伝統的絵画を見た後は,一度外に出て,向かって右側にある2階建ての建物に入る。ここには抽象画っぽい絵画が多い。少し降りた1階から入り,2階に行くのがノーマルコースだ。2階はとくに風通しがよく,360度すべてに窓や絵画があって,これまた日本の美術館ではちょっと味わえない。【2012/6/16(土) 午後 8:48】 |
↓2階建ての建物の2階の展示スペース

↓2階の出口

その後,西側の扉から外に出て,向かって左側の平屋の建物で,バリ島の風物を扱った絵画を見る。こちらはわりと最近の絵画が飾られている。現代風のバリの絵なので,写実的で,中には写真顔負けの絵画もある。その中でネカ美術館を最も有名にしている絵画がある。男性と女性が壁を隔てて向かい合って(話しかけて)いる絵である。ガイドブックなどには必ず使われている絵画なのだが,もともとは別々に描かれた絵を2点横に並べたら,1点の絵のように見えるので,それ以来ずっと2点はセットで飾られ,あたかも描かれた時から1点の絵のように扱われてきたものである。そして向かって左側手前の建物とインフォメーションのある本館の絵画を見て終わりということになる。 |
↓向かって左側手前の建物の入口にあるユーモラスなオブジェ

↓向かい合う二人の絵(画質を落としてあります)

↓現代バリらしい雰囲気の絵(画質を落としてあります)

↓またもやあった入口のオブジェ

↓現代バリ画のある展示スペース

↓中央にある東屋にはバリの楽器が

絵画の点数はかなりあるので,ゆっくり見て回ると1時間くらいかかるかもしれない。トイレは本館の地下,グッズショップがインフォメーション前にある。ウブドに来たら必ず訪問したい美術館の1つである。他にもこのような美術館はウブドにいくつか存在するが,こことウブド中心部にあるプリ・ルキサン美術館が有名であるが,アルマ美術館等も行くとなるととても1日では見切れないだろう。 |
↓庭の植物
