旧北海道庁探訪・後編~道央29
道央2階に上がると南北の端から端まで一直線の廊下がある。廊下の壁には何枚もの絵が飾られている。それを見て歩くもよし,展示物がある部屋に入って見てまわるもよし,と何ともフリーな空間だ。「記念室」と記された部屋に入った。そこは現在の北海道庁ができるまで使用されていた北海道知事の執務室で,大きなデスクと会議用テーブル・イス,応接セット等が置かれていた。壁の上方には,明治時代からの開拓長官や知事等の写真が額に入れられていた。【2021/9/15(水) 午後 7:00】 |
↓2階の廊下

1階に戻り,土産物を扱う部屋に行ってみた。かなりディープな土産と言える「北方領土返還せんべい」なるものが販売されていた。「四島全部よね。」という言葉には北海道民の強い願いが込められている。しかし,安倍晋三という政治屋がロシアとの交渉を2島(色丹・歯舞群島)先行に捻じ曲げ,プーチンと30回近く会談したにもかかわらず,2島すら返還される見込みが消え失せた(少なくともプーチン政権下では)。道民の願いを悉く踏みにじった憎き安倍だが,謝罪一つせずノウノウと国会議員を続けている。 尚,このせんべいの袋には「太平洋」は記されていない。その場所は「大平洋」となっている。どこの海なのか? |
↓併設の土産店にあったディープな土産「北方領土返還せんべい」
