11回目の全国旅行支援の旅は79回目の沖縄(那覇)~那覇65
那覇2023年3月17日~20日に沖縄・那覇に行ってきた。3泊4日で休日は1日あるので,地域クーポンは5000円分の支給だ。これで昨年(2022年)9月からの全国旅行支援の旅は11回目となった。3月中・下旬に沖縄に行くのは6年連続。沖縄に行くこと自体も,2004年から20年で通算79回目となった。30回くらいで沖縄通と言っている人もいるが,79回でも沖縄通と言うには抵抗がある。羽田空港と那覇空港を日帰りでただ行き来するだけのこともあったし(いわゆる修行),沖縄本島すべてをまわったわけではない(世界自然遺産に登録されたやんばるには未だに足を踏み入れていない)からだ。 新型コロナウィルスはようやく下火になり,海外からの旅行客が大挙して入ってきて,沖縄は国内観光客と韓国,台湾(大型フェリーの寄港も始まっている),香港,タイ(3月16日からチャーター便開始)からの観光客が入り乱れて空港はもちろん,観光地はたいへん混雑している。【2023/3/25(土) 午前 5:00】 |
↓2023年3月17日正午ごろの羽田空港第2ターミナル出発ロビー

3月18日は朝方雲は厚かったが,徐々に青空になり,22~23℃の快適な気候になった。国際通りは思ったよりも観光客が少ないのは,皆リゾートで過ごしているのかもしれない。それでも土曜なので,地元の若い人は街歩きに那覇に出てきたようだ。この日の那覇空港は,海外から7便乗り入れていた。圧倒的に韓国が多く,那覇市内でも朝鮮語が聞こえてくるが,かといって中国語も負けてはいない(台湾・香港からの観光客もわりと多い)。 |
3月19日は遠出はないので,朝はスタバでゆっくりして,午前10時からの第一牧志公設市場のオープニングセレモニーを見に行くことにした。19日は日曜なので,正午から(午後6時まで)国際通りはトランジットモール(歩行者天国)になった。前日(18日)よりも人出は増え,市場本通りや平和通りなどの側道も併せて,かつての賑やかな那覇に戻っていた。春休みに入ることもあり,4月上旬まではこの状態が継続すると思われる。 |
3月20日は帰京する日だ。初日にホテルで受け取った地域クーポンを使い切らないといけないので,出発の3時間前には那覇空港に行った。国際線は11便も乗り入れていて,やはり韓国便が多い。沖縄に来てから連日曇りがちだったが,帰京する日になって(那覇空港に着いて)初めて雨になった。もともと晴れ男なので,雨に当たらないのは当然なのだが。搭乗する便は満席,午後にかけての便も軒並み満席で,翌21日の羽田便も全便満席という活況ぶりだった。3月~4月は季節柄丁度よい陽気が続くので,沖縄旅行に最適だ。ただし,真っ青な海や空を求めるなら夏にならないと無理だが,今年の夏は普段よりも早目に飛行機の予約は埋まると思われるので,今から予約し,宿も抑えておかないと手遅れになる。沖縄の4月以降の全国旅行支援は7月20日宿泊までOKなので,梅雨明けの7月上・中旬が混雑もさほどでないし,お得だと思うが,今年の沖縄の予約状況は過去3年とは違うようだ。 |
第一牧志公設市場が3年9か月ぶりに新装オープン~那覇64
那覇偶然にも「第一牧志公設市場」の新装オープンの日に那覇に滞在していた(前日の3月18日も)。2023年3月19日(日曜)午前10時から市場前でオープニングセレモニーがあり,終了後に入店できることを知って,午前9時50分ごろに市場前に行ってみた。案の定ものすごい人だかりで,腕を伸ばしてもカメラで前方はよく撮れない。地元の芸能が披露され,県知事や那覇市長,前総理大臣等の挨拶が続き,午前11時にようやく新装なった市場内に入れることになった。いざ入場しても東京の通勤ラッシュ並みの混雑なので,すぐに2Fに上がり,さっさと食事にした。新しい市場は中央が吹き抜けの3階構造で,1F,2Fは今まで通りに,それぞれ市場,食堂となっていて,今までなかった3Fには,多目的室や調理体験室などができたが,観光には直接関係ない。従来より広いのか狭いのかわかりづらいが,中央に吹き抜けができたので,2Fの床面積は減ったかもしれない。【2023/3/19(日) 午後 8:00】 |
↓前日2023年3月18日の第一牧志公設市場前

食事を終え,3Fに上がり,2F・1Fを見下ろし,2F,1Fへと降りていった。2Fの飲食店,及び1Fの生鮮・鮮魚・精肉売場は,「持ち上げ(1Fで購入した食材を2Fで調理してくれる)」があるので,正午を過ぎても相変わらずの混雑で,空席待ちの人たちも大勢待機していた。12時30分を過ぎて外に出た。1時間半前までの混雑は嘘のように,人の往来は減っていた。何度も来ている第一牧志公設市場ではあるが,さすがに2時間半も滞在したのは初めてだ。3年9か月営業していた近くの仮設店舗(閉鎖済)を見ながら,市場近辺を後にした。次に来るのは今年の夏になりそうだ。 |
福州園を見に行った(秋・冬景色編)~那覇63
那覇福州とは中国福建省福州市のこと。那覇は福州と,琉球王国時代から貿易で関係があり,1982年に那覇市と福州市は友好都市締結をした。その10周年記念として開園したのが「福州園」だ。開園から30年経った2022年に園やHPなどをリニューアルしたので,時間がない中,2022年末にちょっと立ち寄ってきた。園は,南北に細長く,南から,「春景色編」,「夏景色編」,「秋・冬景色編」と3つの園から成る。出入口に近い「秋・冬景色編」は,池をまわる回遊式庭園になっていて,時間がなくても10~15分程度でまわれるようになっている。入口で入場料を支払って,貼ってある写真を見ると,習近平の顔。習近平は福建省省長時代の2001年に来園しているのだ。典型的な中国庭園なので,建築物,装飾等はどこをどう見ても中国風で,植えてある樹木も中国風に竹や梅といったものが中心となっている。園内にいると日本にいることをしばし忘れてしまいそうだが,飛虹橋から出入口の大門方向を見ると,大門の上からにょっきりマンションが見えるのは,那覇市内の住宅地にある庭園ゆえ仕方ないことだろう。「春景色編」,「夏景色編」の2つの庭園はまわる時間がなかったので,次回にまわすことにした。【2023/2/24(金) 午前 5:00】 |
↓南側から続く福州園の外塀

2022年末の寒い那覇~那覇62
那覇2022年12月18日の那覇は,寒波に見舞われ,最高気温が13℃ほど。那覇は年中風が強いので,この日は冷たい風の影響で,体感温度は10度以下という寒さになった。全国旅行支援・前半の最終とあって,多くの観光客が訪れていたが,ダウンジャケットを着ている者も多く,南国沖縄とはとても思えない風景だった。国際通りは午後にトランジットモールとなり,市場本通りなどアーケード街も賑わっていた。 長い間建て替え工事を行っていた那覇市第一牧志公設市場の外観は,ようやく完成にこぎつけていた。これから内装工事に入り,オープンは早くて2023年3月下旬になりそうだ。 ところ変わって那覇バスターミナルでは,前日・この日とバス・フェスタが行われていて,2階のOPA前では,琉球バス交通のガイド6人が琉球民謡の歌とステージを披露していた。風が強く,しかも冷たいので,ガイドの声は微かに震えていた。【2022/12/23(金) 午前 5:00】 |
↓日曜午後の国際通りトランジットモール(一部4K動画からの切り出しあり)

世界遺産「識名園」を訪ねて~那覇61
那覇那覇市内にある識名園に行ってきた。識名園は,2000年に登録された世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の九つの遺跡の一つである。琉球王朝時代には迎賓館の役割を果たし,現在は国指定特別名勝にもなっていて,中国,日本,琉球の文化が融合した歴史ある建物及び庭園がある。緑も多いので散策には最適な場所である。コロナ渦に訪ねたので,見学エリアが本来より狭まっていて,一周するのにそれほど時間はかからなかった。育徳泉,御殿(うどぅん),駕籠屋,番屋が主な見どころで,日本様式の回遊式庭園と「心字池」も見ることができた。市内中心部から路線バスやタクシーで簡単に行くことができる。【2022/12/21(水) 午前 5:00】 |
↓「識名園」入口
