「イオンモール沖縄ライカム」にたまたま行ってきた・後編~本島中部28
本島中部「ライカム(RYCOM)」とは,ここに置かれていた琉球米軍司令部(Ryukyu Command headquarters)の略で,1972年の沖縄返還後は米軍施設「アワセゴルフ場」になっていたが,2010年ついに日本に返還され,現在は開発が進められている(2016年には隣接地に中部徳洲会病院がオープン)。一帯の住所表示もそのまま「ライカム」が使われ,「イオンモール沖縄ライカム」の住所は,沖縄県中頭郡北中城村字ライカム1番地となっている。【2023/3/23(木) 午前 5:00】 |
↓国道330号側から階段を上ると平面駐車場だ

「イオンモール沖縄ライカム」は,面積78,000㎡,店舗数220で県内最大規模。店内は5層構造で,2~4階が吹き抜け構造となっていて,大きな吹き抜けが西側,東側に分かれて設置されている(東京都江東区の「豊洲ららぽーと」と似た構造)。大きな吹き抜けを設置するショッピングセンターは,世界各地にあり,とくにアジアでは常識となっているが,世界の常識は日本の非常識であるガラパゴス日本では数少ない。出店している店舗は,本土でもお馴染みの全国チェーンが少なくなく,本土とあまり変わり映えはしないが,細かく見ていくと沖縄らしい演出があり(エントランスのアクアリウム,南国の花の花壇,沖縄らしいイベントの開催),1日中いても飽きないような,バラエティに富んだ施設だ。 |
「イオンモール沖縄ライカム」にたまたま行ってきた・前編~本島中部27
本島中部勝連城を再訪したく,那覇から52番バスに乗ったが,雲行きが怪しいので,乗車中に急遽予定を変え,まだ行ったことのない「イオンモール沖縄ライカム」に行くことにした。しかし,52番バスは「イオンモール沖縄ライカム」を通らないため,最も近い北中城村仲順というバス停で降りて徒歩で向かうことにした。県道宜野湾北中城線沿いにある仲順は北中城村の中心となる集落。人口18,000人ほどの村(県内では読谷村に次いで人口2位の村)なので,土曜の午前中はやはりひっそりしていて歩行者もいない。【2023/3/21(火) 午前 5:00】 |
↓仲順バス停で52番バスを降りた

仲順からイオンモール沖縄ライカムまでは丘を一つ越えて2kmの道のりだ。暑くも寒くもなくウォーキングには最適な気候だが,バス通りから北側の住宅街に入ると勾配がきつくなってくる。延々と10分ほど上りが続き,道幅の広い道路に出たら起伏はなくなり平坦になった。向こうにマンション群と「イオンモール沖縄ライカム」が見え,難なく目的地に到達することができた。「イオンモール沖縄ライカム」のとくに南側はマンションを含め建設ラッシュで,まだ空き地は多いが,数年で埋まってしまうだろう。遠回りにはなるが,帰りは国道330号沿いのバス停から那覇に戻るので,西側から階段を上り,建物に入ることとした。「イオンモール沖縄ライカム」のグランドスクエア入口前まで来るバスもある(アライバルゲートバス乗り場)が,国道330号はバスの本数が多いので,この階段を利用して,出入りするのが利便性は高い。 |
世界遺産「座喜味城」散歩・後編~本島中部26
本島中部一の郭は,城壁には囲まれているが,城壁の高さが低いので,広々と感じられる。右(東)の奥に階段があり,城壁の上に登れるようになっている。鉄製の階段を16段上ると,視界が開ける。東にはせき止め湖(長浜ダム)と新興住宅地(いずれも読谷村)が見える(奥は恩納村になる)。城壁を北に進むと,遠くに海が見えてくる。途中一の郭内を見下ろすと,建物跡群が見える。北西方向は読谷村市街地だ。遠くに残波岬や残波ビーチがあり,座喜味城とセットで読谷村観光の中心だ。城壁の上はすべて歩けるわけではなく,西側は進入禁止になっている。座喜味城を降りてくると,駐車場の近くに「鶴亀堂ぜんざい店」がある。訪れたのが早かったので開いてはいなかったが(午前11時開店),ここは「沖縄ぜんざい」の名店なので,汗をかいたらここで沖縄ぜんざいを食べ,涼んでいくことがオススメだ。この店は座喜味城の駐車場と共通なので,駐車したままで入店できるのは便利だ。尚,今回の写真は,カメラのカラー設定がおかしく,色合いが悪いので,同時に撮っていた4Kビデオからの切り取り画像を使った。【2022/12/30(金) 午前 5:00】 |
↓一の郭の城壁には登れる

世界遺産「座喜味城」散歩・前編~本島中部25
本島中部座喜味(ざきみ)城跡は中頭(なかがみ)郡読谷村(よみたんそん)にある,世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の9つの遺跡の一つである。築城家の護佐丸によって15世紀初めに築かれたと言われている。周辺を含め,座喜味城城跡公園になっていて,「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の中で唯一入場料等が必要なく,24時間営業?の遺跡となっている(2022年末現在)。ただし,城壁内に照明はないので,夜間は真っ暗だろう。城跡の入口の右手には,「座喜味城ユンタンザミュージアム」があるので,時間があれば寄ってもよい。駐車場は公園の前側(道路を挟んでミュージアムがある)と城壁の後方にあるが,利便性がよいのは前側の駐車場だ。しかし前側の駐車場には十数台しか停められないので,早い者勝ちである。城壁は手前が二の郭,奥が一の郭の二重構造になっていて,城壁の美しさは,沖縄に並ぶ城がないほどだろう。二の郭内には城跡の名残もなく,がらんとしていて,城壁を眺めるしかない。奥の一の郭に入って,ようやく城跡を見るに至る。【2022/12/28(水) 午前 5:00】 |
↓座喜味城城跡公園入口

アメリカンビレッジは11月でもすっかりクリスマス・後編~本島中部24
本島中部北谷アメリカンビレッジでは,毎週土曜日の20時から,シーサイドで花火が打ち上がる。それを見物しようと20時前にはシーサイドデポの海沿いには人が多数集まってくる。滞在中の11月19日は土曜に当たっていたので,花火を見ようと,ビデオカメラを構え,海沿いにいた。花火は静止画の多重露出で撮ると華やかに映るが,動画の切り取りでは寂しく感じられる写りとなる(下記写真は4Kビデオからの切り出し)。この花火の打ち上げは時間にして3分ほどで,もっと連続して打ち上がらないかと思っていたら終わってしまっていた。花火を見た後は,デポセントラル方面を見ながらホテルに戻った。【2022/11/24(木) 午前 5:00】 |
↓シーサイドデポ(花火打ち上げ前)
