水上マーケットと鉄道市場の旅4~ラーチャブリー4
ラーチャブリー水路にボートが増え, 密集してきた。この水上マーケットには西洋人を含め,アジア各地から多くの観光客が訪れているようだ。観光客はボートに乗って水上マーケットを見るのが主目的で,買い物が主ではけっしてない。やがて水上マーケットの中心部にやって来たようだ。どこが中心ということもないのだろうが,ボートの多さと,店舗の数から言って,この辺りが中心らしい。確かに店舗が連なった場所が見えてきた。すべての店舗が営業しているわけではなく,閉まっている店も少なくない。営業日や時間帯はオーナーが勝手に決めることだから,ある意味,いい加減な商店街だ。しかし観光土産店だから,地元の住民には関係なく,いつ営業しようと自分たちの都合が第一だ。観光客もそんなことを気にするわけはなく,見学のために何店か営業していてくれればいいのである。【2023/1/21(土) 午前 5:00】 |
↓水路が混み始めてきた

水上マーケットと鉄道市場の旅3~ラーチャブリー3
ラーチャブリーボートに乗って,ひたすら水路を進む。水路沿いには民家が点々としていて,住民の生活風景を垣間見ることができる。やがて,水上マーケットと思しき,水上店舗が幾つか見えてきた。店舗形態は,水路岸に店舗がある場合と,水路の中に店舗が自立している場合,のどちらかで,店舗の床の上にひな壇を作り,遠くからでも品物がわかるように置いてある。店員と呼ぶのだろうか,売り子はひな壇の前に座り,客が声をかければ応対するが,そうでなければ,暇を持て余している様子だ。ボートの数のわりには声をかけている観光客を見ることはなく,とても儲かっているという様子ではない。日没まで水の上で過ごす生活は,日本では考えられず,不思議な空間に思えた。【2023/1/18(水) 午前 5:00】 |
↓水路をひたすら進む

水上マーケットと鉄道市場の旅2~ラーチャブリー2
ラーチャブリー空港鉄道マッカサン駅北側の広場前を出発して1時間15分,ガススタンドでトイレ休憩を取った。コンビニも併設している大きなガススタンドだが,与えられた休憩時間は10分しかなく,まだ物を買うような時間帯でもない。やがてラーチャブリー県の小さな町に入ってきた。「ダムヌン・サドゥアック水上マーケット」はその町からそれほど時間はかからなかった。この水上マーケットは船乗り場が幾つもあり,個人で訪れるとボッタくりも少なくないと言われている。到着した乗り場には,1時間貸切で2000バーツと書かれているが,貸切でなければ1時間500バーツほどが適正価格らしい。貸切ではなく一人につき1時間1000バーツ以上なら完全なボッタくりである。個人で訪れるとその判断は難しいが,ツアーならその心配は要らない。少し待たされた恩恵か,幸いにもボートの一番前に座ることができたので,前面の写真やビデオが撮り放題になった。ボード同士が何とかすれ違える水路をひたすら走る。途中に幾つかの船乗り場があり,乗り降りしている人が分散しているのがわかる。【2023/1/15(日) 午前 5:00】 |
↓GSで休憩(出発後1時間15分後)

水上マーケットと鉄道市場の旅1~ラーチャブリー1
ラーチャブリーバンコク滞在中に水上マーケットを見に行こうと,日帰りツアーに参加した。ツアー会社は台湾企業のKKday。日系より安く,結果的には満足度の高いツアー会社だった。ツアーで訪れる場所は,バンコクから約60kmほど西に位置する「ダムヌン・サドゥアック水上マーケット」と「アンパワー水上マーケット」の2つの水上マーケットと,鉄道線路が市場の中を通る市場として内外で名高い「メークローン市場」,さらにアンパワーではホタル観賞もするという盛りだくさんのツアーだ。 バンコクの集合場所は,空港鉄道マッカサン駅北側の広場だ。隣接して,タイ国鉄アソーク駅とMRTペチャブリ(ペップリー)駅があり,交通の便はよい場所だ。タイ国鉄は1日上下十数本の列車しかないので,この集合場所に国鉄でやって来る人はいないだろう。広場にはたくさんのバスが停車していて,複数のツアー会社が使用している集合場所のようだ。日本語のHPから予約したので基本的には日本人のツアーかと思ったが,参加者の国籍はわりと多彩だった。ツアー参加時は,途中のトイレ休憩等で自分の乗るバスがわからなくならないように,乗車するバスのナンバープレートをスマホ等で撮っておくことは必須だ。定刻に出発したツアーバスは,高速道に入り,一路西を目指す。チャオプラヤ川を渡り,やがてバンコクを抜けムットサーコーン県に入りさらに西進する。【2022/12/29(木) 午前 5:00】 |
↓タイ国鉄の線路を渡る(フラワンポーン駅方面)
