歩き疲れて「Wendy's」~マニラ11
マニラ高架鉄道沿いに歩き,疲れたので,道路沿いにある「Wendy's」に入った。アメリカのハンバーガーチェーンとは思うが,店の表記は「WEnDy's」だ。大文字・小文字が混ざり合っている。他店と同じように警備の人間が入口にいる店だ(マニラの常識)。強盗やトラブルが頻繁に起こるとは思えないほどの街の雰囲気なのだが。店内は,ごく普通のハンバーガーショップで,何種類かのハンバーガーが単品でもセットでも注文できる。サラダメニューが4種もあるのは日本よりもいい。窓には朝メニュー(表記はbreakfastがBreAkfasTになっている)が掲示され,なんとご飯があるではないか。ただし,おかずはメイン1種と,トマト・きゅうり一切れという寂しいものだ。中国のマクドにも粥があり,米を主食とするアジアの国にはハンバーガーショップでも何らかの米メニューがあるが,日本はというとロッテリアにごはんバーガーがあるだけで,ご飯そのものを食べるようなメニューはない。 【2022/3/21(月) 午前 7:00】 |
↓高架鉄道2号線沿いを南下

注文は注文票に必要数を書いて出せばよい。注文票には詳細なメニューが書かれており(赤1色ながら小さな写真まで印刷されている),掲示されているメニュー以外のものまでわかる。CODEを見るからにこの注文票自体,業務用も兼ねているようだ。日本でも「サイゼリア」がこのような紙にCODEで書き込む方式に変わっている。 |
「グリーンベルトモール」は緑のオアシス~マニラ10
マニラマニラのマカティ地区は在留邦人も多く住む近代的な街だ。その中心にあるアヤラセンターは,フィリピン最大財閥アヤラ一族が開発したショッピングゾーンで,様々なショッピングセンターが並んでいる。その西部地区を占めるのが,緑多いショッピングセンター「グリーンベルト(GREEN BELT)」である。樹木が茂る植物園のような緑地が中心にあり,それを囲むように「GREENBELT1~5」の建物がある。どの棟も基本的にはブランドショップが多く入店するが,レストランも充実していて,こちらは比較的リーズナブルかもしれない。マニラの上流階級や旅行者が多数訪れるので,ここにいるとフィリピンでいることを忘れる。【2022/3/19(土) 午前 6:00】 |
↓「グリーンベルトモール」屋外ガーデン

バクララン市場を歩く・続編~マニラ9
マニラマニラ南部のバクララン市場では,サイドカーの付いたトライシクルをよく見かける。トライシクルには自転車バージョンとバイクバージョンがあり,この市場では前者が主流だ。歩行者や荷車等が多く,安全のためスピードが出せないのがその理由だが,自転車では,せいぜい市場内の移動くらいで,マニラの街全体との行き来は難しい。市場ゆえ人は多いが,小売りを行っているエリアがとくに多く,卸売りのエリア,問屋街はそれほど多くはない。この市場で働く人の食事は,屋台が多いようだ。大きな食堂があるかもしれないが発見できなかった。屋台飯は飯にはほど遠く,おやつ程度にしかならないものが少なくない。 日本の旅行会社のツアーでは,フィリピンといえばセブ島等のリゾートばかりで,首都であるマニラ都市圏はまず含まれない。マニラは観光資源にも乏しく危険な街であるからなのだろうが(商店のほとんどに銃を持った警備員が配備されていることを見ればよくわかる),そこを個人旅行する場合は,日中の人の多い場所を選んでまわるしかない。とは言え,バクララン市場は,日中けっして安全な場所ではないらしい。【2020/5/9(土) 午前 8:00】 |
↓トライシクルの自転車バージョン

マニラ湾を見ながらロハス通りを北へ~マニラ8
マニラマニラ湾に面したロハス通りをタクシーで北に向かう。南部はマニラ湾には直接面してはおらず,全体に古い建物が目立つが,商業地域である。ジープニーや乗合バスが頻繁に走っていて交通量も人も多い。中部ではマラテという地区に入ってくる。高級なマカティ地区に比べると庶民的ではあるが「高級」と付くマンションやホテルなどが増え,観光客も多くなってくる。さらにその北側はエルミタという地区だ。コンビニ,カフェや各種ショップなども多く,観光客には便利な地区だ。カトリック国なのでいたるところに教会があり,街に同化している。左手にはマニラ湾が見える。マニラ湾は夕日が有名だが,今回は午前中なので,夕日を見るのは次に来た時にお預け。それにしてもジープニーはどれ1台とっても派手だ。【2016/9/10(土) 午後 9:00】 |
↓ロハス通り南部の車窓

観光客も多い「ザ・ランドマーク」~マニラ7
マニラマカティ地区には高級なショッピングセンターやデパートが多い。その中にあって,「グロリエッタ」と「グリーンベルト」の中間に位置する「ザ・ランドマーク」は,わりと地味で庶民的なデパートだ。そのためか客層は,マニラの中間層レベル,とくに若者が多く,グリーンベルトの閑散さに比べると,明らかにいつも混んでいる。2階で東に「グロリエッタ」,西に「グリーンベルト」と繋がっていて,移動にはとても便利だ。品数も豊富で,値段は日本のスーパーマーケット並みである。地下に食品スーパーとフードコートがあり,けっこう長い時間過ごせる快適な場所だ。このフロアーは地元民だけではなく,観光客や駐在日本人も多い。アメリカの影響を多大に受けているので,スーパーで売られている1個の食品の量は異常に多い。パンは600gもあるので保存が大変であるが,物は試しに買ってみた。【2016/7/17(日) 午前 9:39】 |
↓「ザ・ランドマーク」の西側2階の入口
