ソウル page1 - Yukky's ワールドウォッチング
FC2ブログ

Yukky's ワールドウォッチング

掲載写真26400枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
Top Page › Category - ソウル

三清路散策~ソウル148

三清路(サンチョンノ)にはオシャレな店が多い。伝統的な韓屋をリノベした店や近代建築の店が適度に混じり,ショッピングストリートながら落ち着いた街並みだ。近くに韓服レンタルがあるのか,チマ・チョゴリで歩く女性がちらほら見られ,近くに景福宮(キョンボックン)があるので朝鮮王朝時代にタイム・スリップしたような感覚にとらわれる場所だ。オブジェがたくさんあるので,前後左右だけでなく,上や下にも目を向けたい。被...

北村エリア再訪7(最終回)~三清路に降りていく~ソウル147

北村(プチョン)韓屋街の景観を楽しみ,西側から下山?することにした。西に進むと青瓦台(チョンワデ,大統領官邸)があるので,道路の警備が厳重になってくるが,三清路(サンチョンノ)というオシャレなストリートもあるので,そこを歩いて南下しようと,急な階段を降りることにした。景福宮のバックにも登場する北漢岳がよく見える位置だ。ここからも下に韓屋が眺められるが,規模は小さい。階段の途中にも家屋があり,住人は...

北村エリア再訪6~絶景ポイント・後編~ソウル146

韓国の記事は今回で200回目(「ソウル1992」を除く)。韓流ブームのはるか前,ソウルオリンピックの余韻が残る1992年の初訪韓から29年が経ち,ソウルも大変貌を遂げた。しかし,鍾路区三清洞の韓屋街の眺望は朝鮮王朝時代からあまり変化がないと思える。今回の写真は,朝鮮王朝時代の名残を強調するため,最後の1点を除き,セピア色に加工した。遠景に鍾路の近代的なビル群や南山タワーが入ってしまうが仕方ない(「Photoshop」等...

北村エリア再訪5~絶景ポイント・前編~ソウル145

北村(プチョン)の韓屋街歩きは後半に入り,景福宮(キョンボックン)側(西側)の通りを歩くことにした。東が高く,西が低い斜面なので,道路にも傾きが生じ,走行が難しそうだ。ふと道端に,矢印と「北村展望壱」という漢字の案内表示があった。展望のよさそうな場所へのお誘いだろう。際立って高そうな場所もないはずだが,興味をそそられ,行ってみることにした。左折し,路地を突き当りまで進むと,「眺望が素晴らしい」との...

北村エリア再訪4~ソウル144

北村(プチョン)は西の正宮,景福宮(キョンボックン)と東の離宮,昌徳宮(チャンドックン)に挟まれているため,朝鮮王朝時代から宮廷役人や,上流階級の両班(ヤンバン)などが住んでいた場所だ。今でも韓屋造りの立派な家が少なくない。北村で韓屋は500軒ほどと言われている。だいぶん上がって来て,下界が見えるようになってきた。遠くには南山(ナムサン)や鐘路(チョンノ)のビル街が見える。急坂に見える坂道だが,思っ...

北村エリア再訪3~ソウル143

いよいよ北村(プチョン)の韓屋(ハンヤ)地区に入ってきた。といっても,今風の住宅と韓屋(伝統的家屋)が混在し,ビルも建っているので,韓屋が密集する街並みまではもう少し歩かねばならない。韓屋を撮影しているクルーに出会った。この辺りで「撮影」というと,観光に関わるものだろうが,国内だけでなく,海外からのクルーも多いと思われる。建築様式は昔でも,この辺りの韓屋は新しいものが多い。近年は,伝統回帰と民族意...

北村エリア再訪2~ソウル142

さらに北村路を北に進む。右(東)側にコンビニ「GS25」が見えてきたら,ラスト100m強で,北村韓屋村への入口に到達する。左に,参鶏湯(サンゲタン)専門店が見え,もうまもなくだ。入口に到着。入口と言っても,他からも行けるが,効率的にまわるには,ここを出発点とする方が都合がよい。観光客もよく知っていて,ここから上っていく人が多い。考えている暇もなく,さあ出発だ。少しずつ起伏が出てくるが,階段を必要とする急...

北村エリア再訪1~ソウル141

北村(プチョン)に行くのは2度目だ。出発は地下鉄4号線会賢(ヘヒョン)駅。地下鉄4号線はソウル・オリンピック(1988年)までにすでに完成していた路線だが,ホームにはフルスクリーンのホームドアが設置してあった。アジアで最もホームドア化が遅れている東京の地下鉄をよそに,ソウルでは約10年前に地下鉄全駅にホームドア設置を終えている。韓国にとどまらず,台湾も中国もタイも地下鉄全駅にホームドアというのは当たり前...

道の真ん中で商売~ソウル140

南大門市場(ナムデムンシジャン)では道が比較的広くなると,中央にも屋台が並ぶ。台を置いて商品を並べたものから,簡易的な屋根の付いた屋台(レンタルか?)まで,店のつくりはオーナーの都合と懐具合によって異なるが,限られた路上にたくさんの屋台が並ぶ。台湾の夜市でも,道路の中央に並ぶ屋台があり,どこかしら似ている。このような屋台は衣類や小物が大半を占めるが,とくに制限はないとみえて,食べ物の屋台もある。作...

5回目のソウルにして初めての景福宮・後編~ソウル139

勤政殿の西側を見て,裏側にある千秋殿の前を通って,風光明媚な慶会楼(キョンフェル)に向かう。慶会楼は王室の重要な宴会や外国使節との接待に使われた建物で,秀吉の朝鮮侵攻の際に焼失し,現在の建物は1867年に建てられたもので国宝に指定されている。手前の池,後方の北漢山とセットでインスタ映えする場所である。次に勤政殿の裏側(北側)に向かう。康寧殿(カンニョンジョン)は国王の寝室のあった建物で,国王の生活の舞...