快適!国立中央博物館~ソウル22
ソウルこの博物館は見る人に優しい。まず料金であるが,大人(19歳以上)2000ウォンである(「でっかいゾ!国立中央博物館」のURL参照)。日本の国立博物館が500円くらい徴収する中で,リーズナブルな設定をしている(ソウルと東京の物価は円安の影響であまり差がない)。と同時に無料の日も設定されている。次に各展示室はもちろんのこと,広い休憩所が数箇所あり,全部あわせると数百人が休憩できるほどの余裕がある。ゆったりしているからか,かなり寛いでしまっている人もいて,博物館という堅いイメージを受けない。また,館内全体が広いこともあり,かなり人が入っても混雑している印象は受けない。この時は,夏休みということもあり,小学生~高校生が非常に多かったが,小学生からお年寄りまで,入場者の年齢層は広く,どの層もまんべんなく来ている印象を受けた。土器に始まり,韓国の歴史的美術品が凝縮されているが,お国柄,書や青磁などの磁器が多い。撮影の禁止されているものはなく,数十枚撮影してきたが,著作権の関係で見せることができない。数といい,質といい,国立博物館の名に恥じない1級品揃いだった。韓国や台湾といえば,百貨店やショッピングセンターに必ずといっていいほどフードコートが入っているが,ここにもしっかりとフードコートがあった。展示室は飲食禁止でも,腹が減っては何とやらで,お国柄か人が集まるところに必ず作ってしまうから,立派なもの。この博物館は南山の南側にある。南山の向こう(北側)が明洞や鐘路などのあるソウルの中心である。【2006/10/29(日)午前10:43】 |
↓休憩室
