香港(ホンコン)
花園街で昼食~香港72
category - 香港(ホンコン)
2019/
05/
02地下鉄旺角(モンコック)駅を東に降りて(B2番出口を出て)東に2区画歩くと,古めかしい3階建てのビルに行き着く(「花園街街市」)。1階は市場になっていて地元住民が買い物に来るところのようだ。奥にエレベーターがあり,3階に昇ると(2階は使われていないようだ)そこは,フードコートだ。フードコートというと聞こえはいいが,このビル自体が相当古いビルで,3階フロアーとて,とても食べものを食べるような雰囲気の感じのところではないが,10軒くらいの店が並び,簡単な食事ができるようになっている。粥や麺など軽めの料理が中心で,各店で注文して,まわりのイスとテーブルに座って,食べるというしくみだ。3階のフロアーには屋根はあるが壁はない。屋内というより,屋根のある屋上に,プレハブなどの店舗を建てて営業しているといった方が正解だ。何人かが食事をしていたが,なかなか女性一人で来て食事をするには,ちょっと考えてしまうかもしれない。この建物の古さといい,このフロアー(「熟食中心」)の庶民的な雰囲気に惹かれて来る日本人も少なくないらしい。とくにバッグパッカーには受けそうな店である。とにかく地元住民の目線で食事のできる飲食街なので,この辺りに用事があれば寄ってみるのもよいだろう。ここはまさに中国という雰囲気を醸し出す空間である。【2019/5/2(木) 午前 9:58】 |
↓花園街
結局ここで食べるのを止めて,外の花園街界隈で食べることにした。歩いていてわりと客の入っている店なら味や衛生面に問題はなかろうと,軽食店を一軒見つけそこで昼食ということになった。ワンタンと麺を別々に注文した。エアコンはあるものの,道路との壁はなく,高い湿度が少しはしのげる空間で,熱々のものを食べるのは香港などアジア各国ではごく普通のことだろう。 |
↓花園街にある軽食店
チェックインは駅で済ませる~香港71
category - 香港(ホンコン)
2017/
01/
19香港国際空港(チェプラップコック空港)と香港島とを結ぶエアポート・エクスプレス(AEL)はとても便利だ。というのも,一部のLCCを除く大手航空会社を利用する場合には,駅でチェックインし,手ぶらでエアポート・エクスプレスに乗って空港に向かうことができるからだ。香港に行った帰りにMTR九龍駅でチェックインし,エアポート・エクスプレスを利用した。利用者が多くはない時間帯だったため,スムーズにチェックインでき,乗車すると車窓の景色を見る暇もほとんどなく20分で空港に着いた。羽田空港を利用するよりも容易に国際線へのアクセスができるのは有難い限りだ。東京でも主要駅でチェックインできればいいのだが,偽りの国際都市,東京ではムリな話だろう。【2017/1/19(木)午後8:49】 |
↓MTR九龍駅構内
点心の本場~香港70
category - 香港(ホンコン)
2016/
04/
23灣仔(ワンチャイ)の壮士敦道(ジョンストンロード)に面して,「龍門大酒樓」という酒店があり,点心もやっていると某大手旅行会社のガイドブック(「〇〇ぶ」シリーズ)に書いてあったので,昼過ぎに行ってみた。客はけっこう入っていて,通された奥の丸テーブルの隣では商談らしい話をしている男連中もいた。日本人と見るや,持ってきたメニューは日本語であった。「指差しメニュー」と書かれたそのメニューは料理の写真入り,日本語での説明入りと,至れり尽くせり。ガイドブックの情報よりも値段がかなり高い設定であったが,点心なので,たかが知れていると思い,入口際で点心をあれこれ選び,ビールを飲みながら(当然お茶も出されたが,外は蒸し暑いのでビールが欲しかった)のひと時を過ごした。伝票を見ると,点心4品とビール1本で4千円を超えていたので,ちょっと高い。某大手旅行会社のガイドブックに書かれている値段は信憑性に欠けると言わざるを得ない。【2016/4/23(土) 午後 0:31】 |
↓トラムの通りに面した「龍門大酒樓」
骨董街散策~香港69
category - 香港(ホンコン)
2015/
10/
12ソーホー(SOHO)から少し下ったハリウッドロードは斜面に並行して走る曲がりくねった道路だ。交差するヒルサイド・エスカレーターのあたりから西側が骨董通りとよばれ,骨董品を扱う店が立ち並ぶ。露店ではなく,きちんとした店なのでなかなか入りにくいが,西洋人には東洋の骨董品は珍しくまた興味があるようで,店によっては客が入っている。思わぬお宝に巡り合うとも限らないが,素人ではその価値はわからない。安い骨董品ならすぐ近くのキャットストリートでも買えるので,まずはこの骨董通りで目を肥えさすのも旅の楽しみだろう。気に入ったものがなければウィンドウショッピングに留めるのがよいだろう。小物であれば値は張らないので,買ってみるのもいいかもしれない。道路はアップダウンも少なく歩きやすいが,店は点々としているし,北西の端のキャットストリート辺りまではかなりの距離があるので,暑い日には水分補給をしながらゆっくり歩きたい。途中で休憩できるような場所はきわめて少ない。水分補給が必要なら,ミネラルウォーターを買って持ち歩いた方が無難だ。【2015/10/12(月) 午前 10:12】 |
↓骨董というより雑貨という感じの店も多い
雨の女人街めぐり~香港68
category - 香港(ホンコン)
2015/
09/
22女人街には,ホテルが近かったこともあり滞在中に3回も行った。毎日降り続く雨で,かえって遠出は無理なので,ホテルからもわりあい近い女人街は時間つぶしにはもってこいだった。店員とのやりとりも面白い。値段はあってないようなもので,言い値の半額くらいまでは持っていくことができそうだ。大幅なディスカウントが無理そうなら,2個ならいくら?,それでも安くならないなら5個ならいくら?などとまとめ買いにすればかなり折れてくれる。交渉の余地なしと見せかけて,店を出て行く素振りを見せれば,半数の店は再交渉しようと引き止めにかかる。ここでは上海の偽ブランド品街(当局によって廃止されたが)であったような強引な引き止め(衣服をひっぱたり,通せんぼをしたり,というような)はないので,安心して見て回ることができる。もともと人出が多いので,あまり周りの客のひんしゅくをかうようなことはできるわけがない。その意味では健全な露店マーケットといえよう。男人街はその北部で一部怪しい地域があるが,それでも南部はわりと安心して買い物ができる。【2015/9/22(火) 午後 1:21】 |
↓アジアの市場に値札はない…交渉すべし!
女人街の商品は,女物が確かに多いのだが,Tシャツや靴下,などの衣料品は男女とも売られている。アクセサリーやお香セット,携帯ストラップなどは女物が大半である。通りは一本だけだが,店舗数が400を超えるとただ見て歩くだけでも楽ではない。この400店舗は道路の中央に立つテント張りの露店部分だけの数で,後ろ側にもともと建っている一般商店は数に入っていないので,これらも併せると膨大な店舗数になる。1回訪れただけではなかなか回りきれないのが実状だが,ツアーでは1回しか連れてこられないので,やはりフリーがよい。しかし,ここは日中からでも営業しているので,時間をやりくりすれば,滞在中最低でも2回は来られる場所である。歩き疲れたら,あちこちにスイーツ店(がんがん冷房の効いた)があるので,女性にはこの上なく楽しい時間つぶしとなることだろう。香港といえば第一にショッピングだ。香港3大露店ストリートは男人街,女人街とキャットストリートである。その中でいちばん楽しめるのは,規模も大きく,周辺のストリートも同時に楽しめる女人街であろう。雨さえ降らなければ,2~3時間は楽しめるウルトラメガ級のストリートである。新宿や渋谷でもとてもかなわない楽しさだ。 |
↓雨でも楽しめる