘街)入口」という表示が出ているので,そこを過ぎると残り100mほどだ。運河に着くと,運河に沿って,商店街が現れる。土台が運河に直接面する建物の並びと,通...
新民橋菜市場の2階は,フルーツや肉・魚の売場だ。魚は韓国でもお馴染みのタチウオ他,日本と同じような魚が並んでいるので違和感はない。フルーツ売場は柑橘系が多い。上海近辺は日本と緯度が同じくらいなのだが,広州や海南島など比較的暖かい南部で作られている柑橘類が大量に流れ込んできているようだ。「紅肉蜜柑」という大きな蜜柑を一つ買って食べてみた。皮は厚く,日本の甘夏蜜柑のようだが,果肉は少し赤みがかって,甘...