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伝統ハワイ食が食べられるフードコート~オアフ島27
category - ハワイ
2016/
09/
19アラモアナ・センターのマカイマーケット(フードコート)はありとあらゆる世界のB級グルメが味わえるところだ。ここでは,ハワイの素材を使った現地の人が食べるものが盛り合わせになったプレートも人気が高い,というより旅行ガイドブックに載っているので,一度は注文する料理だ。ハワイに行って現地料理を食べない手はない。ローカルフーズが食べられる店『ポイ・ボウル』で伝統料理を味わってみた。【2016/9/19(月) 午後 3:18】 |
↓マカイマーケットのフードコート
一つ一つ紹介すると,左上から時計回りに,まずは『ロミロミ・サーモン』…サイコロ状に切ったサーモンやトマトのほか,オニオンなどにソルトやレモン汁を加えてマリネにしたさっぱり味のサラダ風アペタイザー。さっぱりしていて,この6種類の中ではいちばん美味しいかも。「ロミロミ」とは,ハワイ語で揉みほぐすという意味。『カルア・ピッグ』…ルアウと呼ばれるハワイの祝宴の席に欠かせないメインディッシュ。豚をまるごとバナナの葉やティーリーフでくるみ,地中に掘った穴(イム)で蒸し焼きにする料理。脂っぽさはなくなっているので一見蒸し鶏といった感じだ。『ハウピア』…甘さ控えめのココナッツプリン。ココナッツミルクにシュガーを加え,コーンスターチなどで固めたもの。ココナッツの味は濃厚。スーパーなどではインスタントのハウピアも売られている。『ラウラウ』…豚肉や鶏肉をタロイモの葉とティーリーフで包んで蒸し焼きにしたもの。タロイモの葉はホウレンソウに似た味で甘みがある。カルア・ピッグと似ていないわけではない。『チキン・ロング・ライス』…太目の春雨と鶏肉,ネギを煮込んだ具だくさんスープだが,汁はあまり入っていない。味付けはソルトのみ。最後にプレートからはみ出た『ポイ』…タロイモの根を潰し,水を加え蒸してペースト状にしたハワイの主食。とろっと糊状で無味に近い。少し発酵させてあるのでほのかに酸味がある。ミネラルやビタミンが豊富で栄養価は高いので,ハワイでいちばんの健康食品かもしれない。ということで最近見直されてきているらしい。 以上6品の伝統ハワイ料理がプレートランチで食べられる(ただし,ロミサーモンとチキンロングライスは移民時代を迎えてからハワイに入ってきた食材なので,厳密には伝統ハワイ料理とはいえない)。ちなみに値段は7.95ドル。こうしたハワイアンフードは,特別な催しだけでなく,日常生活の中にしっかりと根づいている食事で,原材料を見てもわりあいヘルシーだ。ハワイというとけっこうメタボな人が多いが,これはアメリカ本土から入ってきたハンバーガーやコーラ,ステーキなどカロリーのきわめて高いものを大量に摂ることによるものだと思われる。もともと,熱帯に暮らすと,体温と気温の差があまりないので,新陳代謝がなく,それほど食べなくとも,カロリー過多で太る傾向があるのだ。ただし,ハワイ伝統の食べものは日本人の口には,慣れないと美味しくは感じられないのが素直な感想である。 |
↓ハワイ伝統料理プレート
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