漢方化粧品のメッカ～ソウル１９

ソウル

10 /14 2006

日本にも韓国化粧品の進出が相次いでいる。「ミーシャ（MISSHA)」「ザ・フェイス・ショップ（THE FACE SHOP）」など知らない人にはまったく聞きなれないだろうが，韓国の大手化粧品メーカーである。韓国の化粧品は食と同様に漢方の考え方があるので，自然の恵みを使ったものが多く，肌には優しい。一番人気はやはり高麗人参を使った化粧品で，値段もそこそこだが，日本で売られている高麗人参入りの化粧品よりははるかに安い。明洞にはコスメショップが林立し，大量買いする人も多い。購入金額によってはおまけもつくので（パフなどたい香港資本の『ワトソンズ』，したものではない），ちょっとは嬉しい。観光案内所で配られているフリーペーパーには，必ずといっていいほど，5～30％割引のクーポンがついているので使わない手はない。昨年からヨーグルトブームなので，ヨーグルトパックが人気である。パックは１つ300ウォンから売られているので，バラマキ土産には最適である。ありとあらゆるものがパックになっていて，見ているだけでも面白い。韓国コスメ戦争は年々激化している。もともと安く売るために工場から直接取り寄せていたが，最近では大物スター（例えば「ザ・フェイス・ショップ」のクォン・サンウ）をＣＭに使い，広告費が高騰しているという話である。これで化粧品本体の値段が上がってしまっては本末転倒である。【2006/10/14(土)午後5:18】

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