掲載写真23700枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
JALとANAのサーチャージ(燃費特別付加運賃)がまた上がると聞いた。今度はヨーロッパ往復56,000円である。これ自体が格安航空券並で,ヨーロッパへ行くには4~5年前の2倍の出費が必要となる。サーチャージはJALとANAとはまったく同額である。これは談合といわざるを得ないが,他社も同じと思ったら大間違いである。JALとANAが乗り入れている区間でも,安い航空会社は存在する。もっともよい例が,成田・香港間である。JALとANAは16,000円もするが,キャセイパシフィック(写真)は3,400円,ノースウエストは3,600円である(いずれも往復)。なんと5倍も違う突出的な例だが,航空会社選びはサーチャージを含めて慎重さが必要だ。【2008/5/24(土) 午後 5:00】 |
ツアーではたいがい,航空会社を選べない。最終的に決まった航空会社がサーチャージの高いところだったら後悔することになろう。最近はツアーでも割り増しを払って,航空会社を指定することができるが,どっちが得か,損得勘定をよく考えて航空会社は決めたい。 |
マイレージによる特典旅行では,サーチャージがうやむやになっていて,果たされないことが多い。以前は特典旅行は近距離で使った方がよいと言われていたものだが,サーチャージがこのように高くては,たくさん貯めて,ヨーロッパやオセアニアなどで一気に使うことも視野に入れたい。ヨーロッパに行って,追加で往復56,000円取られるくらいなら,マイレージの特典旅行を使って,一切払わない方がずっとお得感はある。 |