「松山空港へ」と書くと四国の松山空港かと思う人もいるだろうが,今回は,台北市にある「松山(ソンシャン)空港(台北国際空港)」のことである。台北に行くには,桃園市にある台湾桃園国際空港が一般的だったが,近年は,羽田空港(東京国際空港)から松山空港への便が4つの航空会社(NH,BR,JL,CI)から出ている。ANA(NH)と同じアライアンスのエバー航空(BR)の羽田空港からの便は全てキティジェット(エアバスA330)だ。機内のグッズや備品がキティデザインになっていて,搭乗券までキティ柄である。これだけ1つのキャラクターに徹底している会社も珍しい。【2019/9/29(日) 午前 9:07】 |
↓羽田空港国際線ターミナルのフライト・インフォメーション

↓エバー航空のチェックインカウンター(BR・スターアライアンス)

↓出国審査後の管理区域

↓エバー航空の羽田線はキティジェットなので,搭乗券もキティバージョン

出国審査後の管理区域にはお決まりの免税店やブランド店が軒を並べるが,そこには全く目もくれず,ANAの会員ラウンジに向かう。同じ場所にダイヤモンド会員用のANAスイートラウンジと,プラチナ会員用のANAラウンジがある。もちろん前者の方が格上だが,この年は格下のプラチナ会員にしかなれなかったので,ANAラウンジに入る。ANAラウンジはわりと込み合っていて,食べ物に手の込んだものはあまりなく,炭水化物で腹をふくらます程度の,ずばり「ANA食堂」である。部屋にもイスにもあまりゆったり感は感じられない。 |
↓ゆったり感のないANAラウンジ(ANAプラチナ会員ならエバー航空の搭乗券で入れる)

↓ANAラウンジは「ANA食堂」というのがふさわしい

↓炭水化物主体の「ANA食堂」のメニュー

↓搭乗口は112番

↓キティジェットは何回も乗っているので,見慣れた機内

↓国際線ターミナルの対面はJAL中心の第1ターミナル

↓一番近いA滑走路から離陸

空旅は楽しい。雲が多いと,下が見えずに不満が募るが,見慣れた地形が見えるとなぜかほっとする。残念ながら富士山は見えなかったが,湘南海岸(相模川),芦ノ湖,富士市(田子の浦・富士川),中部国際空港などが見えたのは救いだ。 |
↓飛び立って10分ほどで右側には湘南海岸

↓やがて芦ノ湖

↓そして富士市(右がかつてヘドロで汚染されていた田子の浦,左は日本三大急流の一つ富士川)

↓中部国際空港が見えたら高度を上げ,日本列島から離れる

桃園空港への着陸は,台湾島の西側を南下するが,松山空港への着陸は東海岸から入り西進する。島への入口の眼下には,日本人だけでなく,近隣諸国からの観光客に大人気の九份が見える(新北市瑞芳区)。手前が山の上の方で,奥左側が山の下の方である。 |
↓松山空港へは東海岸から進入,眼下には日本人観光客に人気の「九份」が見える

↓「九份」拡大

松山空港はこじんまりした空港なので,1階の到着ロビーは狭い。ロビーへのドアを出ると,大人数が待機できる場所もあまりなく,両替などの店がある程度である。外に出るとタクシー乗り場や,道路を隔ててMRT(地下鉄)乗り場があるので,市内への移動はいとも簡単である。 |
↓BR191便は予定より25分早く到着

↓到着ロビーに集合するツアー客

↓到着ロビーで真っ先にするのは両替

↓松山空港(台北国際空港),手前にMRT乗り場への入口がある

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