民俗村を歩く~チェジュ島8
チェジュド(済州島)済州島には数百年前から続く家屋が保護されている地域がある。済州島東部に位置する「城邑(ソンウプ)民族マウル」だ。町並みは昔そのままで,実際に人が生活している。観光客を受け入れているが,それほど大勢の観光客が押し寄せる場所ではない。しかし,近くには中国資本が開発しているコンドミニアムやホテル,住宅などがあり,中国人客がここ数年で急増している。ツアーで行くと,受け持ちの家庭に案内を委ねられる。日本人だと,日本語が話せる人がガイドを行う(無料)。一通り家のまわりや家屋を案内されると,小屋に連れていかれて,冬虫夏草や馬の骨など,漢方を使った健康サプリメントの販売をする。これがこの村の主たる収入源だ。ガイドでは金を取らないが,高い漢方薬で,設ける仕組みがあったのだ。ちなみに冬虫夏草は1本(1年分)が,1年半前で確か35,000円くらいした。飲んでみなければ効き目はわからないが,製造費はせいぜい10分の1だろう。購入は強制でもないし,買わなければ怖い目に遭うということもけっしてない。【2015/8/30(日)午後 2:34】 |
↓城邑民族マウルに到着
