国内唯一のそごう~クアラルンプール22
▼アジアの諸都市には日本の百貨店が多数進出している。伊勢丹や高島屋,大丸などはとくに店舗数が多い。またそごうも数では負けていないが,クアラルンプールには1店舗しかない。日本の百貨店というとアジアでは受けがよく,地元っ子にもあこがれの店である。ここで買えば,偽物はなく,質のよいものが買えるという信仰があるようだ。確かに街は偽物であふれているので,本物が欲しい人には百貨店で買うしかないわけだ。百貨店ならどこでもいいわけだが,アジアでは欧米の百貨店が積極的に進出してくるわけはないだろうから,必然的に日本の百貨店が最上級デパートメントストアーになるわけだ。日本の百貨店で買うことがステータスで,買える層は上流階級ということになる。クアラルンプールそごうの値段はチェックしていないが,台北三越の値段は日本と変わらないか,少し安いくらいだった。物価水準を考えると,超高級品を扱っていることになる。クアラルンプールでも台北価格とそれほどの差はなく,やはり超高級品を扱っていることになるのだろう。【2010/1/2(土) 午後 3:51】 |
↓クアラルンプールそごう

たまたま,そごうに入ったら,1F特設売場で靴やカバン,衣料品などのバーゲンセールを行っていた。普段は高級で買えない品物もバーゲンではかなり安くなっているようで,一般庶民にも買えなくはない価格まで落として売っているようだった。いつまでも高飛車な売り方では,客の絶対数が増えるわけはないのだから,どんどんバーゲンでもやって顧客を増やすのは当たり前だ。そごうの地下には飲食店が数店入っていて,マクドもあるので,休憩するならこのへんだ。案外,休めるようなスペースは店内に取っていない。 |
↓1階特設会場

このそごうはインド人街やマレー人街に近いので,隣接するLRTスター線バンダラヤ駅を利用すれば便利である。バンダラヤ駅からそごうに行く場合にはわかりやすいが,そごうからバンダラヤ駅に行くにはたいへんわかりづらい。トゥンク・アブドゥル・ラーマン通りからそごうに入って(階段を数段上がる北東口から),左奥(まっすぐ進み,突き当りを左折して直進)に,案内表示はないが,外に出られるドアがあり,そこを出ると,右に数段の階段がある。そこを上れば,道路をまたぐ歩道橋になっていて,直進すればバンダラヤ駅に行き着く。 |
↓LRTスター線バンダラヤ駅

- 関連記事
-
-
ニョニャ料理を食べる~クアラルンプール27 2010/06/13
-
リトル・インディア北部を歩く~クアラルンプール26 2010/03/14
-
リトル・インディア南部を歩く~クアラルンプール25 2010/03/07
-
ムルデカ広場~クアラルンプール24 2010/01/22
-
スコールはいつも突然~クアラルンプール23 2010/01/13
-
国内唯一のそごう~クアラルンプール22 2010/01/02
-
電脳市場~クラアルンプール21 2009/11/07
-
アイス・カチャンを食する~クアラルンプール20 2009/10/30
-
セントラルマーケット~クアラルンプール19 2009/10/16
-
イスラム寺院~クアラルンプール18 2009/10/12
-
市内巡りにもっとも便利なKLモノレール2~クアラルンプール17 2009/09/27
-
Last Modified :