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サンダルのディスカウント~ソウル106

ソウル
09 /30 2009
夏,それも日本の旧盆のころ,ソウルやプサンに行くと街頭でサンダル(ミュールというらしい)のセールを行っている。セールを始めてすぐはどこの店も一律10000ウォンだが,いくつかの店が10000ウォンセールを始めると,値下げ競争が始まり,プライスダウンしてくる。これはソウルでもプサンでも同じで,値段もソウルとプサンが連動しているように思える。最終的にはセール開始3日もすると7000ウォンくらいには下がり,一部では5000ウォンとなる。さすがにこれ以下では利益が出ないのであろう。ソウルは物価水準が高く,東京と肩を並べるほどになっていると聞くが,ことサンダルに関しては安いようだ。特売商品だけではなく一律5000ウォンなら,2~3足買ってしまう女性も多いだろう。「サンダル(ミュール)買うなら8月のソウルかプサンで!」が合言葉になる日も近い?サンダル価格は,中国も安い(10元~)が,韓国も十分に安い。夏にアジアに行くなら靴屋や露店ででサンダル(ミュール)は必見である。【2009/9/30(水)午後9:57】

↓一足7,000ウォン(ソウル・南大門市場)
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↓二足で10,000ウォン(プサン・地下商店街)
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市内巡りにもっとも便利なKLモノレール2~クアラルンプール17

マレーシア
09 /27 2009
KLモノレールのイメージカラーはイエローのようだ。橋脚にキャラクターらしきイエロー坊やが書かれていて,改札機はイエローを主体に,イエローを強調したレインボー風デザインだ。さらに駅舎の入り口はもちろん,ホームもなんとなくテーマパークのようで,変な意味,安っぽさを感じさせるが,重要な交通機関で滞在中に何度もお世話になったので悪口は言えない。切符はテレカ型のカードである。自動改札機に通すには小さな切符よりは通しやすく,出てきたらすぐに手でつかみやすいということもあるのだろう(KTMコミューターの方は紙の切符であった)。日本と同じような切符方式はアジアでは韓国くらいである。日本の鉄道の切符もリサイクルできるカード型かトークン型にすればいいと思う。地球温暖化,再資源などを叫ぶわりには,日本の環境の取り組みは遅れている。京王電鉄では回収した切符でトイレットペーパーに再加工し,京王線の駅のトイレで使っているらしいが,加工するのに手間隙と金がかかるのだから,この再利用する方式の方が理想的だ。井の中の蛙で,海外を無視する日本の乏しい感覚だと思いつかないのだろうか?!【2009/9/27(日) 午前 11:12】

↓キャラクターがお出迎えのKLモノレール「ブキッビンタン駅」入口
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↓KLモノレールのカード型切符(表)
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↓KLモノレールのカード型切符(裏)
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車内を見ると,トゥドゥンを巻いた女性が目立つ。クアラルンプールの住民の半分以上はイスラム系だから,この光景はいたって普通だ。スカートは足を見せてしまうのでだめだが,ボトムはジーンズという女性も最近では少なくない。とてもカジュアルなムスリムである。肌さえ見せなければ何でも可ということだろうか。

↓トゥドゥンを巻いたムスリムの人々
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車窓からはクアラルンプールの街の様子が見て取れる。朝のうちは渋滞があると聞いていたが意外に車はスムーズに流れている。市内を走る高速道も順調に流れ,いつも渋滞している東京の高速道とは比較にならない。道路自体も開放的で,まわりを塀に囲まれ,窮屈で,狭い,東京の「首都低速道路」(通称「首都低」)とは大きく違う。やはり発展している国と黄昏の国との違いだろうか。

↓モノレールのすれ違い,無人運転のため運転台に人は乗っていない
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↓市内の道路は高速も含めて,朝でもスムーズな流れ
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市内巡りにもっとも便利なKLモノレール1~クアラルンプール16

マレーシア
09 /24 2009
モノレールが都市交通の中心という都市は世界でもあまりないだろうが,クアラルンプールではKLモノレールいう,たった一路線のモノレールが繁華街のブキッビンタンやKLCCを通り,通勤・通学,観光などあらゆる面で使われている。KLモノレールの南の起点は,KLセントラル駅のLEVEL1から地上にエスカレーターで下り,200mほど東に歩いたところにある。KLセントラル駅を出て,小さなマーケットを抜け,交通量のわりとある道路を渡ったところが起点駅である。モノレールは2両編成の固定で,増結されたりすることはない。まるで遊園地にあるようなちょっとPOPなデザインでちょっとヴィヴィッドな色彩の車輌である。たいへんローカルな話だが,10年くらい前まで,神奈川県川崎市多摩区にあった向ヶ丘遊園という遊園地まで,小田急線向ヶ丘遊園駅から走っていた2両編成のモノレールを思い出す。全長1kmほどの距離を往復するだけだったが,れっきとした鉄道扱いで,冷暖房設備はついていなかった。窓が開かないので,暑い夏には駅を出てから終点に着くまでの約3分間は汗でビッショリになったことを覚えている。それに対してKLモノレールは冷房が万全だし,乗り心地満点で,快適この上ない乗り物となっている。【2009/9/24(木) 午後 9:58】

↓KLセントラル駅
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↓KLセントラル駅改札
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↓KLセントラル駅切符売場
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↓ヴィヴィッドな色のモノレール
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当然地面から高いレールの上をまたいで走るので,窓からの景色はよい。遠くにKLタワーを見ながら,車窓を楽しめる。駅をたくさん作って便利にしようという発想で作ったので,やたらと曲がりくねったコースを走るモノレールで,進行方向が東西南北あちこちと変わっていく。15分ほどの乗車でようやく,クアラルンプール随一の繁華街,ブキッビンタンに着く。KLモノレールの駅設備は機械化が遅れているのか切符の自販機がないので,窓口で行き先を告げて切符を買うことになる。一路線だけのモノレールなので,きわめて簡単な運賃体系になっている。車内は冷房ガンガンで,暑いホームで待っていた後の乗車では,みるみる汗の引いていくのがわかる。

↓モノレールの車内から見えるKLタワー
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↓ブキッビンタン駅の改札
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↓ブキッビンタン駅の切符売場
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↓ビキッビンタン駅のホーム
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尚,KLモノレールは全線乗っても,2.5リンギッほどで,クアラルンプールの公共機関は全体的に安い。タクシーもしかりである。車も左側通行だが,モノレールなど公共交通機関もすべて左側通行である。旧宗主国がイギリスだから納得できる。交通機関に乗っても,日本人にとっては違和感のない都市ではないだろうか。隣のタイも同様である。

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車内コマーシャル~バンコク25

バンコク
09 /23 2009
バンコクのBTS(高架鉄道)は車体全体が企業広告でラッピングされていて,色合いや絵柄によっては外観が異様に見えることもある。日本もJRなどが窓を除く外壁に企業広告をラッピングしているが,BTSは窓の部分にも広告が描かれているので,車両の外壁がまるごと広告である。かといって窓がないわけではなく,外からはラッピングに見えるところも,実は中からは外が見えるという工夫がされている。それは乗ってのお楽しみ。【2009/9/23(水) 午前 9:38】

↓BTSの車体広告
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車体もそのように派手な電車だが,車内には,壁の一番上の,天井に近いところにモニターがついていて,CMを流し続けている。JRでもドアの上にモニターがあって天気予報やCMを流しているが,如何せん音声がない。ソウルの地下鉄でもそうだったが音声のあるのは今やアジアの常識である。シーンとした車内にCMの映像と音声が常に流れているのは,なかなか面白い発想だ。耳障りとはいえないが,聞こえないと意味がないのか大きな音声である。見上げて映像を見ていなくても自然と耳に入ってくるので宣伝という効果は抜群である。ほとんど見ている人がいないのは珍しくもなんともないからだろうが,観光客には珍しく映る。日本は携帯電話も別の観点で,車内は禁止,モニターからの音も自主規制,など車内は静かにするものだという自虐的な面がある。では,話声はどうするのか?まったく規制はない。どんな大声でしゃべっていても誰も注意しないし,規制もない。まったく一貫性のない車内である。アジア(中国,香港,韓国,台湾,タイ,マレーシアなど)は車内での音に規制はまったくない。電話で喋ろうが,CMを流そうが,構わないのである。つまり一貫性はあるということだ。日本は今やアジアから疎外されているだけあって何でも中途半端である。

↓BTSの車内風景
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↓BTS車内のある音声付モニター(常にCMが流されている)
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さて,車内CMの話が出たので,タイのCMの話である。タイのCMフィルムの質は世界的に高いと評判になっていて,欧米からもオファーがあるということだ。確かに日本より質の高いCMもあり,この分野でも日本はすでに先進国とはいえなくなっているらしい。もっとも質がことごとく低く,無芸の大根役者が出演する安普請で面白くもないCMならば日本の得意とするところなのだが。我が家では地上波民放は見ないので,CMのことはほとんど知らないが,日本の民放がすべて滅ぶまでこの傾向は変わらないだろう。CMというのは見るだけ時間の無駄である。欲しけりゃ自分で探して買うし,ネットで比較サイト等があるので,選ぶうえではまったく困らない。CMの合間に番組をやっているようなテレビ局はいらないし,そのやり方が汚い。内容が盛り上がったところで,CMを入れて,番組が再度始まったら,CM前の映像を繰り返し流しておさらいをする。視聴者を馬鹿にした番組作りととともに民放CMは死滅すべきだ。もちろん●通や●堂など広告会社も一緒に消えてしまえばいいと思う。広告枠を得るだけの仕事でボロ儲けしているなど,一般の労働者から見ればとんでもないことだ!

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CD買うなら中国が絶対お得!~広州17

広州
09 /22 2009
中国ではありとあらゆる海賊版があるが,そこそこちゃんとしたCDショップで売られているCDには許諾マークが付いていて,本物らしく作られている(本物を強調するためか許諾を受けたというホログラムシールが貼られている。本物かどうかは見た目では判断はつかないが,偽物の可能性も強い。)。価格はどれも一枚10元で,二枚組20元のCDが多い。二枚組の場合,一枚は新曲アルバムで,もう一枚はベストアルバムというのが普通だ。中国はもちろん,韓国,日本の3ヶ国のCDが圧倒的に多い。日本のCDでは某○ャニーズ系や浜○,倖○などの人気が高いのは予想通りだが,案外古い歌手のベスト盤も未だに売れているのは不思議だ。あるCDショップで日本歌手のCDを見ていた時い,女性店員から勧められたのは山口百恵である。田原(俊彦)や西城(秀樹)など時代錯誤しそうなCDが今も売れているのは,中国らしいのか。今の日本の若者にはピンとこない歌手が,中国で旬というのは,中国の今の大衆歌謡が日本の1970年代の音楽に通じるところがあるのだろう。【2009/9/22(火) 午後 7:12】

↓上海郊外のスーパーマーケットで売られていた洋楽CD
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今はネットで新曲をダウンロードできる裏サイトが中国にはたくさんあるのでCDはあまり売れていないようだ。店に入っても客はまばらで,まして10枚以上も一度にCDを買っていく人はいないらしい。以前上海でCDを10枚買った時(それでも100元だ)も,店員に驚かれたのは記憶に新しい。一枚当たり10元というのは,日本ではカフェチェーンでコーヒーを1杯飲むよりも安い値段だ。その代金でCD一枚ゲットできるのだから,何ともうらやましい物価安だ。食料品の物価はもともと安いが,CDはそれ以上にお得感があるので,CDを買いたいなら中国に行こう(J-Popの品数は限られるが,ヒットCDなら手に入る可能性は高い。ただし,偽物も多いので,税関検査で没収されることがないとはいえない。)。広州でも上海でも中国ではどこも似たような値段である。ちなみに中韓日比較では,CDアルバム一枚が日本3,000円,韓国1,000円,中国150円,香港1,300円(2009年3月現在のレートで計算)となっており,日本が世界一の物価高ということに変わりはない。日本の20分の1の値段でも,中国ではCD価格はまだ高いようだ。そこで,ネットでダウンロードすることになるのだが,これは値段どうこうより何でもコピーする国民性の問題だろう。日本ではCDの売り上げは年々減ってきて,金を払ってダウンロードしてから聞くという形に変わってきている。韓国ではこの形が数年前から盛んだったが,遅ればせながら日本でもようやく韓国に追いついてきた感じだ。

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yukky7

『 Yukky's ワールドウォッチング 』へようこそ!
バックパッカー的な視点も多々ありますが,いかなる都市でも,3.5星以上の宿に泊っています(笑)。