2023年05月 page1 - Yukky's ワールドウォッチング
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Yukky's ワールドウォッチング

掲載写真24900枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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小浜島半日旅2~小浜島2

遠くに石垣島を臨みながら,集落に入ってきた。めざすは「こはぐら荘」だ。「ちゅらさん」で民宿「こはぐら荘」として撮影された家は,撮影年(2006年),国登録有形文化財として登録された「大盛家住宅」だ。中には入れないが,家の前で撮影することは可能だ。取り敢えず記念撮影をお願いし(カメラをバスの運転手に渡せば気軽に撮ってくれる),時間が少しあるので周りを歩いてみる。典型的な沖縄の集落だ。もともと人口が少ない...

小浜島半日旅1~小浜島1

石垣島滞在中に,まだ訪れていない小浜(こはま)島に日帰りで行くことにした。石垣島の離島ターミナルからフェリーで25~30分ほどの距離だ。西表島の手前北側に位置する,面積約8㎢,人口700人あまり(2021年)の島で,竹富町に属している。小浜島を有名にしたのは,2001年度上半期放送のNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」だ。小浜島での行動はまったく考えないで行ったが,ちゅらさん関係の施設や景色は見たいと思っていた。【202...

「メコン川クルーズ」ツアー~ミトー6

タイソン島に上陸してから数分歩き,最初の目的地のハチミツファームに到着した。ミツバチを見せてもらい,ハチミツとベトナム菓子を賞味した。ハチミツはもちろん購入可能だ。無料オプションでヘビを首に巻くことが可能だったが遠慮した。数年前に家の前で蜷局を巻くアオダイショウに遭遇して以来,ヘビとは相性が悪い。次の目的地は,フルーツ農園。そこで南国のフルーツを数種類賞味した。フルーツを味わっている間に,3人の地...

そうだ,蘇州へ行こう12~山塘街歩き4~蘇州12

山塘街の運河はそれほど幅はないが,船乗り場があるので,遊覧船に乗って運河クルーズをすることができるようだ。運河の北側沿いには道はない。反対側の南側には,一部だけ道があり,店が並んでいて,ドリンク程度の飲食はできる。南側からの景色は,時代を遡ったような錯覚にさせる。写真に撮るならカラー写真よりセピアなら実感がわくだろう。今はフォトショで加工できるのでカラーでも構わないが。運河を越えた南側の小路では,...

世界遺産「斎場御嶽」を見に行く・後編~本島南部12

斎場御嶽(せーふぁうたき)の最も奥にある「三庫理(サングーイ)」をめざす。「三庫理」は斎場御嶽最大のパワースポットで,その三角形の岩をくぐった先にある岩が「チョウノハナ」という拝所になっている。琉球を創世したというアマキミヨが降り立った場所である。しかし、現在そこは三密回避のためなのか立入禁止になっていて,三角形の岩をくぐることはできない。岩の少し手前にある壺は,シキョダユルアマガヌビー(奥),ア...

ブルージュ日帰り旅行12~マルクト広場をめざして~ブルージュ11

運河クルーズの出口からほぼ東にのびるカスタンジェボーム通りは人もまばら。表通りと裏通りの人通りの差は歴然だ。マリア通りを歩いていたら,馬車が通り過ぎていく。中世の街並みなので違和感は全くない。日本の古い街ではこれをやってはいけない。「Gruuthuse Hof」というカフェで道は分かれる。左はハイリゲ=ゲースト通り,右はグルウザセ通りだ。どちらかからもマルクト広場へは行けるが,右の方がやや近道か。【2023/5/17(水...

ブルージュ日帰り旅行11~運河クルーズ4(最終回)~ブルージュ10

すれ違うボートにアジア系観光客は見当たらない。中国,台湾,香港,韓国あたりから来ていてもおかしくないのだが,ブルージュ(ブルッヘ)では日本人はもちろんアジア系をついぞ見かけなかった。運河クルーズ終盤,注意深くまわりを見ているとクルーズボート向けに彫刻が施された場所があり,趣向を凝らした仕掛けが面白い。北東から南西方面に進んでいるので,常に聖母教会の尖塔が見え,周囲の景観は素晴らしい。一般住宅のそば...

台湾東部紀行13~羅東民生商場でクールダウン~羅東4

羅東民生商場は民生路の東の入口に近い場所にある,昔ながらの伝統市場だ(宜蘭縣羅東鎮民生路6號)。2階には食べ物以外の店舗が入っていて,地域住民にはなくてはならない?食と生活用品のショッピングセンター的存在だ。夜市見物前の休憩を取る(クールダウンする)ために,この民生商場に寄ってみた。【2023/5/12(金) 午前 5:00】   ↓民生商場前↓民生商場入口↓段差のない緩やかなエスカレーター1階奥には「麥芽糖古早味紅豆...

「幸せの黄色いハンカチ」のロケ地へ~道央30

「幸福の黄色いハンカチ」は山田洋次監督,高倉健主演の1977年の日本映画だ。網走刑務所をスタートしたこのロードムービーのゴールは夕張市の炭住(炭鉱住宅)であることから,当時ですらほとんどなくなっていた長屋を記念資料館として残したのが,「幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば」だ。映画で使った黄色いハンカチと赤いファミリアが保存されている。さらに訪問者のメッセージや映画の写真パネルなどが保存されているが,訪れ...

富錦街ちょっと散歩~台北211

今流行りの富錦街(フージンジエ)を散策してきた。スタートはMRT「忠孝敦化」站。駅前から富錦街のほぼ中間にある「新中公園」までタクシーで移動した。富錦街沿いには3~4階建ての古い住宅(下に店舗)がびっしり並んでいる。通りには,家具店,コンセプトショップ,カフェなどが適当に散らばり,並木もあっておしゃれな雰囲気を醸し出している。ただし,店のオープンは遅めで,午前11時くらいから営業を開始するようで,午前10...

エヴォラへの旅(最終回)~帰途につく~エヴォラ15

エヴォラでの見学を終え,城壁内から城壁の外に出て,朝方歩いてきたバスターミナルまでの道路を戻る。数分でバスターミナルに着いた。リスボンからバスで着いたときは,バスターミナル内には寄らず,真っすぐエヴォラ市街地に向かったので,バスターミナル内に入るのは初めてだ。とてもシンプルな内部で,キップ売場,待合所,小さなカフェ,トイレがあるだけだ。日本のようにポスター等広告がないので,ゴミゴミした雰囲気は一切...

5月上旬の美瑛の丘・後編~道北55

5月上旬の美瑛の丘を引き続きまわってみた。まだ整地されていない畑作地も少なくなく,作業はこれからが本番という印象だ。日中の気温はまだ10℃台前半と寒いが,これから急に暑くなる日もあり,作物の成長に影響するので,整地や種まき等一連の農作業は早める必要があるだろう。遠くに見える十勝岳連峰にはまだ残雪があり,東京では春爛漫の5月上旬でも北海道ではようやく春を迎えた時期で,季節のずれは1か月半ほどあるようだ...

5月上旬の美瑛の丘・前編~道北54

北海道の雪融けシーズンは都市部では毎年3月中旬~3月下旬である。一方,郊外の農地となると,朝晩を中心にまだ寒いので(氷点下の日も多い),4月上旬ごろまであちこちに雪が残っていることも珍しくない。5月上旬の美瑛をまわってみた。畑作はまず土づくりから始まる。冬の間に硬くなった土をほぐし,整地する作業だ。トラクターを使い,作物を植える畑作地全てを行わなければならない。それが終わって堆肥など肥料を用い,種...

ブルージュ日帰り旅行10~運河クルーズ3~ブルージュ9

運河の幅が広がり,直線区間となり,見通しが前半よりよくなった。両岸に道路が現れ,運河沿いを歩く観光客も少なくない。ホテル等観光に特化した建物は,外壁を塗り替えたりして,古い建物なのに新しさを感じる。オードリー・ペプバーン主演映画「The Nun's Story(尼僧物語)」(1959年アメリカ製作)の一シーンに出てくる橋があった。とくに気に留めなければ目立った特徴もないし,ガイドからの言及もないシンプルな橋だ。ボー...

ブルージュ日帰り旅行9~運河クルーズ2~ブルージュ8

運河クルーズはいよいよ北東に向かって,次々に古めかしい橋をくぐり,歴史のある建物を左右に見ながら進むようになった。最初の橋である「ボニファシウス橋(Bonifacius Bridge)」は100年以上も前の橋ということだ。第二次世界大戦の戦火を免れたということになる。次の「グルートフーズ橋(Gruuthusebrug)」は運河の上に建物が載っているという橋だ。建物があるので,橋を人や車が渡ることはできない。まもなく別のボート乗り...