2006年公開の映画「かもめ食堂」は,主人公(サチエ役・小林聡美)が営む日本食堂という設定で,日本人観光客にもとくに有名な観光スポットだ。午後2時,遅いランチを食べにヘルシンキ中央駅からトラム(3番Viiskulmu下車3分)で向かった。どちらかというと住宅街に近いビル街の1階に,Pursimeehenktu通りに面して,「かもめ食堂」はあった。映画ではかもめ食堂という名だが,本当の店名は,「Kahvila Suomi」というフィンランド料理のカフェだ。ただし,通りに面したウィンドウには「かもめ食堂」という文字も書かれている(日本人観光客の撮影スポット)ので,ショーウィンドウを見ながら歩いていればすぐにわかる。ヘルシンキに来た日本人観光客はほぼ全員が行くであろうが,それ以上に地元の人々で常に混んでいるようだ。店舗は幅がそれほどない分,奥に長細い。昼をだいぶん過ぎているのに席はわりあい埋まっていて,空いている席はもっとも奥だったが,かえって落ち着く場所だった。【2016/10/23(日) 午前 11:01】 |
↓「かもめ食堂」のある「Pursimeehenktu通り」

↓「かもめ食堂」のある辺り

↓「かもめ食堂」のある5階建てのビル(右端が「かもめ食堂」)

↓「かもめ食堂(Kahvila Suomi)」正面

↓「かもめ食堂」の内部(入口側から奥をのぞむ)

↓「かもめ食堂」の窓際席

奥にはフリードリンクなどや,レジなどがあり,見たところ,JCBカードだけは使えないようだ。レジ奥には,映画「かもめ食堂」のポスターが貼ってあった(地元の人で映画を知らない人は何のことだかわからないが)。黒板にはおすすめメニューが書かれていた。コーヒーは1杯2ユーロなので,日本ではドトールコーヒーなみで,わりとリーズナブルである。 |
↓「かもめ食堂」の内部(奥から入口方向をのぞむ)

↓映画「かもめ食堂」のポスター

↓奥にあるフリードリンクコーナー

↓奥の黒板には今日のおすすめ

↓コーヒーは1杯2ユーロ

↓奥の高い位置には窓があり,天井も北欧調

メニューにはさすがに日本語があるので,たいていの日本人観光客はこちらをリクエストする(写真付きでない限りわからないから)。北欧の定番の「ミートボール」と,フィンランドの定番の「トナカイの煮込み」を注文した。後者にはベリーソースを付けて食べるのが,フィンランドの常識である。これがなかなか合うから納得せざるを得ない食べ方だ。営業時間は9:00~21:00,土日祝は休業。午前中はわりあい空いていると思われる。 |
↓日本語メニュー

↓「ミートボール」

↓「トナカイの煮込み」

↓ベリーソースを付けたトナカイ肉

↓ソイソースは「キッコーマン」

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