2023年02月 page1 - Yukky's ワールドウォッチング
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Yukky's ワールドウォッチング

掲載写真26400枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道と沖縄も併載!
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忠烈祠に行ってみた1~台北207

衛兵の制服の色は,陸軍は緑、海軍は白,空軍は青と決まっているので,訪れた時の衛兵の服装の色で,陸軍,海軍,空軍のいずれかがわかる。この日は白だったので,海軍からの派遣というわけだ。大殿まではそこそこ距離がある。ゆっくり歩きながら,空を見上げると,近くの松山空港から飛び立った飛行機が見えた。大殿の手前右側には鼓楼が建ち,陸皓東烈士の胸像が置かれている。陸皓東は清末の革命家で,孫文の革命活動に参加した...

福州園を見に行った(秋・冬景色編)~那覇63

福州とは中国福建省福州市のこと。那覇は福州と,琉球王国時代から貿易で関係があり,1982年に那覇市と福州市は友好都市締結をした。その10周年記念として開園したのが「福州園」だ。開園から30年経った2022年に園やHPなどをリニューアルしたので,時間がない中,2022年末にちょっと立ち寄ってきた。園は,南北に細長く,南から,「春景色編」,「夏景色編」,「秋・冬景色編」と3つの園から成る。出入口に近い「秋・冬景色編」...

台湾東部紀行11~宜蘭から羅東へ~羅東2

宜蘭から區間車に乗って羅東車站に着き,東口前にあるバスターミナルで時刻表をチェックした。台北まで戻る列車は満席で,帰りの交通機関は高速バスに決めてある。臺北方面行き(終点は板橋)には頻繁に出ていて,所要時間は85分なので,時間的には列車と同じくらいだが,1時間当たりの本数ではバスに軍配が上がる。さらに料金面でもバスの方が安い(普通列車である區間車運賃でさえ,バスよりやや高い)が,難点は途中の雪山トン...

旧国立韓国中央博物館訪問・後編

「旧朝鮮総督府庁舎」を利用した旧国立韓国中央博物館を入ると,大きな吹き抜けがあり,さらにシャンデリア等装飾も凝っているので,博物館としては体裁のよい建物だ。展示物一つひとつの記憶はないが,建物の豪華さだけは写真とともに記憶している。豪華さのわりには,展示スペースは狭く,現在の国立韓国中央博物館のように十分なスペースを持った建物ではなかったと記憶している。この辺りから見る北漢山はもちろん現在と変わる...

旧国立韓国中央博物館訪問・前編

国立韓国中央博物館は現在,ソウル市龍山(ヨンサン)区の米軍基地跡に建っている(2005年~)が,それ以前の一時期,景福宮(キョンボックン)宮殿前にあった「旧朝鮮総督府庁舎」に10年間入居していた(1986~1996年)。1992年のソウル訪問時がその時期にあたり,「旧朝鮮総督府庁舎」を利用した国立韓国中央博物館に入館することができた。「旧朝鮮総督府庁舎」は1996年に解体されたが,花崗岩を外壁に使った鉄筋コンクリート4...

旧海軍司令部壕跡を見学~本島南部9

豊見城市と那覇市の境の小高い丘(標高74m)に,「旧海軍司令部壕跡」の入口がある。メジャーな観光地ではないとはいえ,レンタカーを返却する前に時間があれば寄ってもいい場所である。1944年後半,旧日本軍は敗色濃厚となってきたため,沖縄を軍事拠点にするべく,当時の小禄空港(現那覇空港)に近い丘に海軍司令部として,4か月ほどで防空壕を完成させた。入口が丘の上にあるので,まず階段を20mほど下って初めて壕にたどり...

9回目の全国旅行支援は雲仙・長崎7(最終回)

出島見学は3度目で前回は2011年だった。その時復元された建物の数は現在(2023年)の3分の2くらいで,出島和蘭商館跡はなく,そこではまだ発掘が行われていた。入場に料金は必要なく,西門から自由に入場ができた(現在の表門に続く橋はなかったので,表門からの入退場はできなかった)。今回は川を渡って表門からだけしか入退場できなくなっていて最初は戸惑った。【2023/2/12(日) 午前 8:00】   ↓出島表門橋を渡って入場↓出島...

9回目の全国旅行支援は雲仙・長崎6

新地中華街から350mほど離れたオランダ坂を見に行った。長崎の人には悪いが,札幌時計台,はりまや橋(高知市)とともに,「日本三大がっかり」に数えられる観光地の一つだ。坂は途中から分岐し,南側の本坂は約250m,途中から分かれる北側の坂は約120mの長さがある。幕末からの歴史的な見どころがある界隈なので,歴史好きには興味ある坂である。坂を上り始めるとすぐ「湊会所跡」がある。長崎税関の前身だった建物だ。分かれ...

9回目の全国旅行支援は雲仙・長崎5

繁華街の浜町をそこそこに長崎新地中華街に向かった。長崎の中華街に来るのはこれが3度目。過去2回では,それぞれ定番の皿うどん,ちゃんぽんを食べていたので,今回はとくにこれを食べなければならないという物はなかった。午前11時になると飲食店が開店し始め,中華街に人が集まってきた。全国旅行支援の地域クーポンがばら撒かれているので,ここで食事をする観光客は多いだろう。ただし,中華街は紙クーポンの店が多く,電子ク...

9回目の全国旅行支援は雲仙・長崎4

2日目も前日同様に曇りで,午後から雨の予想。長崎では新世界三大夜景の稲佐山に登る予定で,観光バスも予約したが,無理っぽい(結局長崎市では午後から雨が降り出し,稲佐山頂上付近が雲で覆われているのを確認してキャンセルした)。雲仙温泉には名物「湯せんべい」なるものがある。せんべいに温泉水を混ぜたものだ。柔らかい歯ごたえでそんなに甘くはない。雲仙普賢岳の温泉水を使っていると解説には書かれていた。硫黄泉なら...