ホテルからタクシーで,フィンランド鉄道のトゥルク駅に着くと,駅前にキャリアカーが停まっていた。後部には10台ほどの新しい車が積まれていた。キャリアカーは日本でも見るが,10台も積めるような大型車はほとんどなく,6台というのが標準だ。道路幅の狭い日本では交差点などが曲がれないためだろう。ゆったり感のある道路幅を持つフィンランドでは,バスといいトラックといい,長さも幅も日本よりひとまわりもふたまわりも大き...
Yukky's ワールドウォッチング
掲載写真26800枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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リフトはベンチタイプの2人乗りだ。降りてきたリフトが回り込み後方からやってくるので,後ろを見ながらタイミングよろしく素早く腰をかける。すると係員が前方のバーを倒してくれるので,落ちる危険性はほとんどなくなる。足は浮いたままなので,恐怖感が少し募る。足の下は山の斜面まで高いところで10~20mほどなので,さすがに落ちると怪我は免れない。長城に物資(ドリンクなど)を運ぶ人もこれを利用するようで,下りに乗っ...
台湾,韓国,中国,東南アジアなどアジアでは外食文化が根付いているが(ガラパゴス日本は例外),とくに中華圏では朝ごはんを外で食べるのは当たり前である。早朝から開いている豆漿の店やサンドイッチを売る店は,けっこう何でも売っているので,重宝がられる。最近はコンビニでも同じようなものが買えるので,そちらを利用する人も増えている。とはいっても,忙しい会社員や学生は,朝食を通勤や通学途中でテイクアウトして,職...
ジェロニモス修道院を後に,トラム通りを西へ向かった。目的地はベレンの塔。通常コースだと,ジェロニモス修道院の南側の公園をテージョ川方向(南)に進み,「発見のモニュメント」を経て向かうのだが,単純に往復するよりも景色が楽しめるので,西へ進み,その後南下するコースを取った。トラム通りは,電車2車線分の幅しかないので,自動車もトラムも同じ路上を通過する。おまけにタイなどでおなじみの「トゥクトゥク」が走っ...
600年続く南大門市場では衣類・雑貨が圧倒的な割合を示すが,生鮮食品や加工食品も扱っている。キムチや魚介類,真露等の焼酎や海苔といった土産にもなる食品が多い。初めて間近で見た「豚の顔」には衝撃だったが,中国の影響を色濃く残すため,「豚の顔」は中国同様に祝い事等の行事に使われる。今では韓国ドラマでよく見かけるので,間近で見ても何とも思わなくなっているが。【2016/11/20(日) 午前 11:56】↓キムチは種類が多い↓...
ヘルシンキには地下鉄がたった一路線しかない。さらに北緯60度のヘルシンキにあるので,世界一北を走る地下鉄でもある。北の国ほど冬季は雪が交通の邪魔をするので,都市交通として地下鉄は好ましいのだが,ヘルシンキはそれほど雪が積もるところではないことと,昔からトラムという便利な交通機関があったので,必要性があまり高くなかったことによって,地下鉄の建設が遅れたのだろう。しかし,さすがにヘルシンキの住宅地が郊外...
万里の長城は,北京市域内だけでも629kmもあり,その中の数か所が観光化され,手軽に行けるようになっている。とはいってもどこも市内中心部からの距離は50~80kmあるので,最低でも往復+観光で4~5時間は十分にかかってしまう。もっとも多い観光手段は,オプショナルツアーであり,最も多くの観光客が訪れるのが,八達嶺の万里の長城である。旅行パンフレットやイメージ写真で使われている大多数がこの「八達嶺」である。それ...
石垣牛が食べたくなり,公設市場から1分,離島ターミナルから5分ほど,公設市場に近い「七輪焼居酒屋 一仙」という店に入った。居酒屋とは言っても魚中心ではなく,石垣牛とアグー豚がメインの肉中心の居酒屋だ。石垣牛は,黒毛和種でここ十年でブランドが根付いてきた。公設市場で日中に自宅に配送を頼んでいたので,実際に現地で食べてみることも必要と思い,食べることになった。盛り合わせを頼み,備長炭で焼いて味わったが...
台湾では市内を走る鉄道(中心部は地下,郊外は地上を走ることが多い)を捷運(しょううん)という。高雄捷運は台北に次いで,台湾では2番目の捷運で,現在紅線(レッドライン)と橘線(オレンジライン)の2線が営業運転している。車内放送は北京語,台湾語,客家語,英語の4か国語だが,主要駅や美麗島駅では日本語も流れるので,日本人でも使いやすい。全駅のホームにホームドア(完全密閉)が設置されている。日本ではホーム...
「ジェロニモス修道院」から東に300mほど歩いた場所にあるカフェでランチ(イワシとタラ)を食べ,さらに東へトラム通り沿いに歩いてみることにした。ほどなく左側に衛兵のいる「ベレン宮殿」(現在は大統領公邸)が見え,右を見ると,広場に「アルバカーキ記念碑」が立っている。この奥にポルトガル鉄道のベレン駅がある。ここを過ぎると,道路が狭くなり,バスのすれ違いがギリギリという二車線幅になるが,その車線上に堂々と...