Yukky's ワールドウォッチング
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Yukky's ワールドウォッチング

掲載写真26300枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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12月31日夜のラチャダムリー通りとその周辺~バンコク113

タイでは大晦日に家で食事をする機会があるのかないのか,屋台で食べている家族も少なくない。たぶんナイトマーケットも新年が近づくと盛況だろう。バンコクの代表的ショッピングストリートであるラチャダムリー通りは,カウントダウンが行われるらしく、軍や警察が出て車の通行は禁止されていた。この通りは朝夕の渋滞がとくに著しい,幅のある通りだが、歩行者天国になるとさすがに広い。しかし,それでも身動きが取れなくなるく...

ブルージュ日帰り旅行16~ステーン通りからシモン・ステーヴィン広場へ~ブルージュ15

マルクト広場を離れ,ステーン通り(Steen St.)を南西に進むことにした。初めて歩く通りだ。舗道はあるが,一方通行の通りだ。歩行者は多く,中世らしい街並は観光客もにも人気らしい。建物は古風でも入っている店は現在の店なので、マクドもご多分にもれず,中世風の建物に店を構えていた。3~4分歩くと左側にシモン・ステーヴィン広場がある。一帯はカフェだらけで,木々の下休憩する人が多い。大きな広場ではないが,これま...

フィジーの移動手段はタクシーが現実的~ナンディ2

フィジーには人を運ぶ鉄道がないため(サトウキビはある),移動交通手段はタクシーとバスにほぼ限られる。車は左側通行(かつてイギリス領)ゆえ,レンタカーという手段もあるが,けっして安くはなく,国際免許が必要なので,数日の観光では止めた方がいい。タクシーはナンディ・タウンでは簡単に拾えるし,歩いていると声を掛けてくるほど台数は多い。郊外でも,ホテルが何軒か並んでいる地域ではタクシーが待機していることも多...

「チキン・エクスプレス」はナンディ・タウンでほぼ唯一のファーストフード店~ナンディ1

「チキン・エクスプレス(CHICKEN EXPURESS)」はナンディ・タウン(NADI TOWN)の大通りに面した,たぶん街で唯一のファーストフード店だ。冷房の効いていない店が多い中,冷房完備は有難い。店内は極めて清潔で,街歩きに疲れた時の,休憩には適した店だ。2023年9月中旬,午前11時ごろだったが,機内食が午前6時過ぎで,完全空腹になっていたので「グリルチキンバーガーCOMBO」を食べることにした。ポテト・ドリンク付きはセット...

オークランド博物館に行ってみた6(最終回)~オークランド33

ニュージーランドは第二次世界大戦中,連合国の一員としてオーストラリアとともに参戦し,主に日本と戦っている。オークランド博物館は「オークランド戦争記念博物館」としての一面を持ち,収蔵されている第二次世界大戦コレクションはヨーロッパの国々並みである。連合国側なので,敵国のドイツや日本のコレクションも多く持ち合せており,ゼロ式戦闘機(ゼロ戦)や日本刀があったのには驚いた。太平洋戦争の戦域からさらに南に離...

水上マーケットと鉄道市場の旅5~ダムヌン・サドゥアック水上マーケット4(最終回)~ラーチャブリー5

ダムヌン・サドゥアック水上マーケットで見ることができるのは,水上店舗のニセモノブランド群だけ。店員は売ることにあまり関心はなく,退屈そうに店舗で寛いでいるだけで,ボートが目の前を通っても,ボートの客に声をかけることはほとんどない。売られている物を見れば,アホでない限り,店員に声をかける客もいない。こうして,多数のボートが行き交う水上店舗界隈では,静かな時が流れ,1日が終わっていくことがわかった。客...

華山1914文化創意産業園區・後編~台北214

地区内では中央に位置する中3A館~中4館,さらに中5・中6館という地区には物販店や飲食店が多い。まだ営業を始めたばかり(午前10時)の店が多く,準備中ゆえ中に入ることはできなかったが,午前11時を過ぎればランチタイムも近くなり,本格的な営業に入るだろう。日陰が多く,暑い日でも休める場所が多いので,映画を見て食事をして,半日のんびりするにはまさに都心のオアシス的存在の場所といえる。観光客にはちょっと不向...

華山1914文化創意産業園區・前編~台北213

「華山1914文化創意産業園區(華山1914クリエイティブパーク)」は日本統治時代の戦前にあった酒工場の跡地をリノベによって再生させた商業地である。場所は中正區八得路一段で,最寄のMRT板南線忠孝新生駅から3分ほど。ここを訪れたのは午前10時少し前で,ショップはまだ開店してなくて,人もまばらだった(北側の金山北路から進入)。地区に入るなり,日本ほど普及していない自販機が3台並んでいた。品揃えは,日本でも飲まれ...

新しくなった臺鐵臺中驛(台鉄台中駅)~台中21

2019年夏に台中を訪れた際に,初めて新駅舎と対面した。台中は2回目で,初めて訪れた時(2016年)は旧駅舎最後の年だった。旧駅舎は保存されることが決まり,南側にひっそりと残されている(2019年現在)。その後平地を走る旧線路(新駅は高架)とともに博物館化されている(2022年情報)。【2023/9/9(土) 午前 5:00】   ↓臺鐵臺中驛(台鉄台中駅)西側↓新駅舎の南側に残る旧駅舎↓西側駅前は整備中(2019年現在)↓旧駅舎前は広...

ブルージュ日帰り旅行15~マルクト広場散策~ブルージュ14

マルクト広場にはにわかに観光客が増えてきた。広場を取り囲むようにして,カフェが多いので,そこで食事する人,広場をのんびりと見学する人が多数広場に集まり,賑わいを見せていた。広場自体も世界遺産なら,ブルージュ(ブルッヘ)の鐘楼も世界遺産で,ブルージュ市庁舎などとともに飽きることがない景観があるので,自ずと観光客が集まってくるのは常だが,個人旅行者は少なく.ツアーでまわる人が多い傾向だ。個人で来る人が...

スクンビット・ソイ23を歩く~バンコク112

2023年7月のバンコク渡航では,BTSとMRTが交差し,街も賑やかなスクンビット(アソーク)の「ジャスミンシティホテル」に滞在した。「ジャスミンシティホテル」の入口の前を通るスクンビット・ソイ23は,最初のT字路を左に曲がると,「ソイ・カウボーイ」という歓楽街があるなど,日中よりも夜の方が賑やかだ。夜はナイト・マーケット巡りで忙しいので,日中にまずはソイ23を散歩してみた。夜にソイ・カウボーイにひとりで足を踏み...

そうだ,蘇州へ行こう14~山塘街歩き6~蘇州14

山塘街を離れ,住宅街を歩くことにした。地図もないので(中国ではgoogle mapが機能しない),あまり奥に行くと引き返すのがたいへんなので,300~400m先までを限度にした。中国の低層住宅街では,建物の前後に空間的余裕がなく,さらに長屋状になった建物がほとんどなので,昔ながらの物干し風景が見られる。路上に洗濯物がぶら下がり,けっして通行人の目を楽しませない。道幅は,車が乗り入れる幅はなく,通行は徒歩かバイクの...

「石炭の歴史村」を訪ねて・後編(2018年リニューアル前)~道央33

模擬坑道に入って最初のうちは単なる展示といった趣きだったが,奥に進んでいくと,模擬坑道が本物の坑道らしくなり,掘削する機械がたくさん置かれ,蝋人形ともに本格的な掘削シーンが出来上がっていた。とくに坑内員の蝋人形は,辛い作業を極力表現しようとしたのだろう。「辛い」を通り越し「怖い」表情になってしまっていて,照明がもっと暗ければお化け屋敷でも通用しそうな出来栄えになっていた。坑道の最後に地上までの長い...

台中国家歌劇院を見学~台中20

シティツアーの次の行先は,「台中国家歌劇院(臺中國家歌劇院)」(西屯区)だ。主にオペラやミュージカルが上演される国家級の大型コンサートホールで,日本の建築家伊東豊雄が設計したことで,日本でも知られている建物だ。「サウンドケープ(音の洞窟)」というコンセプトで作られているので,入館するなり洞窟に入ったような気になる。建物全体の壁はたった58枚の曲面パネルから作られていて,このような建物は建築好きにはた...

「勤美誠品緑園道」をちょっと見学~台中19

「勤美誠品緑園道」は市民広場(「臺中市民廣場」)の北側,公益路に面したショッピングセンターだ。近づくと緑の壁に圧倒される。植栽を多彩に施した立体庭園を形作っている。この建物はもともと古い駐車場ビルで,そこを台湾のリノベ術で再生したもの。台湾はリノベ術にかけては世界の超一流だ。古いものを優先的に破壊するトンデモ日本とは月とスッポン以上の差があるといえよう。シティツアーの待ち合わせ場所とは目と鼻の先で...

「アイコンサイアム」へ行ってみた5(最終回)~バンコク111

サートン船着場に向かう無料ボートに乗った。チャオプラヤ川の対岸に斜めに向かうような航路で進み,10分ほどのチャオプラヤ川クルーズが楽しめる。出港すると,左に「ロイヤルオーキッド・シェラトンホテル」,次に「マンダリン・オリエンタル・バンコク」が見えてくる。どちらも一流のホテルだ。そして「シャングリラホテル・バンコク」が左に見えたらまもなくタークシン橋下のサートン船着場に到着する。今はBTSのゴールド・...

市電28番に乗車してカモンイス広場へ~リスボン29

リスボンには12E,15E,18E,24E,25E,28Eという6路線の市電(トラム)が走っている。その中でも,市街地の東西を結ぶ市電28番は,観光名所や起伏のある場所を通るので,人気のある路線だ。この市電28番に乗車したのはアウグスタ通りとコンセイサホン通りの交差点付近だ。乗り場付近で待っていると,ものの2~3分で,年季の入った1両の電車が西からやってきた。ヨーロッパのトラムは歴史が古く,車社会になっても,中都市以上...

「石炭の歴史村」を訪ねて・前編(2018年リニューアル前)~道央32

夕張市はかつて石狩炭田の有力炭鉱として繁栄したので,その歴史を残そうと「石炭の歴史村」という博物館がある。2018年にリニューアルされたが,その4年前に訪ねてみた。今では観光客が,団体・個人ともに少ない街なので,夏の観光シーズンでも混むことはけっしてない。「石炭の歴史村」にある,模擬坑道を見学して,その後採炭の歴史を展示している石炭博物館が見学できるようになっている。【2023/8/25(金) 午前 5:00】   ↓...

ブルージュ日帰り旅行14~マルクト広場で休憩~ブルージュ13

マルクト広場はブルージュ(ブルッヘ)の観光拠点で,1ヘクタールほどの石畳の広場には,世界中から観光客が集まってくる。広場を切妻屋根の美しい建物が囲み,「ブルッヘの鐘楼(世界遺産)」を間近に眺められる。マルクト広場北側のカフェ群の写真はブルージュ(ブルッヘ)のイメージ写真として雑誌やガイドブック,Web等でよく使われている。歩き疲れたこともあるので,その1軒で休むことにした。窓枠が緑の建物の1階にある...

池洞市場を歩く・後編~スウォン17

池洞市場(ジドンシジャン)は庶民の台所にとどまらず,だいたい何でも売っている。食品を売る店の向かいに衣類の店があったり,売る品物毎に場所がまとまっている訳ではない。例えば漢方薬を買おうとやってきた場合,漢方薬を扱う店がかたまって分布はしていないので,値段や品質を比較する場合,市場内をぐるぐるまわって他の漢方薬を売る店を探さなければならず,面倒だ。お得意さんになっていて,多少高くても買うなら,市場内...