2009年10月
マカオ名物のバカ旨アーモンドクッキー~マカオ16
category - 澳門(マカオ)
2009/
10/
31官也街ストリートのほぼ中心に「鉅記手信(コイケイサウソン)」がある。マカオに数店舗あり,土産はここで買うのが王道らしい。CSの「旅チャンネル」などでも紹介され,中国本土からの観光客の土産品トップを誇る店である。ここの「杏仁餅」と呼ばれるアーモンドクッキーはとても美味しい。マカオの関門やフェリーターミナルに行くと「鉅記手信」の手提げ袋を持った人を必ず見かける。店内はわりと広くいろいろな菓子を扱ってはいるが,何といってもアーモンドクッキーがいちばん人気だ。一箱35元だが,4箱買うと100元にするという。一箱25元なら超お徳だ。香港のチェクラップコック国際空港で買うと一箱100元に跳ね上がるので,何と4倍の値段差がある。店頭では製造作業が見られる。クッキーとはいっても,アーモンドや緑豆の粉を油で固めて,型押しし乾燥させて作るので,焼いたりはしない。【2009/10/31(土) 午後 6:51】 |
↓来店者の多い「鉅記手信」の店先
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アイス・カチャンを食する~クアラルンプール20
category - マレーシア
2009/
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30マレーシアのひんやりスイーツといえば,アイス・カチャンだ。これはいわゆるマレーシア風かき氷のことだ。豆(カチャン)や細切りゼリーののった氷に甘いシロップがかかっている。これらをかき混ぜて食べるのは韓国のカキ氷と似ている。日本のカキ氷は,シロップと練乳だけで固体が入っていないので混ぜる必要もない。 |
セントラル・マーケットの2階にはフードコートがある。けっこう広い空間で,中華,マレー,インド,イタリア,日本料理が味わえるが,デザート系も充実している。腹もそれほどすいていなかったので,ここらでアイスカチャンでも食べておこうと,中央にあるドリンクスペースでオーダーした。店の人がカキ氷の上にいろいろとトッピングをしていく。支払いはそれぞれの店で行い,テーブルはどこでも自由だ。見た目派手な色彩のカキ氷で,日本と根本的に違うのは豆などの具がのっていることだ。このへんは台湾,香港,ベトナムなどと共通する。氷に赤や黄色の色が付き,すでに具がその中に混ざっている。氷の割合が多いので,かき回しても,何が入っているのかわからないが,食べているうちに量が減り,氷が解けてきると,こんなものが入っていたのだと気づくのは,それで楽しいというものだ。【2009/10/30(金) 午後 7:47】 |
↓フードコートのあるセントラルマーケットの2階から1階の中央通路を見る
隣席で,インド系の女性とマレー系の女性,はたまた反対側ではマレー系の女性と中華系の女性が食事をしながら話をしていた。こういう光景はなかなか見られるものではない。イスラム教徒,ヒンズー教徒,仏教徒が同席する多民族社会を目のあたりにできるのがマレーシアだ。 |
↓料理を盛るマレー系の女性
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ハジャーイム神殿のお隣イムナイドラ神殿~マルタ50
category - マルタ
2009/
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25ハジャーイム神殿を見た後では,同じように見える岩の数々はよほど興味を持つ人でないと飽きてくる。気温は上昇し,暑くなってくると,イムナイドラ神殿までの何もないコンクリートのゆるい坂道は苦痛である。入口まで来ると,管理人が連れてきているのだろうか,2頭のイヌが通路をふさぐように寝そべっていた。入口の幅が狭いので踏んでしまいそうだが,噛み付かれるのはいやなので端をそろっと中に滑り込んだ。ハジャーイムよりは小ぶりな遺跡で,もうすぐ海という場所にある。海が見えるが民家は近くにはない。南部の海岸はほとんど断崖になっていて砂浜海岸はほとんどない。その断崖の上にイムナイドラ神殿はある。ドイツ語が聞こえてきたので,ドイツ人の団体だろうか。20人くらいの老若男女がガイドの解説に耳を傾けていた。日本の団体と違い探究心旺盛で,解説を聞いた後は思い思いに石を触ったり,写真を撮ったりと学習に専念していた。【2009/10/25(日) 午前 9:47】 |
↓ハジャーイム神殿から見たイムナイドラ神殿
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きらきらみちのく下北
category - Diary
2009/
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25下北(しもきた)といえば,東京では下北沢の略語として認識する人間が多いが,仕事で何回か青森県下北半島に行く人間にとってみれば,下北沢と結びつけることはまずない。10月3日に仕事で下北半島に出張することになった。いつもは羽田から三沢空港(青森県)に飛んで,その後は列車利用だが,今回は往路が新幹線+在来線,復路が三沢から飛行機という行程にしてみた。新幹線は八戸止まりなので,その後は,八戸から野辺地まで特急,野辺地から下北(むつ市)までは普通列車かバスということになり,乗り換えが多くたいへん不便である。家からドアツードアで7時間30分もかかるのだから,家から成田を経て上海に行くのと同じくらいかかる。ところが10月3日は土曜日で,八戸から下北まで乗り換えなしで走るリゾート列車があることを見つけ,指定券だけ買っておいた。その名も「きらきらみちのく下北号」である。ねぶたの塗装が鮮やかな3両編成の列車で,座席は1列+2列で,予約した指定券はたまたま1列の方。その座席は45度回転するので,車窓からの景色が横向きに眺められるという特典付きだ。まわりの乗客は観光客ばかりで,スーツを着た人間はいないので,たいへん浮いた状態で乗るハメとなった。八戸を出て,しばらくは穀倉地帯を走るので,黄色く実った稲穂がたなびく景色が,遠くには来年開通する東北新幹線の八戸・新青森間の高架橋が見えた。【2009/10/25(日) 午前 9:08】 |
↓下北までのキップ・・・けっして下北沢までのキップではない
さて,本来の乗り換え駅の野辺地に停車。車窓を眺めていたら,テレビで目にする顔が外を通っていった。この列車に乗って撮影をするらしい。スタッフ5名ほどと乗り込んできて,各車両で撮影開始。窓の外は津軽湾の景色が素晴らしい。遠くには津軽半島の山並みも見える。途中,2両目では津軽三味線の演奏会があったり,リゾート列車そのものなのだが,やはりスーツというのは違和感がある。下北に着く20分前からは強風のため徐行運転になり,下北到着は約10分ほど遅れたが,仕事前にきれいな景色を堪能することができ,休みの日の出張もまんざら悪くないと思えた。この撮影内容が映るテレビ番組が昨日(24日),テレビ東京午後7時からの旅行番組であった。その俳優がちょうど隣の席に座ったのにもかかわらず(話はしていない),このシーンも含め3号車全体のやりとりがカットされた。やはりリゾート列車にスーツ姿が映っていてはまずいのだろう。 |
↓野辺地駅から乗ってきた辰巳琢郎(この日は五所川原からの移動)
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ピラミッドより古いハジャーイム神殿~マルタ49
category - マルタ
2009/
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20ハジャーイム神殿はマルタ島南東部にあり,エジプトのピラミッドよりも古いとされている。しかしゴゾ島のシュガンティーヤ神殿よりは新しく,石の積み方にも進歩が見られるということである。マルタにある3つの世界遺産のひとつである。古代神殿はマルタに複数あり,ここは比較的保存状態のよいものだ。入り口でイムナイドラ神殿との共通チケット(7ユーロ)を購入すると,販売員の男性が「アリガトウ」と日本語で言ってくれた。どうして日本語なのかマルタにいる間ずっと疑問に思った。中国人かもしれないし,韓国人かもしれないではないか。そんなに日本人という顔をしているのか?日本人を顔だけで区別できるとしたらマルタ人の判別能力はすごい。【2009/10/20(火) 午後 8:13】 |
この神殿,岩を積み上げて作られているが,これらの巨大な岩をどうやって積み上げたかはまったくの謎である。近くに寄ると確かに巨大な岩である。最大で一つの石が20トンもあるといわれているので,数十人がよってたかっても持ち上げるのは無理に思える。ここから出土した女神像(「マルタのヴィーナス」)の彫刻や壺などはヴァレッタの考古学博物館に展示されているが,頭がなく,どんな顔をしていたかはわからない。女神像は太った妊婦像で,この像で豊穣を祈ったらしい。 |
↓ハジャーイム神殿
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