昨年の11月30日に釧路市から旭川市まで移動する機会があった。釧路駅から特急で帯広まで行き,帯広駅前から都市間バスで旭川駅前まで移動する経路だ。釧路から旭川までは直行バスがあり最も安いが,6時間半も一つの交通機関に乗り続けるの辛い。また,釧路から鉄道で行く方法もあるが,最短距離を選んだ場合は,帯広から先の根室本線が途中で不通になっていて代替バスに乗り継ぐなど不便で,6時間以上かかる。最短距離ではない経路を選ぶと,札幌まで特急で行き,札幌から乗り換えて特急で旭川に行くので,乗り換えは1回だが,料金が最も高く,時間も6時間以上かかかることがわかった。結局,どの経路も最低6時間かかるので,疲れず,料金もほどほど,を選ぶと,釧路~帯広を鉄道(特急),帯広~旭川をバスと言う結論に達した。同一都道府県内の陸路の移動(駅あるいは駅前から別の駅あるいは駅前まで)に6時間以上もかかるのは,北海道だけではなかろうか。泊まっていた釧路プリンスホテルから日の出を眺めて(6:52),まずは徒歩で釧路駅へ出発した。【2019/1/6(日) 午前 8:26】 |
↓日の出時刻は6:38ごろだったが雲があり,雲の上に顔を出したのは6:52

駅前は10分余りの距離だが,この日は氷点下6℃。まだ寒さに慣れていないのと,風があったので,体感温度がさらに下がっていて,途中のローソン前を通過したら,あとはラストスパートで一気に釧路駅に向かった。釧路駅には7時40分着。始発列車なので,自由席特急券を買って,早々とホームに出たら,発車時刻の30分も前に特急スーパーおおぞら4号はホームに入線してきた。北欧調の色彩の外装と,落ち着いた雰囲気の車内だ。釧路を出ると(釧路発8:23),大楽毛(おたのしけ)を過ぎるまでは海はほとんど見えないが,その後はしばらく太陽光が反射する太平洋が左手に見える。浦幌町に入ると,線路は内陸を通るようになり,海とはお別れだ。畑作地や林が見え隠れし,最初の停車駅池田には9時36分の定刻に着いた。そして次の停車駅帯広で下車した(9:55)。約1時間半の列車旅は,景色を見ていたらあっという間だった。この後,帯広駅前で旭川行きの都市間バスに乗り換えだ。 |
↓ローソンを通過したらあとは一直線

↓朝日を浴びるJR北海道釧路駅到着

↓札幌行特急スーパーおおぞら4号の発車は8時23分

↓7時50分にはホームに入線

↓車内

↓入口付近の外装

↓反対側のホームには花咲線(根室本線の釧路以東の愛称)のディーゼルカーが到着

↓釧路を出てしばらくは海がほとんど見えない

↓反射した太陽光でキラキラ輝く太平洋

↓内陸に入ると畑作地がちらほら見える

↓町営ワインで有名な最初の停車駅池田に停車

↓池田を出て19分で下車駅の帯広に到着

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