広々カフェ「CASALUNA」で和む~バリ島9
▼ウブドのラヤ・ウブド通りをサレン・アグン宮殿から西に歩くこと3~4分,小さな川に接して,カフェ「CASALUNA」がある。この辺では老舗で,欧米人に人気のある店だ。アジアンテイストの店ではなく,バリらしさを残しながら,内装はヨーロッパ調である。それに合わせて料理もインドネシアからコンチネンタルまで揃っている。街中にあるので,けっして景色がよいというわけではないが,外との間に壁も窓もなく,外気を思う存分感じられる空間だ。ウブド散策では,短い間隔で水分補給が必要になる。水筒に水を入れて歩くのもよいが,カフェでも200円もあればドリンクが飲めるので,休憩も兼ねて,水分が欲しければカフェに飛び込むのが得策といえる。さて,「CASALUNA」の2階の窓際に座った(ラヤ・ウブド通りに面した入口のあるのが2階相当部分で,階段を下りていくと1階相当部分となる)。窓際といっても窓はない。手すりだけがあり,隣の建物との間に小さな川が流れていて,ちょっとした渓谷だ。西向きだが,陽は当たらないが,壁がないので十分に明るい。中途半端な時間なので,店内には数人の客がいるだけだが,逆にのんびりできていい。これが夜になれば,結構混むだろう。【2012/1/8(日) 午後 9:51】 |
↓ラヤ・ウブド通りに面した「CASALUNA」の入口

メニューにはバリには珍しくスイカジュースがあった。バリにもスイカがあり,朝食のフルーツとしては定番だが,日本と同じように生食が主で,ジュースにすることはないようだ。台湾などでは生食はもちろんジュースも盛んなのだが。スイカの甘さは日本や台湾ほど期待しないほうがよい。お腹もすいたのでシナモンロールも注文してみた。熱帯でスイーツというのはどうかと思ったが,けっして味は悪くはない。日本の夏であれば,冷房の効いた涼しいところでスイーツを食べるだろうが,バリ,とくにウブドの飲食店では,冷房の効いた密閉された空間はあまりないといってよい。スタバなど一部のカフェでは完全冷房があるのだが,それではバリの雰囲気はまったく出ないことになる。多くは外気温と同じ気温の屋根ありの店内で飲食をすることになるのである。とはいっても日本の夏の暑さを想像してもらっては困る。気持ち悪いと思える日本の酷暑とはまったく異なる,程よい暑さのバリの方がすこぶる心地よく,逆に食欲も旺盛になるのである。 |
↓バリでは珍しいスイカジュース

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