掲載写真24000枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
MRTシティホール駅から直結し,ラッフルズホテルの南西隣りにあるショッピングセンターが,「ラッフルズ・シティ」だ。地下1階・地上3階建ての建物は,中央に大きな吹き抜けがあり,そこに上り下りのエスカレーターが配置され,屋根は日が入るようになっているので,照明なしでも明るい。ロビンソン百貨店を核に,流行の商品を扱う店舗が入り,高級感のある造りとなっている。日本の場合,イオンモールなどに高級感はなく,百貨店では敷居が高く入りにくく,このような雰囲気のショッピングセンターは存在しない。フードコートも充実しているので,屋内で何でも用が足せるのは重宝する。【2017/8/16(水) 午後 4:25】 |
シンガポールには大きなチャイナタウンがある。街並は中国そのもので,看板が漢字なので,日本人が足を踏み入れるとホッとする。そのチャイナタウンを歩いていると,突如ヒンドゥー教のスリ・マリアマン寺院が姿を現す。派手な彫刻を施した門が特徴的で,インド系住民がひっきりなしに参拝に訪れている。観光資源にもなっているので,信徒でなくても入場はできるが,土足厳禁なので門前で靴を脱がなければならない。このスリ・マリアマン寺院は,病気を治す力で知られる女神マリアマンを祀り,1827年に創建されているので,すでに200年近い歴史を持つ寺院である。【2017/5/1(月) 午前 11:05】 |
シンガポールの移動には,ここ数年で路線が増えたり,延伸されたMRTが便利だ。郊外では高架を走り,都心では地下に潜るので,日本の「地下鉄」とさして変わりはない。台湾でも香港でもそうだが,このような都市交通を地下鉄とは呼ばないのは共通している。切符売り場(自動販売機)は地下1階にあり,改札を入って地下2階にあるホームに下りていくというのが,駅の構造の基本だ。自動販売機でスタンダードチケットを購入して,自動改札機にはそれをタッチして入場する。ホームのある地下2階と改札のある地下1階は吹き抜けになっていることが多く,なっていないにしても天井は2階分の高さがあるので,日本の地下鉄のような圧迫感はない。さらにフルスクリーン型オートドアの設置で,日本のように飛び込み自殺や目の不自由な人が事故に遭うこともない。この駅の構造といい,すべての駅にオートドアがあることなどは台湾のMRT(台北・高雄)とそっくりだ。シンガポールの地下鉄はまるで台湾のMRTを真似たのかも...車内はロングシートで,通路の真ん中に棒が立っていて,つり革は通路の上にある。車両の端には優先席が設けられているのは日本と同じだ。【2017/2/4(土) 午後 7:35】 |
乗る時に購入したスタンダードチケットは,降りるときに自動改札機では回収されない。それを自動販売機に挿入すれば,購入時に上乗せして支払ったデポジット代が返金されるからだ。デポジット代を上乗せして売らなくても,改札機で回収すればいいと思うのだが。いちいち降りた駅で,自動販売機に行って回収してもらうのはとても面倒だ。とはいえ,シンガポールのMRTは移動にとても便利で,快適な乗り物だ。 |
MRT東西線ブギス駅を北西に降りて,ブギス・ストリートを抜けた辺りにホーカーズがある。「Albert Centre」という建物の1階にあり,外との壁はない。ブギス界隈は,東にムスリムが住むアラブ・ストリート,北にはリトル・インドィアがあるのに,このホーカーズは中華料理が多く,地元住民だけでなく観光客らしき人も食べにきている。吹き抜けになっているので,ゴチャゴチャしている中にも狭さをそれほど感じさせない。屋台の数こそ30~40軒の中規模のホーカーズだが,美味しそうな店を探す楽しみもあるので,ローカル色豊かなホーカーズもよいと思う。【2015/11/28(土) 午後 10:07】 |
ホーカーズの横には,人力自転車が牽くトライショーがたくさん停まっていたが,客はさっぱりだった。以前は庶民の乗り物だったが,今では観光客向けのそれもけっこう高い乗り物になってしまった。料金も交渉性なので,最近ではあまり客もいないようだ。 |