石垣島と与那国島を結ぶ飛行機は一日一往復だ(曜日によって2便の日がある)。与那国空港は有視界でしか離着陸ができないので,日中しか飛んでいない以外にも,滑走路が雲等で覆われていたら離着陸できないので,飛行中止の多い路線だ。石垣空港を飛び立ったJTA(日本トランスオーシャン航空)のボーイング737はすぐに石垣市上空に差し掛かる。石垣港がよく見える。まもなく,右側にはラムサール条約登録地のアンバル干潟と名蔵湾が見えてくる。色を見るとまさしく南国の海だ。しばらく海が続き,西表島の北部を東から西に横断する。サンゴ礁の海が遠くに広がり,浦内川沿いにはマングローブの森が広がる。亜熱帯の海や森を眺めながらの飛行はあっという間に終わる。石垣から30分で与那国空港に到着する。小さな空港なので,歩いてターミナルに行く。リムジンバスなどはなく,市街地まではタクシーかレンタカーを利用するしかない。この島の場所名にはほとんど何でも「日本最西端」という修飾語が付く。空港のタクシー乗り場も例外ではない。【2009/12/20(日) 午後 5:56】 |
↓右下に石垣港が見える

↓真ん中が名蔵湾

↓西表島北部

↓西表島の浦内川

↓西表島西部

↓与那国空港到着・・・2月だというのに27℃もある。

↓与那国空港のターミナル

↓「日本最西端」がキャッチフレーズ!

与那国島に着いたらもう昼だ。ランチは日本最西端の飲食店にしようと,レンタカーで西に向かった。久部良地区にある「海響(いすん)」に入った。ランチは700円で,ごく普通の食事だったが,刺身はこの島で水揚げされたカジキだろう。目の前が久部良港なので,水揚げされたその日の,まだ冷凍されていないものが食べられる日も多そうだ。この店が最西端かと思ったが,ここから100mほど離れた「彦」という店がどうも最西端のようだ。 |
↓日本最西端の久部良港(クリックで拡大!)

↓レストラン『海響』とランチ
