官也街のスイーツ探索~マカオ17
▼官也街の街並みを抜けたところの左側に公園がある。その手前にあるテイクアウトの甘味屋で,美味しそうなスイーツがあったので買ってみた。パタカの小銭を少しでも使い切らなければならないので,細かいパタカを寄せ集め,買えるだけの物になってしまった。パタカはマカオだけに流通する通貨で,香港ドルとほぼ等価で流通する。マカオでは香港ドルも普通に使えるし,パタカだけを使っても,両者を混ぜて使ってもよい。しかし,パタカは香港や中国本土では一切使えないので,お釣りでもらったパタカは頻繁に使っていかなければ,損をする。【2009/11/8(日) 午後 2:14】 |
↓官也街の裏手の公園

買ったのは「莫義記燕窩大菜糕」というういろうのような菓子と「マンゴージュース」だ。疲れた時,暑い時には,甘くて冷えたスイーツがよい。香港やマカオのマンゴーはフィリピン系のマンゴーのようだ。台湾のアップルマンゴーのようなねっとりや甘さはあまりないようだ。日本でも安売りされるのはフィリピンマンゴーなので,香港やマカオで食べたり飲んだりすることもないのだが,スイーツではトッピングも楽しみなので,マンゴースイーツに惹かれてしまう。この辺りは官也街の南端で,公園の目の前にマカオ料理の有名店「ガロ」が見える。「ガロ」はガイドブックにも載る有名店だが,開店したばかりで人影はない。公園では小学校低学年くらいの女の子たちがシャボン玉で遊んでいる。日本では外の公園で遊ぶ小学生の姿をほとんど見かけなくなったが,マカオではまだこんな光景に出会えるのだ。側道に入っていくと,人通りはぱったりと途絶え,ポルトガルと中国が融合した古い民家が立ち並び,少し前までの賑やかなフードストリートからタイムスリップしたようだ。20世紀初頭といわれても十分に通じる街並みだ。ときどき家の外で井戸端会議や食事をしている光景に出合う。本来のタイパ島はこんな感じなのだろうが,近年は高層住宅が立ち並び,マカオ半島部のベットタウン化が進んでいるようだ。 |
↓「莫義記燕窩大菜糕」

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