地区内では中央に位置する中3A館~中4館,さらに中5・中6館という地区には物販店や飲食店が多い。まだ営業を始めたばかり(午前10時)の店が多く,準備中ゆえ中に入ることはできなかったが,午前11時を過ぎればランチタイムも近くなり,本格的な営業に入るだろう。日陰が多く,暑い日でも休める場所が多いので,映画を見て食事をして,半日のんびりするにはまさに都心のオアシス的存在の場所といえる。観光客にはちょっと不向...
Yukky's ワールドウォッチング
掲載写真26400枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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「華山1914文化創意産業園區(華山1914クリエイティブパーク)」は日本統治時代の戦前にあった酒工場の跡地をリノベによって再生させた商業地である。場所は中正區八得路一段で,最寄のMRT板南線忠孝新生駅から3分ほど。ここを訪れたのは午前10時少し前で,ショップはまだ開店してなくて,人もまばらだった(北側の金山北路から進入)。地区に入るなり,日本ほど普及していない自販機が3台並んでいた。品揃えは,日本でも飲まれ...
宿泊がMRT松江南京駅近くだったので,「華山1914文化創意産業園區」へは徒歩で行くことにした。一江街→松江路→吉林路→新生北路→金山北路という順で約1kmという行程だ。距離的には問題ないが,緑地のないビル街を歩くので,散策というわけにはいかない。全行程に舗道があり,車もそれほど多くない安全な道のりで,ストリート・ウォッチングには向いている。周辺は数階のビルが多く,時々10階を越えるビルもあり,都市部の真っただ...
今流行りの富錦街(フージンジエ)を散策してきた。スタートはMRT「忠孝敦化」站。駅前から富錦街のほぼ中間にある「新中公園」までタクシーで移動した。富錦街沿いには3~4階建ての古い住宅(下に店舗)がびっしり並んでいる。通りには,家具店,コンセプトショップ,カフェなどが適当に散らばり,並木もあっておしゃれな雰囲気を醸し出している。ただし,店のオープンは遅めで,午前11時くらいから営業を開始するようで,午前10...
入口の大門まで歩いて4~5分だ。衛兵交代式は9時~17時まで1時間ごとに約20分間行われる。大門の脇に衛兵控室があり,5人の兵士が毎時00分にスタートし,大殿を警護している兵士と交代する。大門に立っていたのが白の制服つまり海軍の制服だったので,海軍の兵士5人の行進だ。歩き方が独特で,それも5人が一糸乱れる動きは見ものだ。この交代式を見ようと,数十人は集まってきていたので,次の11時の交代式はさらに見学する人が増...
大殿の外回廊は幅がゆったりあり,武人烈士祠の前から反対方向の武人烈士祠まで,遮るものがない。この日は朝9時台に着いたので,まだ訪れている人は少なく,写真を撮るにも人がほとんど邪魔にはならず,最適の時間帯だった。観光バスによるツアーの人たちが入ってくるとこうはいかない。次に行ったのは,大殿の左側奥にある(武人)烈士祠だ。内部には線香台と墓碑があり,一部の人(烈士)は写真とプロフィールが記載されていた...
忠烈祠の主な建築形式は,北京にある故宮太和殿を模したものだ。故宮よりは壁や天井の色が鮮やかに見える。まず初めに,山門だ。内側の両側の壁には,彫金で抗戦の様子が描かれていて,見応えがある。潜ると真正面に建つのは大殿だ。内部はシンプルな造りで,天井や梁には見事な絵や模様が見られる。外側の壁に沿った廊下にも衛兵がいて,絶えず警備をしている。大殿の両側には武人烈士祠がある。この堂には抗戦で戦った武人たちが...
衛兵の制服の色は,陸軍は緑、海軍は白,空軍は青と決まっているので,訪れた時の衛兵の服装の色で,陸軍,海軍,空軍のいずれかがわかる。この日は白だったので,海軍からの派遣というわけだ。大殿まではそこそこ距離がある。ゆっくり歩きながら,空を見上げると,近くの松山空港から飛び立った飛行機が見えた。大殿の手前右側には鼓楼が建ち,陸皓東烈士の胸像が置かれている。陸皓東は清末の革命家で,孫文の革命活動に参加した...
B棟と台北101のツーショットは,戦後の台湾と21世紀の台湾の建築物対比としては好ましい写真だ。広場の南側にあるC棟にはカフェ&雑貨「好丘(ハオチュウ)」が入居している。雑貨だけでなく,カフェがあるので,ここでランチを食べるというのも手だ。台北101にも飲食店はたくさん入っているが,リノベーションした古い建物で台湾料理やベーグルをいただくというのは,なんとなく落ち着く。日本の古民家でいただく日本食と同じよう...
南側の広場の北に位置するB棟に入っている眷村(けんそん)文物館を訪ねた。眷村とは,戦後中国から渡ってきた軍人やその家族が暮らす集落のことだ。食事,調理用品,生活雑貨,家具,服等が展示され,日本製のモノもある。食事は少し異なるが,日本の戦後,昭和時代の一般家庭を見ているようだ。この場所は駅からわりと近く,「台北101」は目と鼻の先で,そびえ立つ台北101をバックに四四南村のベストショットを写せる。【2023/2/...