タクシーは交渉性?~クアラルンプール13
マレーシアクアラルンプールではメータータクシーが大多数というわりには,メーターを倒さず,旅行者と見るや,交渉をするドライバーが多い。デパートのタクシー乗り場などは,交渉だと後ろに並んでいる客に迷惑がかかるので,ドライバーは原則メーターにするようだ。タクシー乗り場は,デパートや大きな駅にある程度なので,流しのタクシーも多い。タクシーに乗るには,当たり前だが,まず走っているタクシーを停める。手を肩の高さに真横に上げていれば停まってくれる。助手席のドアを開け,行きたい場所を告げる(実際に乗るのは後部座席)。そうすると,ドライバーはメータータクシーの2倍~3倍の値段を言ってくるのが常だ。メータータクシーがあまりにも安いので,交渉性にして,あわよくば,懐に入れようという作戦なのだが,時間がない,場所がわからない,など旅行者には不利な面も多々あり,言い値が高くても乗ってしまうのだが,いきなり1回の交渉で乗ることはせず,値下げさせることを考えたい。ドライバーはけっこう強気が多く,なかなか下げないので,2,3回交渉して思ったほど下がらなければ交渉決裂とこちらで勝手に決めて,ドアを閉めてしまえばよい。メーターに専念する良心的なタクシーも少なくなくはない。メーターで乗るタクシーはとにかく安い。中国並みの値段である。4kmくらい乗っても5リンギッ程度だ。メータータクシーと外観ではわかっても,メーターを倒す良心的なドライバーに当たるかは運頼みだ。停めてみなければわからない。英語も通じるか通じないかも運だ。よって,クアラルンプールのタクシーに乗ることは運試しの一つと言えよう。スリル満点で,友達と行った時の賭けにも使えそうだ。【2009/7/31(金) 午後 9:45】 |
↓トゥンク・アブドゥル・ラーマン通りにて
