道東
12月1日の釧路はいい天気,しかし寒い~道東7
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2017/
12/
02最東端の街根室~道東6
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2017/
04/
29秋の和商市場~道東5
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2017/
04/
01釧路の「和商市場」は,JR釧路駅からすぐそばにある。地元の人も買いに来るが,観光資源として名高く,ツアーコースにも入っているので,観光客の姿が目立つ。市場の中身だが,釧路は漁港があるので,海産物の店舗が圧倒的に多く,とくに秋はさんまをはじめ,秋鮭などの水揚げが盛んになるので,市場には活気がある。観光市場とは言っても,東京で買うよりははるかに安く,たくさん買うとおまけしてくれたり,値引いてくれたりしてくれる。ただし,本州以遠へ送る場合は,もともと送料が高いうえに,クール便にしなければならず,商品と合わせるとかなりの額になることは覚悟しなければならない。結局東京で買うのと同じくらいになってしまうこともあるが,それは土産ということで納得しなければならないだろう。市場の雰囲気を体験する料金が入っていると思えばよい。【2017/4/1(土) 午後 4:30】 |
↓「和商市場」
花咲線の車窓から~道東4
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2010/
12/
29花咲(はなさき)線とは,根室本線のうちの釧路・根室間(135.4km)の愛称である。愛称というほど,地元住民に使われている路線ではない。高校生とお年寄りだけが使う鉄道になってしまっていることは全国のローカル線共通だ。北海道観光の盛んな夏でさえ,ツアーであれば貸切バス、個人であればレンタカーが主流になってしまっていて,鉄道旅行をする人は減る一方であるから,年間を通してこの路線が混雑することはけっしてないだろう。 |
花咲線に初冬に乗ってみた。根室から釧路まで2時間20分ほどかかる。それでも,駅が少ないせいか,都心の私鉄などよりははるかにスピードは速い。実は往路の釧路から根室まではこの路線を利用しようとしたが,釧路駅発車10分前に震度4の地震が起こり,運休してしまったので,急遽バスに振り替えたので,復路だけの利用となったのだ。地震の多い北海道の太平洋側ではたまたま起こることらしい。出発地の根室は,北海道の最東端に位置する人口3万ほどの水産業の街だ。東京などと違って,家が絶え間なく続くことはなく,街の端では忽然と家がなくなり,その先は原野となる。北海道各地に共通した景色である。根室を出た気動車(電車ではない)が最初に停車する東根室という無人駅は,日本最東端の駅である。今まで最北端(稚内駅),最西端(沖縄都市モノレール那覇空港駅),最南端(沖縄都市モノレール赤嶺駅)にも行っているので,東西南北を制覇している。次の停車駅は花咲駅である。花咲ガニの水揚げでも有名な花咲港とは少しどころかずいぶんと離れている。根室市内から花咲港に行くには1時間に1本のバスかタクシーしかない。この辺りは馬の放牧も行われいるので,車窓からも見える。その後は家もめったになく,林や原野の中を線路だけが果てしなく続く。根室からは10人ほどが乗車したが,いつのまにか乗客は2人になり,運転士とあわせても3人の,典型的な赤字ローカル線の風情になった。【2010/12/29(水) 午前 10:59】 |
↓根室市街・・・右側が北,左側は南方向(クリックで拡大)
やがてカキで有名な厚岸湖にさしかかる。湖畔にはシベリアからやってきたであろう白鳥が羽を休めていた。外は日中とはいえ5℃もないのに,寒くないのだろうか?厚岸を過ぎると,雲がどんよりしてきて,薄日が見えるものの,夕方のような景色になってきた。釧路が近づくと,原野が途切れ,農家が見え始めるとともに,収穫の終わった畑作地が見え,何かホッとする気分になる。慣れない景色を見るのもいいが,2時間も続くといささか退屈であるが,そうはいってもオフシーズンの北海道もたまにはいいものである。 |
↓厚岸湖の白鳥(画面右下クリックで拡大)
旧釧路川沿いの夜景~道東3
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2006/
11/
21釧路は夏の間,霧が発生しやすく,気温の低い日が続く。小さい頃よく釧路に行ったものだが,夏に行くと決まって,曇りがちで湿度の高い日が多かったし,先日道東地方で津波警報が発令されたように,地震が多いので,震度5の地震に遭遇したこともある。秋から冬には一転して,カラカラの天気のいい日が多い。雪は少なく,単に寒いだけである。今頃は観光シーズンではないので訪れる人も少ない。駅から北大通を1km以上南下すると幣舞(ぬさまい)橋にぶつかる。その袂には,釧路フィッシャーマンズワーフ「MOO」という屋内商業施設が建っている。手前のドームは熱帯植物園になっていて,真冬でも熱帯樹が茂っている。奥には土産屋などの観光施設が入っていて,釧路空港行きバスの始発となっている。ここの夜景は手前の旧釧路川の水面に映った光が反射して,けっこう絵になる。また,すぐ横の幣舞橋は,現在が5代目の,1世紀以上の歴史を誇る橋で,東京など本州の都市部の一般的な橋よりもはるかに歴史がある。ここの橋の夜景も霧がかかったようにぼんやりした明かりが妙に映えて美しい。撮影日時は2006年11月21日午後9時過ぎ。【2006/11/21(火) 午後 10:21】 |
↓釧路フィッシャーマンズワーフ「MOO」