セブン・イレブンはファミリーマート(全家便利商店)と並ぶ台湾コンビニ界の双璧である。台北駅舎内のワンフロアーに4店舗も出店しているように,比較的狭い空間を活用しているのが特徴である。その場合にはネーミングもセブンイレブン・エクスプレスといい,MRT駅(地下)などに入居していることが多い。台湾民主紀念館(旧中正紀念堂)に近いセブン・イレブンに隠しカメラが入ったので,「本邦初?公開!台湾のセブン・イレブンの店内はこれだ!」をお送りする。これができるのも,「防犯カメラがない」「商品棚が高く,レジからは見えない」など撮影環境?が整っているからだ。【2008/8/24(日) 午前 10:08】 |
セブン・イレブンの外観

この店はビルの1階に入り,外観はどこといって変わりはないが,「City Cafe」というロゴが目に付く。店内でコーヒーが飲めるというわけだ。コンビニにイスとテーブルを設け,そこで買ったものを食べたり飲んだりできるのは台湾や韓国では常識である。日本ではミニ・ストップだけがそれを行っているが,アジアの流れは台湾や韓国が主流である。日本のコンビニが進んでいると思ったら大間違いである。商品のネーミングには日本語も見られる。日本ブームがずっと続いている台湾だけに,日本商品信仰があるので,地元生産であっても日本語のネーミングで商品を作ることは多い。値段に関しては,ドリンクに限れば,アルコールもソフトドリンクも日本の半額ほどだ。日本で飲まれているもの,あるいは同等品は手に入る。ただし,よく内容を確かめないと,お茶にシュガーが入っていたり,ことドリンクに関しては甘いものが多いので気をつけたい。ペットボトルや缶物が冷蔵ケースに入り,扉を開けて取り出すという方式にはなっていないのが日本との違いだ。出店の際に金をかける余裕がないものと思える(防犯カメラがないのも同じ)。暑い国だけにドリンク系は日本のコンビニ以上に充実しているので,台北歩きはコンビニ抜きには語れない。 |
調味料系・・・中国素材が多い

スナック系・・・台湾でも若者はポテチをよく食べる

健康ドリンク・サプリメント系・・・漢方の入ったものも少なくない

ドリンク系・・・キティやアートもある

ドリンク売り場はこのような感じ・・・ドリンク系商品棚の面積は日本のコンビニより大きいと思える
