荷物は自転車で運ぶ~広州3
広州歩いていて中国らしさをもっとも感じるところは,自転車にリアカーを付けて引っ張っている姿である。ベトナムでも同じような光景を見るが,引っ張る主体はバイクである。中国は一昔前まで自転車のさかんな国だったが,モータリゼーションの波が到来し,ここ10年ほどで自動車の数が急増し,移動や運送の手段は自転車が中心ではなくなった。それでもまだ都心で自転車は見られるが,移動に使うよりは,運送手段として主に使われている。 |
リアカーはもちろん鉄製の枠に木の台がついている典型的なものだ。歩道は狭いので,車道をゆっくりと走っているが,車の邪魔になりやすい。それでも運べる品物の量は,自転車の荷台やカゴをつけたレベルでないので,都心でもない限り,自転車輸送が主流になっている。広州でも自動車が普及し,かなりの自動車,それも新車が走っている。自動車を持てるのはまだ一部の金持ち層だけだろうと思っていたが,街中を走る自動車の台数を見ているととてもそれだけの台数ではない。自動車は乗用が中心で,トラックは少ないが,店まで品物を運ぶ物流はトラックが中心だと思うのだが,すくなくても日中にトラックを見かけることはついぞなかった。【2008/1/28(月) 午後 8:10】 |
↓リアカー

自転車は無公害なので,これからの環境対策にはピッタリだが。これほど品物が豊富になり,購買欲も高まっている中国では,とてもリアカー牽引の自転車ではかなり無理がある。5年後どうなっているか好奇心はますます募る。 |
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