2006年10月
快適!国立中央博物館~ソウル22
category - ソウル
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29この博物館は見る人に優しい。まず料金であるが,大人(19歳以上)2000ウォンである(「でっかいゾ!国立中央博物館」のURL参照)。日本の国立博物館が500円くらい徴収する中で,リーズナブルな設定をしている(ソウルと東京の物価は円安の影響であまり差がない)。と同時に無料の日も設定されている。次に各展示室はもちろんのこと,広い休憩所が数箇所あり,全部あわせると数百人が休憩できるほどの余裕がある。ゆったりしているからか,かなり寛いでしまっている人もいて,博物館という堅いイメージを受けない。また,館内全体が広いこともあり,かなり人が入っても混雑している印象は受けない。この時は,夏休みということもあり,小学生~高校生が非常に多かったが,小学生からお年寄りまで,入場者の年齢層は広く,どの層もまんべんなく来ている印象を受けた。土器に始まり,韓国の歴史的美術品が凝縮されているが,お国柄,書や青磁などの磁器が多い。撮影の禁止されているものはなく,数十枚撮影してきたが,著作権の関係で見せることができない。数といい,質といい,国立博物館の名に恥じない1級品揃いだった。韓国や台湾といえば,百貨店やショッピングセンターに必ずといっていいほどフードコートが入っているが,ここにもしっかりとフードコートがあった。展示室は飲食禁止でも,腹が減っては何とやらで,お国柄か人が集まるところに必ず作ってしまうから,立派なもの。この博物館は南山の南側にある。南山の向こう(北側)が明洞や鐘路などのあるソウルの中心である。【2006/10/29(日)午前10:43】 |
↓休憩室
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でっかいゾ!国立中央博物館~ソウル21
category - ソウル
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28地下鉄4号線ニ村(イチョン)駅を降りて徒歩5分のところに,2005年秋にオープンした国立中央博物館がある。昨年12月にソウルの京東市場で会った40代のご夫婦から「年末(2005年)までは無料開放だ」と聞いたが,そのときは行く時間がなかった。ようやく今年の夏に行くことができ,念願を果たした。以前は景福宮(キョンボックン)内にあった旧朝鮮総督府の建物を使っていたが,政府の方針で壊されたので,近くで仮住まいをしていたが,ようやく米軍基地跡地のニ村の地に移転することになった。国の威信をかけて作っただけあって,豪華な造りと広さを持っている。広さに関していえば世界で6番目の広さを持つ博物館になった(それと比較すると,日本の東京国立博物館などはものすごく陳腐に見える。国の威信をかけて作る気なんてさらさらないようだ。)。建物は3階建てで,エントランスは1~3階の吹き抜けで,各展示室はかなりゆとりを持って造られており,車椅子だろうがベビーカーだろうが数十台が入ってもまだ余裕がある広さである。日本ではあまり浸透していないが,フラッシュさえ使わなければ写真はすべてOKの撮り放題で,美術品をカメラに納めている人がたくさん見られた(よってミュージアムショップでは絵葉書は売られていない。)。時間に限りがあったので,かなり急いで見て回ったが,それでも2時間近くかかってしまった。時間をかければ1日ではとても見切れないと思う。國立中央博物館→http://www.museum.go.kr/jap/【2006/10/28(土)午後7:23】 |
↓鳥瞰図
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ジンベエザメの海1~本島北部2
category - 本島北部
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24といっても屋内の話。名護の西側・本部町にある沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館の東洋一の大水槽では,ジンベエザメやマンタが悠々と泳ぎ,人間が海の中にいるような錯覚になる。ここは「黒潮の海」と名づけられたアクリルパネルの水槽である(写真1番目)。アクリルパネルを何枚も貼り合わせ,高い水圧に耐えうる水槽ができたおかげで,水族館の水槽の巨大化が進んでいる。この水族館は大阪の海遊館や三重県の鳥羽水族館をしのぐ大水槽が売り物で,入場料1800円を払ってもぜひ見ておきたい水族館である(写真2番目・3番目も同施設)。那覇からだと車で1時間半くらいかかる。近くにはパイナップルパークやハブとマングースを戦わせる場所があったが,後者は戦い自体が禁止になってしまい,今は当時のビデオが見られるだけである。【2006/10/24(火) 午後 9:18】 |
↓沖縄美ら海水族館の大水槽
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庶民の味方・晴光市場~台北39
category - 台北
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22なんとも長閑でこじんまりした市場である。晴光市場はMRTだと民権西路駅から東に300mくらい進み,中山北路にぶつかったら道路の東側を北に進路を変えて200mくらいにある。通りから一本入るので静かな佇まいの市場である。あまりに長閑過ぎて,時間が止まったような空気である。売っているものは縁日にはほど遠く,実用的な雑貨や食品が多く,近所の人のショッピング街で,日本にも時折見かけるような小さなアーケード街である。食料品といえば,鶏が解体されて,足付きで売られているのは生々しい。時折,通路から丸見え状態でエステを行っているところに出くわすこともある。とにかく台北の人々の普段の生活が垣間見える市場である。【2006/10/22(日) 午後 0:21】 |
↓晴光市場南側入口
東側に突っ切ると,万国旗が飾られた歩行者用の通りに出るが,ここは昼でこそ人はまばらだが,夜は雙城街夜市(スワンツェンチェイエスー)に変身する。規模は小さいが。あらゆる屋台やショップが集まり,かなり地元民向きのローカル夜市となる。まさにB級グルメの宝庫である。 |
↓東側の歩行者用通り
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ゲーセン一番人気はバスケ?~台北38
category - 台北
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22台湾でもゲームセンターには若者が多い。ほとんどが日本のゲームセンターをそっくり持っていったもので,オリジナルはほとんどない。とくにクレーンゲームは年齢を問わずプレイされていて,ぬいぐるみやキーホルダーなどを景品としているのは日本と変わらない。一方,年齢層を10代~20代の男性と限定すると,バスケットゲームの人気が俄然高い(写真4番目)。なぜバスケットゲームが盛んなのかは定かではないが,どこのゲームセンターにもゲーム機が置かれていて,若者がせっせと励んでいるのをよく目にする。台北は広い公園が少なく,あったとしても,お年寄りが太極拳か剣術をやっている程度で,ジョギングなどはみかけない。暑いところなので,運動を屋外で長時間行うということは無理なのだろうから,手軽に運動できるということで人気があるのだと推測する。しかし,バスケットボールをひたすら投げ続けることは運動になるような気はするが,歩行はきわめて少ないので,腕や背中・腹筋を使う程度の運動にすぎず,自分は運動をしているのだ!と自分に言い聞かせるor自分を納得させる,エクササイズの意義を持っているのだろう。夜市で台湾の若者と並んで汗をかくのもいいかもしれない。ぜひお試しあれ!【2006/10/22(日) 午前 10:53】 |
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