スイス page1 - Yukky's ワールドウォッチング
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Yukky's ワールドウォッチング

掲載写真26300枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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グリンデルワルトへ1~スイス12

グリンデルワルトまでの鉄道の旅は続く。車窓の右側にはユングフラウから続く高い山々。左側には下の方に山合の村々。左右でまったく異なる車窓なので,座席を移動しながら,その雄大なスイスの景色に感動する。近くにさしたる大きな街もなく(登山基地のインターラーケンに行くまでもとくに冬場はたいへんだ),不便なところであるが,それは日本人の感覚で言っているのであって,ここに住む人たちの考え方とはたぶんずれがある。...

ユングフラウヨッホへ9~スイス11

クライネシャイデックでランチをとり,あとは下山だけである。ラウターブルンネンからクライネシャイデックまで乗ってきたヴェルゲルンアルプ鉄道で今度はグリンデルワルトに向けて出発する(クライネシャイデックはヴェルゲルンアルプ鉄道の中間に位置するので,来た方向とは違う方向へ進む)。アイガーの北壁を南東に眺めながらの列車の旅となる。クライネシャイデック駅舎は風雪に耐え,かなり年季の入った建物である。クライネ...

ユングフラウヨッホへ8~スイス10

ユングフラウヨッホの余韻が残るうちに1時間ほどの滞在で,クライネシャイデックに電車で降りてくる。ここは「行き」では電車の乗継だけの駅だったので,散策する時間もなかったが,ここは駅舎とホテルなどが4~5棟あるだけの集落にもならないところであるが,夏山トレッキングの基地となっている。ここまで電車で来てトレッキングしながら下山するか,他の山から下りてきてここから電車で下山するか,どちらにしても一度はこの...

ユングフラウヨッホへ7~スイス9

ユングフラウは周辺とともに世界遺産に指定されているが,その周辺のひとつにあたるのが南斜面に位置するアレッチ氷河である。スイス最長で24kmもある。ここではスキーやトレッキングなど様々なアクティビティができるが,2006年には,ティーショットでホールインワンという企画があり,120mの距離をホールインワンすると,900万円相当のスイス時計がもらえることになっていたが,はたしてどうだったかは不明。【2016/9/19(月) 午...

ユングフラウヨッホへ6~スイス8

地下にあるユングフラウヨッホ駅(標高3454m・電車としてはヨーロッパ最高地点)に着くと,乗客はいざ出陣と電車を降り,思い思いに散っていく。ここでは駅からどこに行くにも地下トンネルを通り抜けていく。トンネル内は夏でも氷点下に近く,5月の下界から2時間で一気に真冬になるので,防寒対策が必要だが,施設内にはしっかり暖房が入っている。クライネシャイデック側の奥に進むと,アイスパレスがあり,氷のトンネル内に氷...

ユングフラウヨッホへ5~スイス7

クライネシャイデック駅から10分ほどでクライネシャイデック駅は小さな点になってしまう。ユングフラウ鉄道は今までの2つの鉄道より勾配はより急になるが,電車はいとも簡単に上っていく。その理由はラック式といって,二本の線路の間にもう一本,歯型のレールを敷設し,車両の床下に設置された歯車とかみ合わせて走っているからである。スイスの登山鉄道ではよく見られる。日本にかつてあった信越本線の横川・軽井沢間もこの方式...

ユングフラウヨッホへ4~スイス6

ヴェルゲルンアルプ鉄道の旅ももうじきおしまいである。ヴェルゲルンアルプ駅を過ぎると,少し起伏はゆるくなるが,相変わらず山岳鉄道ゆえの急勾配で上っていく。右手に乗っていると真正面にユングフラウ連峰が見える。ようやく肉眼でも,右側の尾根線の谷間に建物が見えてくるが,これがこれから向かうユングフラウヨッホの展望台であるスフィンクステラス(標高3573m)である。富士山の標高に100mほど及ばないが,ここまで鉄...

ユングフラウヨッホへ3~スイス5

ヴェンゲルンアルプ鉄道の旅は続く。ラウターブルンネンからクライネシャイデックまでの約40分は,何度もヘアピンカーブが続き,見える方向がすぐに変わる。しかし,ユングフラウヨッホまでの3路線では最も景色に変化があり,緑の山合から雪山,民家まで40分では足りないほどの素晴らしい車窓があふれている。ヴェンゲン(標高1274m)を過ぎ,ヴェンゲンアルプ(標高1873m)までの間は,進行方向右手にはいつまでもラウターブル...

ユングフラウヨッホへ2~スイス4

ラウターブルンネンの駅では気づかなかったが,駅を出ると右手にスイス第二の滝・シュタウプバッハの滝が見えてくる。左手に教会が見え,よくパンフレットに使われる景色である。途中下車ができたら,そばまで行ってみたいものだが,ツアーゆえ諦める。滝つぼの後ろ側に回ることのできる滝らしいと聞いた。なお更,興味が沸いてくる。【2016/9/19(月) 午前 11:06】↓シュタウプバッハの滝しばらくすると山肌に朝日があたったきれい...

ユングフラウヨッホへ1~スイス3

ユングフラウヨッホはユングフラウ(4158m)とメンヒ(4099m)の間にある展望地点で,標高は3454mで,富士山の頂上よりは300mほど低いが,ここまで鉄道が開通したのは1912年で,すでに100年が経とうとしている。現在ヨーロッパ最高地点の駅である。インターラーケン(標高567m)からユングフラウヨッホまでは鉄道を3本乗り継いで2時間余りで行ってしまう。インターラーケンには2つの駅(インターラーケン・ウェスト駅とイ...