ノルウェー page1 - Yukky's ワールドウォッチング
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Yukky's ワールドウォッチング

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『叫び』ケーキで『叫び』の余韻に耽る~オスロ43

2018年10月27日から東京でムンク展が始まったらしいが、この展覧会はオスロにある市立ムンク美術館に所蔵されているムンク作品の展示だ。もちろん『叫び』2点の展示もある。話はムンク美術館に戻り、ここには1階入口の左側にオープンカフェがある。もちろん屋内席もある。天気が良ければ外,悪かったり,寒ければ中と使い分けができる。観光客のお目当は『叫び』ケーキだ。現在はデコレーションがプレートになってしまって,つま...

ベルゲンカードを持っているなら「ホーコン王の館」へも~ベルゲン16

この建物は,13世紀半ばにホーコン・ホーコンソン王が建てた館で,当時は王の居城であった。ノルウェー産の石材を使った造りで,2階にはドーム状の部屋が複数あり,3階には500平方メートル弱の小ホールがある(長さ33メートル,幅13メートル,棟までの高さ17メートル)。当時,「石造りの大ホール」と呼ばれ,ホーコン王の王子の摂政マグヌス・ラガボーテル王の結婚式や戴冠式に使われていたということだ。ブリッゲン地区のすぐ...

北欧建築がとくに美しいベルゲン~ベルゲン15

ノルウェーの個人の家は三角屋根でカラフルな板張りの造りが代表的だ。所有する土地が広いので,ゆったりと建てられている。また,総2階建てが多いので,一戸当たりの床面積もかなり広そうだ。日本ではスウェーデンハウスなるメーカーが似たような住宅を建てているが,仕様は北欧に近くても,いかんせん狭い日本の土地に建てるので,いかにも中は狭そうだ。それに比べればノルウェーの住宅は恵まれている。とりわけベルゲンはフィ...

ムンク美術館へ行こう3~オスロ42

オスロにあるムンク美術館には常時100点以上の絵画が展示されているが,よく見ていくと,ムンクの自画像も少なくない。紳士風の彼は?と思ってみるとムンク自身ということがよくある。多くの有名な画家は自画像を残しているが,ムンクは点数が多いようだ。この日見ただけでも下記の5点あった。真面目に描いているものもあれば,デフォルメもある。確かに真面目な自画像だけでは面白くないかもしれないが...ムンク美術館を訪れた際...

ムンク美術館へ行こう2~オスロ41

午前10時,ムンク美術館がオープンした。比較的大きな荷物は地下のロッカーに預ける。それほど大きくはない美術館なので,入口の目の前が入場ゲート。平屋で常時100~120点ほどの絵画が展示されている。館内は海外では当たり前の,撮影OK(フラッシュはNG)。展示されているもの全てを撮影できる。ムンクの美術書でもお目にかからない絵画が見られるのは得した気分になる。ところで,ムンクの作品で最も有名は『叫び』は実は4...

ムンク美術館へ行こう1~オスロ40

オスロといえば「ムンク」,「ムンク」といえば「叫び」というのが前提となる知識。オスロには国立美術館があり,そこにもムンク作品は展示されているが,量でいえばムンク美術館が圧倒的である。デッサンなどを含めると25,000点ほどの所蔵があるからだ。ムンク美術館へは,オスロ中央駅に隣接する地下鉄Jernbanetorget駅から1~6号線で2つ目のToyen(トゥーエン)駅で降りる。地下鉄は市内を走る1~6号線のどれに乗っても,T...

カフェ天国オスロ~オスロ39

オスロにはカフェが多い。ヨーロッパはカフェ文化が進んでいるので,どの都市にでも,道路に張り出した,いやはみ出したカフェをよく目にする。目にするどころではなく,カフェ銀座のような通りがたくさんある。オスロのカフェ銀座はカール・ヨハンス通りだが,カフェは市内どこでも存在する。カフェにはアルコールもあり,日本のまがいもののカフェよりはドリンクの種類が多いし,料理も軽食から一品までわりあい揃っている。人々...

アーケシュフース城2~オスロ38

城の中は迷路ということはないが,上に行ったり下に行ったり,複雑に入り組み,自分がどの辺りにいるのかはわからない。どこからこの城を出てくるかは探検してのお楽しみだ。城内は全体的に暗いが,それでも見学前半は明るかった。牢獄やバターや塩の貯蔵庫,クリスチャン4世ホール,礼拝堂,広間,応接間などがあり,城の中を歩く距離はけっこう長い。壁にはところどころ中世以降のリアルな肖像画が飾ってあって,TDRのホーン...

アーケシュフース城1~オスロ37

オスロ市内南部の市庁舎の南東方向に,アーケシュフース城がある。ホーコン王5世マグヌッソンによって建てられた城だったが,一度消失し,デンマーク王クリスチャン4世によって宮殿に生まれ変わったが,19世紀に入ってからは国の行事等に使用される程度の城となってしまった。北側の門から入るのが,市内中心部からはもっとも近い。小高い城の敷地から下がった場所には馬が数頭飼われている。これは王宮の催しに使われる馬で,オ...

ベルゲン鉄道の車窓から5~ノルウェー8

少しずつ畑も見えてきた。ということは海抜高度も下がり,農業ができる気候の地域に入ってきたことになる。15:50にホーネフォスに到着。ここから線路は左右に分かれる。オスロまでは,左,つまり北周りの方が近そうだが,幹線は右,つまり南周りのようで,そちらに大きくカーブしていく。ホーネフォスからオスロまで直進できたら30分ほどで行きそうだが,山を貫かなければならないので,ほとんどトンネルになってしまう。それを避...