仏像の鎮座する「チンタグリル」は心地いい~バリ島30
バリ島(インドネシア)「チンタグリル」はモンキーフォレスト通りでも人気のオープンレストランである。入口には,仏像が鎮座している。通りからでも見えるので,地図がなくても,夜でも通りを歩いていればすぐに気づくと思う。仏像のある中庭を囲むようにバリ風の家屋が3つあり,家屋にあるテーブルは屋根あり,中庭のテーブルは屋根なしとなる。天気や昼夜によって席が選べるのである。雨が降っていれば,屋根ありの席となり,夜になればどちらでもよい。屋根があってもオープンスペースなので,屋根なし席とあまり変わらない。この店の料理はボリュームが多めだ。欧米系が多いのと関係しているのだろうか。日本人なら一人1~2品で十分なので,本当は大勢で行ってシェアするのがお得である。値段も手ごろで,ウブド滞在中なら1度は行きたい店である。【2014/3/22(土) 午後 0:36】 |
↓入口に仏像が鎮座する「チンタグリル」

テーブルの雰囲気としては,テーブルの中央のみスポットライトが当たるようになっていて,テーブルの周囲や座席にはライトが当たらないので,お互いに顔は暗い。中央寄りの料理だけが明るいので,美味しく見えるが,料理が周辺部分に置かれていると,はっきりいって何の料理かわかりづらい。しかし,店の雰囲気を重視する客なら,多少暗い方がいいのかもしれない。料理の美味しさを追求するなら料理全体に照明が当たり,明るい方がいいに決まっている。この店は場所によっても照明の明るさが異なるようだ。もっとも暗い場所に当たってしまうと,なかばヤミ鍋状態とならないとも限らない。料理を二の次に考えると,多少暗いことから居心地はよい。周囲のあちこちから語らいが聞こえてくるが,団体は存在せず,日が暮れると風も心地よく,自然の空気の中で食べる料理は,暗くても案外美味しいものだ。居心地よさは,とくにバリを訪れる欧米人には必要な条件に思える。バリを旅行先に選ぶほどだから,東洋の神秘と熱帯の心地よさを第一に考えているのだと思うから,この店は合格といえよう。 |
↓メニューはバリ風
