2022年10月
オークランド博物館に行ってみた1~オークランド28
category - オークランド
2022/
10/
31オークランド市内を回ろうとしたら,シティリンク,インナーリンク,アウターリンクという3系統のリンクバスがある。シティリンクは市内中心部しか走っていないのであまり必要性は感じない。近場の街歩きで,ニューマーケット,パーネル,ポンソンピーなどへ行くにはインナーリンクが便利だ。内回りと外回りの循環バスで,それぞれ10~15分間隔で走っている。【2022/10/31(月) 午前 5:00】 |
↓メトロ・インナーリンクバス
大晦日にオークランド博物館に行くことになった。日本と違い諸外国は,大晦日や正月だからといって特別な時間帯での営業はなく,普段通りに店も公共施設も営業している。オークランド博物館はインナーリンクでは,パーネル(Parnell)という街のバス停から歩くのが最も近い。パーネルは落ち着いた佇まいの街で,オークランド中心部から3㎞くらいというのが信じられないくらい静かだ。カフェやアンティークショップ,雑貨店などが通りに並び,ウィンドウショッピングにはもってこいの街だが,降りたバス停(545 Parnell Rd)はパーネルの南端なので,すでに店舗は少なく,ほとんど住宅地であった。バス通りのパーネル通りからマウンセル通り(Maunsell Rd)に入り,センソリー・ガーデン(Sensory Garden)を抜けると,オークランド博物館が見えてくる。オークランド博物館は小高い丘の上にあり,入口のある北側までは少し上ることになる。 |
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台湾東部紀行7~宜蘭設治紀念館・前編~宜蘭7
category - 宜蘭
2022/
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28宜蘭設治紀念館は木造平屋の建物だった。元は台湾統治時代の宜蘭庁長官官舎で,屋内に入ると台湾にいることを忘れるほど,完全な日本家屋である。屋内を見学するには,日本家屋なら当然だが靴を脱がなければならない。普通なら玄関で脱ぐはずなのに,ここでは建物の保護のためか,玄関に入る前で脱ぐことになっている(足の裏[あるいは靴下]が汚れるのを覚悟しなければならない)。玄関を入ると「簡報室」なる部屋がある。「簡報」は中国語で,訳すと「プレゼンテーション」になるので,役人が庁長官に資料を基に報告する部屋と言うことになるだろう。部屋の壁には,「抗日集団分布図」が貼ってあり,常に抗日集団の動きを見張っていたことがわかる。宜蘭にも抗日集団がいたことを示しているが,それにしても何ともアバウトな地図だ。【2022/10/28(金) 午前 5:00】 |
↓宜蘭設治紀念館の門
客間や居住のための部屋はもちろん畳だ。台湾に畳屋がいるとは思えないので,畳が破れたらどうするのだろう,と変に心配してしまう。欄間もあり,風通しは良さそうだが,隣の部屋の声も筒抜けだ。窓は防犯上及びプライバシーからすりガラスになっている。当時の写真が飾ってあった。1897年から宜蘭庁長官を4年半務めた西郷菊次郎だ。彼は西郷隆盛の長男で,その後京都市長も務めた人物だ。現在新型コロナウィルスの研究や感染者の世界集計方法などで名高いアメリカのジョンズ・ホプキンス大学政治学科に留学した(1887年~1889年)こともあるとは驚きだ。 |
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「トエット・タイ・ロード」をタクシーでチャイナタウンへ~バンコク96
category - バンコク
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25「ワット・パクナム」の見学を終え,バンコク都心に向かおうと思った。MRT(地下鉄)なら徒歩15分ほど歩くとブルーラインの駅がある。BTS(高架鉄道)なら,ソンテウで最寄駅まで行ってそこで乗り換え,というのが経路だ。MRTができる前までは,後者のパターンが多かったが,近年は前者のパターンが多い。とはいえ,暑い中歩くのは辛いので,「ワット・パクナム」にやって来たタクシーを捕まえ(客が降りた瞬間),「トエット・タイ・ロード(Thoet Thai Rd.)」経由で都心を目指すこととした。200バーツもあれば十分だろう。 交通量はそれなりにある道路だが,スイスイと走り,MTRやBTS乗り換えよりはるかに早いはずだ。次に向かうはチャイナタウンだ。チャオプラヤ川の橋を渡るとチャイナタウンに入る。橋を渡り終えた辺りから道路が込み始め,渋滞にはまってしまった。バイクに抜かれるのは仕方ないが,あと何分かかることやら。まだ午前中なので1日は長い。気長に待つしかない。【2022/10/25(火) 午前 5:00】 |
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「ワット・パクナム」に行ってみた8(最終回)~バンコク95
category - バンコク
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22「ワット・パクナム」のインスタスポットを見て,来た道をタクシーを降りた場所まで戻ることにした。途中に露店が集まっているところがあったが,それには目もくれず,3~4分でタクシー乗降場で使われている西側の入口付近に着いた。最初に着いた時には気づかなかった,一部日本語入り寺院のアクセスマップが貼ってあった。通りが狭いこともあり,客待ちをしているタクシーなどはない。しかし,次から次に客をこの寺院まで運んでくるタクシーはあるので,客が降りた後すぐに乗り込めば問題ない。それでも結果的に5分ほど待つ時間があったので,向かい側の店でチマキを買って食べながら時間を潰した。【2022/10/22(土) 午前 7:00】 |
↓仏舎利奉安塔
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ホーチミン博物館を見学・前編~ホーチミンシティ89
category - ホーチミンシティ
2022/
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19ホーチミン博物館は「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」の眼下にある市の博物施設である。サイゴン川河畔にあり、1区やその北側の高層ビル街,さらには2区も見渡せる絶好のロケーションに位置する。チャイナ・タウンからタクシーで向かい,ホーチミン博物館に着いたのは13時20分。ホーチミン博物館も市の施設なので,働いているのは公務員。このような施設は朝は早くから開館しているが,その代わりに公務員は昼休みをしっかり2時間ほど取るので,午後の部は13時30分からだ(営業時間は7:30~11:30と13:30~17:00)。休憩中はキップ売場も門も閉じ,敷地内には入れない。待つこと10分,ようやくキップ売場が開き,門の間で待っていた十数人がキップを購入し入場できることとなった。 敷地内はよく整備され,建物の前の蓮池のある庭園はこじんまりとはしているが,落ち着く空間だ。建物の壁はピンクを基調とした色合いで,まわりの樹木の緑色にはよく映える。入口はいたってシンプルで,中に入るとさらに展示室への入口がある。ホー=チ=ミンという人物の歴史とホー=チ=ミンを取り巻く歴史が展示された博物館である。尚,ホー=チ=ミンはベトナム人民から親しみを込めて「ホーおじさん」と呼ばれている。【2022/10/19(水) 午前 5:00】 |
↓ホーチミン博物館前(午後1時20分)
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