2012年01月 page1 - Yukky's ワールドウォッチング
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Yukky's ワールドウォッチング

掲載写真26400枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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ビクトリアピークは靄の中(前編)~香港32

香港でおなじみのビクトリアピークからの眺望。といってもピークが頂上ではなく,本当の頂上へはピークの展望台のあるところからさらに30分くらい登らねばならない(本当の頂上の高さは海抜554m)。展望台からの眺望は,とくに夜景が美しく100万ドルの夜景とまで言われた。ランタオ島に香港国際空港ができる10年ほど前までは,市内のど真ん中に空港があった(啓徳空港と呼ばれていた)のでネオンなどの規制があった(点滅するネオ...

女性が屋台でランチ!は当たり前~香港31

香港をはじめアジアでは,朝食が外食というのはごく普通だが(ガラパゴス日本は例外),働いている人は昼食もまた外食になってしまう。まともに家で食べるのはかろうじて夕食くらいだろう。朝食はテイクアウトや軽食が多いようだ。昼食は,きちんとしたレストランで食事というのは高給取りであって,一般サラリーマンやOLは屋台で軽く済ませてしまう場合も多い。日本では縁日でもない限り,OLが屋台で食事をするには抵抗がある...

ジャラン・モンキー・フォレストを歩く~バリ島10

「ジャラン」というのは,インドネシア語で「通り」のことである。中部ウブドの中心には3本の賑やかな通りがある。東西に伸びる「ラヤ・ウブド通り」,と南北に並行する「ハノマン通り」,そして「モンキー・フォレスト通り」である。モンキー・フォレストという名称は,通りの南端に森があり,確かに100匹以上のサルが生息していることからきている。東南アジアにいるサルは毛並みが良く,触り心地が良さそうだが,すばしっこさ...

香港のオタクビル~香港30

地下鉄油麻地(ヤウマティ)駅のそばに,「InsPoint」(「現時點商場」)というショッピングセンターがある。東京・中野の代表的オタクビル「中野ブロードウェイ」を髣髴させる雰囲気を持ったビルである。地下鉄の出口を東側に出るとネイザンロードがあるので北側(右)に進む。目の前の横断歩道を渡り,20~30mくらい進んだ右にエスカレーターにつながる入口がある。上がるとそこが1Fで,さらに2Fもある。通路の両側に間口の...

大阪のコリアタウンと日本一ホームに近い「BOOKOFF」

大阪にもコリアタウンがある。JR大阪環状線の鶴橋駅を降り,アーケードになった鶴橋商店街を南東に抜け,10分ほど歩いた辺りにある御幸通商店街がそうだ。500mほどの通りの両側に韓国食料品・食材,日用品,韓流グッズを売る店が軒を連ねる。客層は日中とあって,中年女性が多い。大多数は地元の在日韓国人だが,観光でやってきている日本の中年女性も見受けられる。店の前では屋台を開き,チヂミ,おでん(日本のものとはまっ...

広々カフェ「CASALUNA」で和む~バリ島9

ウブドのラヤ・ウブド通りをサレン・アグン宮殿から西に歩くこと3~4分,小さな川に接して,カフェ「CASALUNA」がある。この辺では老舗で,欧米人に人気のある店だ。アジアンテイストの店ではなく,バリらしさを残しながら,内装はヨーロッパ調である。それに合わせて料理もインドネシアからコンチネンタルまで揃っている。街中にあるので,けっして景色がよいというわけではないが,外との間に壁も窓もなく,外気を思う存分感じ...

地元ファミレス「カフェ・ド・コラル」体験~香港29

「カフェ・ド・コラル」(「大家楽」)という地元資本のファミレス感覚のファーストフードチェーンがある。東京23区の2倍くらいの香港全土に120店舗もあるのだから,規模は大きい。日本のファーストフードとは店内の雰囲気はだいぶん違い,大衆食堂なみの値段,間隔を詰めたイスやテーブルの配置,セルフサービス,などマクドやミスド,ケンタと店内は似通っているが,ちょっと窮屈感があり,次々と人が出入りするので,食事なの...

頤和園で麺を喰らう~北京14

頤和園には食事のできる場所が少ないどころかほとんどない。ようやく探し当てた建物は,麺の専門店で,メニューは数種類の麺だけである。ビールがあるわけでもなく,カウンターで注文,支払,頼んだ麺を自分でテーブルに運ぶというセルフサービスの簡素な店だ。しかし,おやつ化している中国麺(量が少なめ)を食事同様の量で食べられ,味もまずまずだし,値段は観光地価格とはいっても日本よりははるかに格安なので文句のつけよう...

淡水では魚丸と阿給を食べよ~淡水4~新北17

淡水は,MRT淡水線の北の終点に当たる。台北駅からは約40分かかる。MRTは途中の北投止まりも少なくないので,直通を待った方が乗換えがなく便利である。淡水は以前は台北県という行政区分だったが,台北市を囲む県や市が広域合併して新北市になったので,今は新北市淡水区となっているが,旅行者には何の関係もないし,わかる術もない。ちなみに,淡水から台北市を経てまったく反対側の九分や十分も新北市となってしまった。...