朝の凱旋門とシャンゼリゼ通り~パリ5
フランス凱旋門はパリにも幾つかあれど,ナポレオンが1836年に造らせた「エトワール凱旋門」が最も有名だ。この凱旋門には12本の道路が集まり,パリ西部ではどこへ行くにもこの凱旋門を通らずには行けないほどの交通の要地である。朝日を浴びる凱旋門を見て,シャンゼリゼ通りを午前8時過ぎに歩いてみた。通勤や業務用の車で車道は交通量が多いものの,歩道はガランとして人通りがきわめて少ない。それもそのはずで,シャンゼリゼ通り沿いはオフィス街ではなく,商業地区なので,午前10時を過ぎないと活気は出てこないのだ。とはいえ,キヨスクの従業員や警官は朝でも仕事をしない訳にはいかない。5月のパリの朝はまだ寒いが,木々がようやく緑の葉を広げ,観光シーズンの幕開けである。日中は気温も上がり,シャンゼリゼ通りの多くのカフェがパリッ子や観光客で賑わうことだろう。【2017/12/24(日) 午前 10:39】 |
↓パリで最も有名な「エトワール凱旋門」
