模擬坑道に入って最初のうちは単なる展示といった趣きだったが,奥に進んでいくと,模擬坑道が本物の坑道らしくなり,掘削する機械がたくさん置かれ,蝋人形ともに本格的な掘削シーンが出来上がっていた。とくに坑内員の蝋人形は,辛い作業を極力表現しようとしたのだろう。「辛い」を通り越し「怖い」表情になってしまっていて,照明がもっと暗ければお化け屋敷でも通用しそうな出来栄えになっていた。坑道の最後に地上までの長い...
Yukky's ワールドウォッチング
掲載写真26200枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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夕張市はかつて石狩炭田の有力炭鉱として繁栄したので,その歴史を残そうと「石炭の歴史村」という博物館がある。2018年にリニューアルされたが,その4年前に訪ねてみた。今では観光客が,団体・個人ともに少ない街なので,夏の観光シーズンでも混むことはけっしてない。「石炭の歴史村」にある,模擬坑道を見学して,その後採炭の歴史を展示している石炭博物館が見学できるようになっている。【2023/8/25(金) 午前 5:00】 ↓...
北竜町から札幌方面へ車で移動中に,「道の駅つるぬま」に寄った。樺戸(かばと)郡浦臼(うらうす)町キナウスナイという場所にある。群名,町名,字名どれを取っても聞きなれない名称だ。北海道一の稲作地帯である空知(そらち)にあり,特産品はエゾシカの加工品らしい。ひまわりで有名な北竜町が近いので,ひまわりにちなんだ食べ物も少なくない。とくに観光地ではないので,地元の「ふれあいプラザ」という役割も兼ねているよ...
「幸福の黄色いハンカチ」は山田洋次監督,高倉健主演の1977年の日本映画だ。網走刑務所をスタートしたこのロードムービーのゴールは夕張市の炭住(炭鉱住宅)であることから,当時ですらほとんどなくなっていた長屋を記念資料館として残したのが,「幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば」だ。映画で使った黄色いハンカチと赤いファミリアが保存されている。さらに訪問者のメッセージや映画の写真パネルなどが保存されているが,訪れ...
2階に上がると南北の端から端まで一直線の廊下がある。廊下の壁には何枚もの絵が飾られている。それを見て歩くもよし,展示物がある部屋に入って見てまわるもよし,と何ともフリーな空間だ。「記念室」と記された部屋に入った。そこは現在の北海道庁ができるまで使用されていた北海道知事の執務室で,大きなデスクと会議用テーブル・イス,応接セット等が置かれていた。壁の上方には,明治時代からの開拓長官や知事等の写真が額に...
北海道に住んでいたころから何度となく行ったことのある旧北海道庁に,約30年ぶりに行ってみた。旧北海道庁は,見ての通り全体が赤褐色のレンガで造られているので,「赤レンガ」の愛称で知られる(250万個のレンガが使われている)。北海道ではすでに秋の気配も感じられるようになった数年前の8月20日過ぎである。旧北海道庁は1888(明治21)年に建てられ,後方(西側)の新庁舎完成まで約80年,北海道の政治を担ってきた場所だ。...
世界のひまわりを次々に見ていくと,ヨーロッパ,アメリカ,南米に交じり日本で品種改良されたものもある。ひまわり=黄色やオレンジ色という先入観があるが,それ以外の色も少なくない。しかし,広大なひまわり畑には,黄色やそれに近い色の方がまわりの緑とも調和し,見ごたえがありそうだ。【2019/8/31(土) 午後 1:37】↓「レモンオーラ(アメリカ)」↓「テディベア(ドイツ)」↓「ムーンウォーカー(オランダ)」↓「太陽(日本...
北竜町の「ひまわりの里」では,北竜町立北竜中学校の生徒が栽培している世界のひまわりを見ることもできる。普段は見ることのない多種多様なひまわりが見られるので,こちらにも注目だ。ひまわり=黄色というイメージが覆されるひまわりは目に斬新で,他ではなかなか拝めることはない。【2019/8/19(月) 午後 4:46】↓「ひまわりの里」↓「プロカットオレンジ」↓「クラレット」↓「ソニア」↓「フロリスタン」ランキング参加中!よろし...
北海道のほぼ中央部に位置する北竜町は,以前からひまわり栽培で名前は全国に知れていた。咲いている時期に行く機会がなかったが,ようやく行く機会に恵まれた。町のはずれにある「ひまわりの里」は150万本が咲くという,日本最大級のひまわり畑である。遮るものがないので空が広く,その下でひまわりが咲き誇っている。展望台の登ると,180度にわたってひまわり畑が見られる。ひたすら写真を撮ったが,こんな撮りがいのある景色は...
2019年の「さっぽろ雪まつり」に行く機会があった(「さっぽろ雪まつり」は今回が3度目)。2月4日~11日(8日間)の開催で,8日ごろから北海道は極寒に見舞われ,札幌は日中でも-10℃に達しない寒さだったらしいが,訪れた日は5日。前日の4日は雪だったとのことだが,「晴れ男」ゆえ,朝から晴れて,気温は日中-3℃とはいうものの,絶好の雪まつり日和となった。時間の都合で,主会場の大通公園3丁目~5丁目のピンポイント見物と...