北村エリア再訪5~絶景ポイント・前編~ソウル145
ソウル北村(プチョン)の韓屋街歩きは後半に入り,景福宮(キョンボックン)側(西側)の通りを歩くことにした。東が高く,西が低い斜面なので,道路にも傾きが生じ,走行が難しそうだ。ふと道端に,矢印と「北村展望壱」という漢字の案内表示があった。展望のよさそうな場所へのお誘いだろう。際立って高そうな場所もないはずだが,興味をそそられ,行ってみることにした。 左折し,路地を突き当りまで進むと,「眺望が素晴らしい」との案内板があり,4階建てのビルが建っている。見上げると手すりとガラス戸のある屋上階に人影があった。つまり,建物の屋上階が展望台なのだ。この建物は個人所有で,オーナーが屋上階にテラスを作り,韓屋街が一望できる展望台として観光客に開放しているのである。道路は「鍾路区北村路11ダキル 22-3」,住所は「鍾路区三清洞 35-62」。入場料は3,000ウォンかかるが,ドリンク付きで,滞在時間や撮影に制限はない。歩き疲れた身体の休憩にはもってこいのスペースである。管理人らしきオジサンは少し日本語ができるが,常にその場にいるとは限らない。この地域は韓屋を現代風の家屋に建て替えることも多くなってきて,韓屋街の景観も将来は変わるかもしれない。【2021/2/26(金) 午後 8:00】 |
↓道路が傾いているこの通り沿いにある展望台
